秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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青森県と北海道南が観光キャンペーンを実施

2019-06-25 04:41:47 | 日記
 青森県と北海道南、JRが協力し、7月から観光キャンペーンを実施することとなった。

 青森県と北海道南は海を隔て、一定の距離がある。例えば、青森-函館はフェリーでは110㌔、北海道新幹線では150㌔ほどである。自治体によっては、もっと近いケースがあるが、直結する交通網は数少ない。大間-函館は50㌔ほどで、所用時間90分であるが、1日に2往復しか、フェリーは運航されてはいない。

 青森県と北海道南が交流するのは、決して悪いことではないが、距離が遠すぎる。岡山-高松や下関-北九州との交流とは異なり、通勤圏ではない。テレビやラジオ放送もほぼ別物であり、流れている情報の内容も異なる。青森県の北部、今別町や大間町などでは北海道のテレビ放送を受信できるものの、例外的である。

 青森-函館の鉄道での移動は新幹線しかなく、運賃が7,300円ほどであり、高いといわざるを得ない。割引切符も発売はされているものの、それでも5,000円以上はするだろう。同区間ではフェリーが運航されていて、本数は多いが、所用時間が4時間近くかかる。青森、函館のフェリー乗場は中心部から遠く、便利な場所とはいえない。特に青森はバスの利便性が悪い。

 青森県側は県が先頭に立って、取り組むが、北海道南側は北海道渡島振興局が先頭に立つ。道南側は道の出先機関であり、一段落ちるといわざるを得ない。その分、函館市がバックアップすることが予想される。

 青函交流は修学旅行などでは人の行き来が活発ではあるものの、民間レベルではそう活発とまではいえない。道路が直結していないので、クルマでの移動ができないことも大きい。フェリーに搭載すれば、積込料金が高く、利用しにくい。

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