日々

穏やかな日々を

医師の「目」で宇宙を体験 金井飛行士寄稿

2018年04月09日 21時21分49秒 | 教育
医師の「目」で宇宙を体験 金井飛行士寄稿
2018年4月9日 (月)配信読売新聞

 みなさん、こんにちは。JAXA宇宙飛行士の金井宣茂です。
 昨年12月から、地球の上空、約400キロメートルの軌道を飛行している「国際宇宙ステーション」で、長期宇宙滞在ミッションを行っています。わたしはもともと、海上自衛隊で医官として勤務をしていましたので、医師の観点から宇宙での生活についてご紹介したいと思います。

「宇宙酔い」や「体液シフト」
 さて、何といっても、宇宙生活に特有なのが微小重力の環境です。ロケットで打ち上がった直後には、上下の感覚が混乱して気持ち悪くなる「宇宙酔い」という症状が出ます。その程度については人さまざまで、乗り物酔いをしやすい性質のわたしでしたが、酔い止め薬の内服をきちんとしていたおかげか、食欲が落ちることもなく、初日から元気に過ごすことができました。
 また、重力がなくなることで、地上では相対的に下半身に多く集まっていた血液などの体液が、上半身にも均等に分布するようになることで起こる「体液シフト」という現象も出てきます。これは、地上で逆立ちをしたときのように頭に血がのぼって、顔がむくんだり、鼻が詰まったり、頭痛や頭重感が続いたりするものです。
 自分で体感するまでは、どれほど不快な症状なんだろうかと心配でしたが、実際に宇宙で生活を始めてみると、しゃべるときにやや鼻声になるのと、顔がふっくらしたほかには、ほとんど気になることはありません。むしろ顔のシワが伸びて若返ったように見えたり、地上にいたときに比べて体液分布が減ったせいで足が細くなったりと、地上にいる家族や知人からうらやましがられるくらいです。
スーパーヒーロー気分!
 宇宙環境に慣れるまでの体調の変化は、事前に心配していたほど辛いものではなかったというのが、正直な感想です。むしろ、フワフワと体が浮く状態は実に楽しいもので、水中を自在に動き回る魚にでもなったようです。宙返りなどのアクロバットをすればオリンピックの体操選手レベルですし、壁を蹴って空中を飛んで移動すればスーパーヒーロー気分!近い将来に宇宙旅行が現実化したならば、みなさんも、ぜひ1回はこの感覚を経験するべきだと強くお勧めします。
頼りになる「フライトサージャン」
 「でも、宇宙旅行なんて何だか心配」という方もおられると思いますが、医学や健康管理の面では、筑波宇宙センターをはじめ、各国の管制センターに「フライトサージャン(航空宇宙医師)」というお医者さんが勤務していて、さまざまな問題に対応してくれています。
 たとえば「宇宙酔い」などの体調不良に対する内服処方を出してくれたり、わたしのミッション期間中では毎週面談をして困ったことがないか相談に乗ってくれたりしています。
 先日は、宇宙服を着て宇宙ステーションの外に出て「船外活動」を行う機会がありました。動きづらい宇宙服で休みなく6時間近く作業を続けるのは訓練を受けた宇宙飛行士にとっても過酷なものですが、心電図などさまざまなデータをリアルタイムでモニターしながら管制室の中からサポートしてくれる「フライトサージャン」の存在は、とても頼りになるものでした。
 さて、宇宙飛行が終わったあとには、重力のある地上での生活に慣れるため、この「フライトサージャン」の指導によるリハビリが待っています。宇宙生活で骨や筋肉が弱くなりがちなことに関しては、軌道上で毎日2時間以上の体力トレーニングを行うことで予防することができますが、微小重力環境で失われたバランス感覚を取り戻すには、宇宙飛行のあとに特別なリハビリを行う必要があるのです。
病気予防に知見を活用
 こういった宇宙飛行に関するさまざまな医学・健康管理の上での取り組みは、将来の宇宙旅行に役立つことになるのはもちろんですが、現在の地上での疾病予防や、特殊な病気の原因究明、病気やケガからの回復のためのリハビリなどにも活用することが期待されています。
 わたしのミッションも残すところ2か月ほど。地上に帰還するまでに、もっと色々な知見を得ることができるように、宇宙生活を思う存分に体験してきたいと思います。
<金井宣茂(かない・のりしげ)>
海上自衛隊の医官を経て、2009年に宇宙飛行士候補に選ばれた。ISSに昨年12月から長期滞在しており、今年6月に帰還予定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

