八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

八幡南ロータリークラブ例会

2013年04月24日 12時15分19秒 | 日々是神明奉仕

こんにちはO出仕です。

今日は雨が降ったり止んだりの空模様です。

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先週の木曜日にホテルクラウンパレス北九州で行われた、八幡南ロータリークラブ例会での、当神社の宮司による卓話の様子をお伝えします。

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題は「古事記・日本書紀について」

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『古事記』と『日本書紀』は、ほぼ同じ時代に編纂された書物ですが、その二つの書物の違いは何であるか、また地元九州の歴史の話が主な内容です。

『日本書紀』は対外的に編纂された書物で、当時の中国大陸・朝鮮半島の人にでも読めるように書かれているのですが、『古事記』は国内向けに書かれた書物であるので、外国の人には読めない、等の説明を皆様真剣に聴かれていました。

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また今年は九州成立1300周年にあたる年なのだそうです。

どういう事かというと、『続日本紀』に大隅の国の名前が現れるのが713年で、この時をもって正式な書物に九州の九国すべてが出そろうのです。

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実は今年は九州の1300周年という節目だったのです。

神職は日本の古典や、地域の歴史について良く知っておかねばなりません。

私も勉強させていただきました。

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卓話終了後も、皆さん熱心に質問されていました。

さて、その日のテキストとして使用された、当神社所蔵の『古事記』をみせていただきました。

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こちらがその写真です。江戸時代後期の写本だそうです。

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こちらは「岡田宮」と記載されている部分です。やはり歴史を感じますね。

これから勉強もさぼらずに進めて行かなければなりません。

すべきことが山積みですが頑張ります。