秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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大都市圏の鉄道新線建設は必要

2022-01-10 04:28:37 | 日記
 首都圏など人口が多い大都市圏では鉄道網がかなり充実している。大都市圏において、鉄道を利用する場合、時刻表を確認するケースはまれであり、それだけ運行本数が多く、利便性が高い。待ち時間が短いことで、時間の有効活用にもつながり、生活のレベルも向上する。

 首都圏など人口が多い地区でも、鉄道が走行していない場所がある。人口集積度が高く、商業施設など高い集客が見込まれる施設が多数ある場合、鉄道新線の整備は必要である。クルマ利用に過度に依存した社会では、道路の渋滞や環境負荷を増大させ、ひいては経済的時間の損失が大きくなる。

 比較的最近だと、日暮里・舎人ライナーのように鉄道とは縁のなかった地区に軌道系交通を建設することで、大きな需要を呼び込み、同ライナーの経営はコロナ渦前まで黒字経営を続けていた。これにより、バスのダイヤが再編され、バスの本数は減少したことで、道路の渋滞緩和にもつながり、クルマ、人それぞれ移動時間の短縮につながった。

 鉄道の利点は安全に安価で大量輸送が可能であり、時間に正確であることである。バスだと鉄道よりも安全性に劣り、大量輸送はできない。さらに渋滞に巻き込まれる可能性もあり、移動時間が読めない。

 大都市圏は小さい面積の割に、人口が集積している。それは鉄道整備において、適切な環境である。乗車率が高ければ、鉄道事業者はJR線よりも安価な運賃を設定することが多く、利用者側としても、安価に移動できるメリットが生じる。

 鉄道路線が整備されることで、新たに駅が開設され、駅周辺が開発され、定住人口が増加することは確実である。商業施設や公共施設などが整備されることで、街がにぎわい、人の集客、回遊性が高まることで、街が元気になる。経済の好循環にもつながり、ファッショナブルな都市空間を形成される可能性が高い。