救命の女性看護師「なぜ」 宝塚市長は土俵立てず

2018年04月09日 21時17分38秒 | 運動スポーツ
救命の女性看護師「なぜ」 宝塚市長は土俵立てず
2018年4月9日 (月)配信共同通信社

 京都府舞鶴市での大相撲春巡業で倒れた市長に救命措置をした看護師の女性が、土俵から下りるよう場内放送で促された問題で、女性が「人命救助をしているのに、なぜそういうことを言うのか」との趣旨の発言をしていたことが6日、一緒に救助した市職員への取材で分かった。
 一方、兵庫県宝塚市で6日に開かれた巡業では中川智子(なかがわ・ともこ)市長(70)が土俵脇の台上からあいさつし「市長でありながら、女性という理由で、土俵の上でできないのは悔しく、つらい」と述べた。中川市長は土俵上でのあいさつを希望したが、日本相撲協会側が断っていた。
 舞鶴市市民文化環境部の飯尾雅信(いいお・まさのぶ)部長によると、多々見良三(たたみ・りょうぞう)市長(67)が倒れた直後、客席から女性が上がり「看護師です。心臓マッサージができます」と話した。飯尾部長らがネクタイを緩めたり、シャツのボタンを外したりして、女性が心臓マッサージを始めた。
 その後、自動体外式除細動器(AED)を持った救急救命士に交代。この間、複数回にわたって「女性は土俵から下りてください」というアナウンスが流れ、女性が疑問の声を漏らしたという。
 大相撲舞鶴場所実行委員会によると、女性は「当たり前のことをしただけ」と話した。土俵上で女性に対して下りるよう腕を振る動作をした日本相撲協会関係者もいた。
 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今回(舞鶴巡業で)起きたことと、女性を土俵に上げる、上げないは別の問題。女性を差別していることでは絶対にない。協会はスタンスを変えるつもりはない」と、伝統の継承の観点から断ったと説明した。
 中川市長のあいさつは約3分半で「時代はどんどん変わり、女性首相も現れるかもしれない。伝統を守りながら、変えるべきは変えていく。相撲協会に考えてもらいたい」と呼び掛け、会場からは拍手が起こった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

淀川キリスト教病院:ホスピスで思い出食 串カツ、エビフライ、ちらしずし 幸せの記憶、聞き取り 大阪

2018年04月09日 21時08分13秒 | 地域
淀川キリスト教病院:ホスピスで思い出食 串カツ、エビフライ、ちらしずし 幸せの記憶、聞き取り 大阪
2018年4月9日 (月)配信毎日新聞社

