7時45分、起床。
バタートースト、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
本日の『舞いあがれ!』。いよいよ最終週である。仕事の面では「空飛ぶ飛行機」だが、私的な面では貴司のスランプ(短歌が作れなくなった)と悠人と久留実の結婚であろう。貴司がパリの八木(又吉直樹)のアパートを訪ねる。せめてパリの街の映像くらい出してほしかった。しょぼいな(笑)。貴司のスランプは深刻である。生活と芸術。幸福と創造。家庭と孤独。こうした二律背反的なはざまでのスランプは一般的なものだろう。一方に太宰治のような破滅型の作家がおり、他方に庄野潤三のような安定型(?)の作家もいる。貴司が前者になる(もう舞のところには帰らない)ことはないであろうが、どうやって家庭という場所に再着地するのであろうか。残り回数は少ないが、ドラマの中の時間幅はありそうだから、なんとかなる(なんとする)でしょう。
「心配ないですよ、朝ドラですからね」
昨日のブログを書いてアップする。
注文しておいたリクライニングチェアが届く。壊れたマッサージチェアーを撤去した後の場所に設置する。組み立てる過程をチャイが興味深々で見ていた。
さっそくチャイが乗る。新しもの好きで、高いとこ好きである。
1時半頃、家を出る。近所の桜並木はまだ見頃を保っている。
今日はこれから同僚の先生とお茶をする約束がある。
彼女は明後日(29日)日本を立つのだが、今日と明日で荷造りやしばらく留守にする家の掃除もしなくてはならない。というわけで、私が彼女の地元に出向いて送別のカフェをすることになった。
学芸大学駅(東京学芸大学はとっくの昔に小金井に移転してしまったが、お隣の「都立大学駅」同様、駅名はそのまま残っている)の周辺では私は「平均律」というカフェがお気に入りなのだが、残念ながら月曜・火曜は定休日である。
彼女の案内で「ロ・スパッツィオ」というピザハウスに入る。
昼食がまだの私はマルガリータとコーヒーを注文(彼女にもピザを一切れおすそ分け)。
彼女はこの店の名物だというティラミスとカフェラテを注文した。
猫ですね。
店には1時間ほど滞在した。「お忙しいでしょうから、ではここで」と言うと、「もう一軒、カフェにお付き合いください」と彼女が言うので、付いていく。「マッターホーン」だった。ここは地元では有名な老舗のケーキ屋さん。イートインもできる。
私はクリームソーダ、彼女はストロベリーフラッペ。
彼女は一年間のイギリスでの生活に大いに期待している。早稲田大学に着任してから目の回るほど忙しい日々が続いた。人生の半ばであるいま、生活の設計を見直さなくてはならないと彼女は切実に感じている。そのための一年間にしたいと考えている。「大久保先生はどんな一年にされたいですか?」と彼女から聞かれた。私と彼女とはちょうど二回り年が離れている。人生の時期(段階)が全然違うから、彼女が考えているような仕事が生活時間の大きな割合を占める生活は考えていない。せいぜい25%くらいだろうか。仕事、家庭、社交、そして孤独(一人の時間)、これら生活時間の4次元のバランスを考えて生活していくこと。そのためには心身の健康を一定レベルに維持しないとならないが、あちこち不具合が生じているので、通院という生活時間も必要不可欠である。
店には小一時間ほど滞在した。
どうぞお元気で。彼女とは駅前で別れた・・・はずだったのだが、私が「マッターホーン」にバッグを置き忘れて来たことに改札に入る前に気づき、一緒に店まで戻り、お店の前で別れた。
蒲田に帰ってきて、4時半に予約しておいた整骨院へ行く。
今日も一日花曇りであった。
明後日は青空が戻ってきそうだが、それまで桜の方がもってくれるかな。
ただいま、チャイ。抱っこして散歩(家の周りをうろうろするだけだから、5分くらいのものである)。
夕食はシシャモ、椎茸のバター炒め、アスパラのベーコン巻き、味噌汁、ごはん。
もう冬ドラは終わってしまった(録画したものも観終わった)。テレビを点けたらやっていた特番(アニメ主題歌のイントロ当てクイズのようなもの)を食事をしながら観た。
お土産にいただいた「マッターホーン」のケーキを食べる。
サバランである。自分で選んだ。洋酒入りのシロップがたっぷり沁み込んだ生地、これが好きなんですね。
『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をタイムフリーで聴きながら、今日撮った写真の整理。
風呂に入る前に詰将棋を解いていたら思わぬ難問に遭遇。えらく時間がかかった。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
2時、就寝。