こんにちはO出仕です。
今日は雨が降ったり止んだりの空模様です。
先週の木曜日にホテルクラウンパレス北九州で行われた、八幡南ロータリークラブ例会での、当神社の宮司による卓話の様子をお伝えします。
題は「古事記・日本書紀について」
『古事記』と『日本書紀』は、ほぼ同じ時代に編纂された書物ですが、その二つの書物の違いは何であるか、また地元九州の歴史の話が主な内容です。
『日本書紀』は対外的に編纂された書物で、当時の中国大陸・朝鮮半島の人にでも読めるように書かれているのですが、『古事記』は国内向けに書かれた書物であるので、外国の人には読めない、等の説明を皆様真剣に聴かれていました。
また今年は九州成立1300周年にあたる年なのだそうです。
どういう事かというと、『続日本紀』に大隅の国の名前が現れるのが713年で、この時をもって正式な書物に九州の九国すべてが出そろうのです。
実は今年は九州の1300周年という節目だったのです。
神職は日本の古典や、地域の歴史について良く知っておかねばなりません。
私も勉強させていただきました。
卓話終了後も、皆さん熱心に質問されていました。
さて、その日のテキストとして使用された、当神社所蔵の『古事記』をみせていただきました。
こちらがその写真です。江戸時代後期の写本だそうです。
こちらは「岡田宮」と記載されている部分です。やはり歴史を感じますね。
これから勉強もさぼらずに進めて行かなければなりません。
すべきことが山積みですが頑張ります。