 日本のホスピスの草分け的存在である淀川キリスト教病院(大阪市東淀川区)のホスピス病棟が、毎週土曜に特別な夕食を提供している。入院する末期がんの人たちからの「リクエスト食」。管理栄養士らが一人一人から忘れられない味や料理を前日に聞き取り、ベッドに届ける。たくさんの思い出が詰まった夕食に立ち会った。【山田麻未】
 3月半ばの夜、野山晴生(はるお)さん(66)が待っていたのは串カツ定食だ。
 「梅田、ミナミ、天満、付き合いでよう飲みに行ったり食べたりしました。串カツはどの店に行ってもだいたいはずれがないね」
 ホタテにエビ、イカ、豚、タマネギ……。別添えの器で出されたソースにどぼんっと串を漬けてかぶりついた。
 大阪で生まれ、高卒でデザインの学校に通った後、さまざまな商売をした。30代で空調設備の会社を起こす。
 「大学出た人に対抗できるいうたら体力や技術しかないでしょ。上行こうと思ったらあきらめんことやね」
 支えてくれた従業員は7人いた。
 「ただ一緒にやる仲間がおって、楽しくて、みんな飯食えて、お金もそこそこもうけて。それが一番。誰が今月なんぼもうけたとかそんなん関係なし。みんなでね、分かち合ういうたらおかしいけど、それの方が同じお酒飲んでもおいしいやないですか」
 55歳の時、前立腺がんと分かる。通院しながら仕事を続けたが病気は待ってくれない。
 「会社を大きくするとか、夢はそのとき全部捨てました」
 約30年続けた会社をたたんで仲間と別れた。
 病気でできないことが増えていっても自分らしく過ごしてほしい。病院はそんな思いでホスピス病棟を開設した2年後の1986年、希望を募る食事をスタート。2012年から現在の形でリクエスト食を提供している。スタッフは料理の希望を聞き取る時間を大切にしている。夫とのデートで食べたエビフライ、手作りして子どもたちに食べさせた郷土のちらしずし……。大切な人たちとの思い出、その人が過ごしてきたかけがえのない時間に触れることができる。
 野山さんは昨年末に倒れて病院に運ばれた。三日三晩、意識がない状態から持ち直してホスピスに入った。
 「なんぼ分かっとっても逝くのはやっぱり不安やないですか」
 自分と向き合う中で土曜の夕食は一番の楽しみになった。
 「いまは覚悟を決めてるいうたらおかしいけど、いつ逝ってもええよ、そういう気持ちです。ええ格好でいうてるんやないです」
 「ソースは二度漬けせんかった?」。看護師からそう声をかけられ、笑った。いろんなものを食べてきたけれど、やっぱり串カツはうまい。
 「余計元気が出て、ええんですか。そればっか心配してんねん」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受動喫煙対策に黄信号 働き方改革の審議優先 会期内成立危うく

2018年04月09日 21時05分25秒 | タバコ
受動喫煙対策に黄信号 働き方改革の審議優先 会期内成立危うく
2018年4月9日 (月)配信共同通信社

 政府、与党内で6日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案について、会期延長がなければ今国会成立は困難との見方が広がった。衆院厚生労働委員会で、この日国会に提出した働き方改革関連法案の審議を優先する方向で調整に入ったためだ。働き方法案は6月20日の会期末まで与野党の激しい攻防が予想されており、健康増進法改正案の審議時間は十分に確保できない見通しだ。
 政府は「望まない受動喫煙のない社会を実現する」として、2020年東京五輪・パラリンピック開催前の同年4月の全面施行を目指し、今年3月に健康増進法改正案を国会提出した。成立が遅れた場合でも施行時期は変えない方針で、施設の類型や場所に応じて1年から2年弱としている周知や準備の期間を短縮する可能性がある。
 健康増進法改正案には罰則があり、学校や病院、行政機関の屋内は完全禁煙に、職場となる事務所や飲食店、ホテルは原則屋内禁煙とする。ただ飲食店には例外規定があり、客席面積が100平方メートル以下の既存店は「喫煙可」などと店頭に表示すれば喫煙専用室がなくても喫煙を認めている。
 政府、与党は衆院厚労委で既に議論している生活保護法などの改正案を4月下旬までに可決、衆院を通過させた後、働き方法案の審議を始めたい考え。しかし野党は対決姿勢を強めており、5月にずれ込む可能性もある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症予防で共同研究 契約締結 AI活用、実証実験へ

2018年04月09日 21時03分24秒 | 地域
認知症予防で共同研究 契約締結 AI活用、実証実験へ
2018年4月9日 (月)配信山陰中央新報

 島根大医学部(出雲市塩冶町)が、認知症の予防・改善プログラムの開発を目的に、統計解析会社ERISA(エリサ)(松江市北陵町)と、認知症グループホーム運営国内最大手「メディカル・ケア・サービス」(さいたま市)と共同研究契約を締結した。開発中の人工知能(AI)を用いた認知症の早期発見プログラムを使って実証実験を重ね、2019年秋ごろの実用化を目指す。
 実証実験は、6月から1年間、同大医学部などで実施する予定。認知症ではない人を対象に、早期発見プログラムを使って兆候がないか診断する。認知症の兆候が見られる人については、予防・改善プログラムも受けてもらい、効果を検証する。
 メディカル・ケア・サービスは実証実験に協力するほか、完成した予防・改善プログラムを、運営する国内外のグループホームで提供する。
 同大医学部であった会見には並河徹島根大医学部長、メディカル・ケア・サービスの山本教雄社長、エリサの河原八郎社長らが出席。並河医学部長は「認知症の克服に向け、全力で取り組みたい」と意欲を語った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島根県西部で震度5強 大田、出雲両市で5人けが 陸自が支援活動開始

2018年04月09日 20時58分51秒 | 地域
島根県西部で震度5強 大田、出雲両市で5人けが 陸自が支援活動開始
2018年4月9日 (月)配信共同通信社

 9日午前1時32分ごろ、島根県西部で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は同県西部で、震源の深さは12キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・1と推定される。今後1週間程度は、同規模かさらに大きな地震が発生する可能性もあり、注意が必要となる。県によると、大田市で4人、出雲市で1人の計5人がけがをした。
 政府は官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置。給水が困難な状況になっている地域があり、県の要請を受けた陸上自衛隊は部隊を派遣、支援活動を始めた。
 大田市では震度5強を観測し、気象庁の推定では震度6弱程度の揺れが起きたところもあった。また、同県の複数の自治体で震度5弱を観測したほか、鳥取、岡山、広島、愛媛の各県でも震度4を観測した。近畿から中国、四国の広い範囲で震度3の揺れがあった。
 この地震の後、震度1~4の地震を20回以上観測した。島根県では、震源から10~20キロ離れた地域で1963年、M5・1の地震の2時間後にM5・0の地震が発生するなど、大きな地震が続発した事例がある。
 大田市では、男性(17)が自宅のベッドですべって転倒し負傷するなど計4人がけが。約1100戸が断水し、約50戸が停電したほか、一部の建物や道路でひび割れなどを確認。一時、100人以上が避難した。同市にある世界遺産の石見銀山遺跡では、一部見学を規制し、被害状況の確認にあたった。
 出雲市でも、70代女性がベッドから転落、足を負傷した。
 JR西日本によると、特急やくもや特急スーパーおきなどが運休。中国電力によると、松江市の島根原発では異常は確認されていない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7年ぶりに町内で小中学校が再開 福島県浪江町で入学式

2018年04月09日 16時35分28秒 | 教育
7年ぶりに町内で小中学校が再開 福島県浪江町で入学式
2018年4月6日 (金)配信朝日新聞

 昨春、原発事故に伴う避難指示が帰還困難区域を除いて解除された福島県浪江町で6日、7年ぶりに町内で小中学校が再開した。この日の入学式には、児童・生徒10人が参加。町民登録の小中学生約1200人の1%に満たないが、ふるさとの学舎(まなびや)での学校生活に期待を膨らませた。
 新設された学校は「なみえ創成小・中学校」。東京電力福島第一原発から北約8キロの旧浪江東中の校舎を約15億円かけて改修した。
 この日の開校式で、馬場有町長は「震災と原発事故から7年。子どもたちの生きる力と夢を育み、地域の未来を切り開く学校を開校します」と宣言した。新小1年の遠藤姫惟さん(6)は「テストで100点を取ります」と意気込んだ。
 一方、東京都内など各地の小学校でも6日、入学式が開かれた。(三浦英之)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護16時間以上夜勤73% 17年医労連調査

2018年04月09日 16時32分03秒 | 介護福祉高齢者
介護16時間以上夜勤73% 17年医労連調査
2018年4月6日 (金)配信共同通信社

 全国の介護施設の73%が、夜勤で16時間以上勤務する2交代制シフトを取っていることが、日本医療労働組合連合会の調査で分かった。連合会は「過去5年間の調査結果を通しても、改善の傾向は見られない」として、月ごとの夜勤回数の上限設定や一人勤務の見直しを求めている。
 調査は165施設の2017年の実績を基に集計した。介護施設の夜勤は、8時間シフトで夜間に交代がある3交代と、1回16時間前後働く2交代に大きく分けられる。2交代の場合、夕方ごろから翌朝まで交代なしで働く。
 2交代シフトを導入する施設の職員のうち、夜勤が月平均4・5回以上の人は全体で43%。過去5年間で最多だった。平均回数は特別養護老人ホームで4・4回、グループホーム(GH)では5・2回だった。
 また、GHや小規模多機能型居宅介護はすべての職場で2交代夜勤で、1人体制だった。連合会は「1人夜勤では仮眠、休憩がほとんど取れない状況に置かれる」として改善を求めている。
 看護職向けの国の指針では、夜勤は月8回以内(2交代だと月4回以内に相当)としているが、介護職には1カ月の夜勤の回数に規制はない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性上がった土俵で倒れた市長「くも膜下出血」

2018年04月09日 16時29分08秒 | 運動スポーツ
女性上がった土俵で倒れた市長「くも膜下出血」
2018年4月6日 (金)配信読売新聞

 京都府舞鶴市で4日に行われた大相撲の春巡業で倒れた多々見良三市長について、市は5日、市長はくも膜下出血で、約1か月の入院が必要なことを明らかにした。
 市長は病院搬送後に手術を受け、容体は安定しているという。堤茂副市長が6日から職務代理者を務める。
 この問題では、市長の応急処置のため土俵に上がった女性に対し土俵から下りるよう場内アナウンスが流され、日本相撲協会の八角理事長が「不適切な対応だった」として謝罪している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「断らない病院」4年連続日本一 神戸・中央市民病院

2018年04月09日 16時26分48秒 | 地域
「断らない病院」4年連続日本一 神戸・中央市民病院
2018年4月6日 (金)配信神戸新聞

 医療機関の救命救急体制に関する厚生労働省の2017年度評価で、神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区港島南町2)が、4年連続で全国1位になった。「断らない救急医療」の理念を掲げ、どんな患者も分け隔てなく処置をする姿勢が認められた。
 厚労省は全国284施設について、1年間に受け入れた重症患者や専従医師の数など計37項目を点数化。同病院は救命救急センターの医師20人以上が重症患者を扱う3次救急に加え、比較的症状の軽い1次、2次にも対応し、唯一満点となる101点を獲得した。
 病気の種類や症状を問わず処置する同病院の取り組みは「ER型救急医療」と呼ばれ、初期診療やトリアージ(治療の優先度判定)を経て各診療科につなぐ。16年度に救急車で搬送された患者は約9700人で、市消防局の要請分に占める割合は約99%に上った。
 救急患者は高齢化で増加傾向だが、同病院は17年11月に隣接する先端医療センター病院(60床)との統合でベッドを768床に増床して体制を強化。有吉孝一センター長(52)は「今後も病院全体でセーフティーネットを機能させたい」としている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域医療維持へ広島大が医師派遣

2018年04月09日 16時24分21秒 | 地域
地域医療維持へ広島大が医師派遣
2018年4月6日 (金)配信中国新聞

 尾道市の島しょ部などの医療を支える因島総合病院(因島土生町)に今月、広島大からの非常勤医師が赴任した。同病院は岡山大の関連病院で、約100年の歴史で同大関連ではない医師が派遣されるのは珍しい。リウマチ治療などの充実を目指す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「福井健康推進枠」卒業生が知事表敬

2018年04月09日 16時23分03秒 | 地域
「福井健康推進枠」卒業生が知事表敬
2018年4月6日 (金)配信福井新聞

 県内の医師確保を目的に、県が奨学金を貸与する福井大医学部の推薦入試枠「福井健康推進枠」の第4期卒業生11人と同大の上田孝典副学長が3月27日、県庁を訪れ、西川一誠知事と懇談した。卒業生は、6年間の支援への感謝と、県内で地域医療に携わる抱負を語った。
 県と同大が2009年度に設けた福井健康推進枠は、在学中の6年間、奨学金を貸与する。卒業後に県内の指定医療機関で9年間勤務すると、返還を全額免除する。卒業生を代表して、兵庫県出身の宮崎悠人さん(24)=福井市=が「福井にお世話になった分、より一層地域医療に貢献できるように頑張りたい」と意気込みを語った=写真。西川知事は「(勤務先の)それぞれの病院に特色がある。大いに勉強し、将来に役立ててほしい」と話した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寄付講座:健康推進へ 信大+東大+軽井沢町、医療・法律面で連携 /長野

2018年04月09日 12時55分20秒 | 行政
寄付講座:健康推進へ 信大+東大+軽井沢町、医療・法律面で連携 /長野
2018年4月6日 (金)配信毎日新聞社

 軽井沢町と信州大社会基盤研究センター、東京大先端科学技術研究センターは今年度、医療・法律面の地域課題解決に向けて連携して研究をする寄付講座「軽井沢医療安全法学―健康推進地域を目指して」を開設した。昨年6月に3者が結んだ包括的連携協定の第1弾で、医学・法学系の教員らが参加する。
 講座は2022年度までの5年間で、町が総額2億5000万円を支出する。町立国保軽井沢病院と町内の施設を拠点にする。
 医学系は、高血圧や腎臓病が専門の藤田敏郎・信大特別特任教授(東大名誉教授)を中心に、医師の助教や研究支援員を置く。藤田氏は軽井沢病院名誉院長にも就任。病院には助教の医師2人が常駐し、診療も行う。
 法学系は、知的財産法が専門の玉井克哉・信大経法学部教授(東大先端研教授)が中心となり、弁護士や研究員が加わる予定。
 2日に開いた記者会見で、藤田氏は「住民の健康寿命を延ばすのが大切。生活習慣の改善を図り、町が全国の健康モデル都市になれば」と語った。藤巻進町長は「町は別荘住民や観光客も多い。医師確保が厳しい中、医療体制を万全にしていきたい」と期待した。
 医療安全法学について、玉井教授は「例えば個人情報の解析で患者の役に立ち、医者にもプラスになるよう、法律面からバックアップしたい」と述べた。【武田博仁】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

労働局長、国会招致を決定 過労自殺、遺族が公表同意

2018年04月09日 12時52分35秒 | 行政
労働局長、国会招致を決定 過労自殺、遺族が公表同意
2018年4月6日 (金)配信共同通信社

 衆院厚生労働委員会は5日、理事懇談会を開き、報道機関への「是正勧告」発言をした東京労働局の勝田智明(かつだ・ともあき)局長を6日午前に同委員会へ招致することを決めた。ただ、陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題を巡って野党側は反発を強めており、立憲民主党など一部野党が理事懇談会を欠席。6日に勝田局長に対する質疑が開かれるかは不透明だ。
 また、裁量労働制の違法適用で東京労働局が特別指導した野村不動産の社員が過労自殺した問題を巡り、遺族が5日、東京労働局に過労自殺の公表に同意するとのファクスを送ったことが判明。
 野党は同日午後、国会内で合同ヒアリングを開き厚労省に説明を求めた。土屋喜久(つちや・よしひさ)審議官は東京労働局が同日昼にファクスを受け取ったことは認めたが「大切な文書で丁寧に対応しなければならない」と述べるにとどまり、過労自殺の有無は明言を避けた。
 同日の参院厚労委で事実関係を問われた加藤勝信厚労相は「ファクスが来ているのは承知しているが、確認した上で答弁したい」とした。
 東京労働局は昨年12月、野村不動産を特別指導したと発表、政府も裁量制乱用の取り締まり事例として挙げていた。だが、今年3月、男性社員が過労自殺していたことが労働基準監督署の調査のきっかけとなったとみられることが発覚。野党は「特別指導の運用が恣意(しい)的だ」と批判を強めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の花

2018年04月09日 07時37分35秒 | 草花
今朝も寒いね。
桜草がかわいいね、目が覚めます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン