フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月25日(月) 晴れ

2019-03-27 11:50:56 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

10時に家を出て(のつもりであったが、間際にもたもたして出遅れる)、大学へ。今日は卒業式だ。

まず大学院の社会学コースの学位記授与式に出る。運営主任の田辺先生が祝辞を述べている。

それから文化構想学部現代人間論系の学位記授与式へ。

運営主任の小塩先生の祝辞。卒業後の3つの心得について。第一に、未来に希望をもつこと。第二に、自分に投資をすること。第三に・・・何だったかな?(同僚の先生と話をしていて聴き洩らした)。私なら、第三に、家族の時間、仕事の時間、社交の時間、一人の時間のバランスをとること、というだろう。 

みんな小塩先生の話に聞き入っている。36館382教室。

学生はゼミごとにまとまって座っている。私のゼミの学生たちにゼミ論集を渡す。とりあえず「一人一言」の頁に目を通す者が多い。

 

学位記(卒業証書)もゼミごとに教員から手渡す。アイウエオ順なので最初は恵さん。

学位記

早稲田大学文化構想学部現代人間論系

〇〇恵

本大学学則により所定の課程を修め、本大学を卒業したので学士(文学)の学位を授与する。

2019年3月19日

早稲田大学総長 田中愛治 

普通は「以下同文」ですますところだが、たいした人数ではないので全員省略せずに読みあげて手渡した。(写真は後日全員にお渡しします)

記念撮影をしよう。

教壇のとろこで。

私も入って。

教室の後ろの窓辺で。

教室の外でも撮る。

渡り廊下で(社会構築論系の森田先生に撮っていただいた)。

 

 36号館前の広場で(渡り廊下から撮影)。 

恵、桃子、千瑛、実季、詩帆、佑太、陽菜、真悟、映、あかり、鈴奈、麻帆、美文、幸歩、幸、卒業おめでとう。愛衣と塁は9月卒業(予定)。いつかまた会う日までさようなら。みんどうぞ健康第一で。

この街を離れんとして春の風 たかじ

  

 1時15分から会合を1つ。

2時に卒業生のユウタ君(論系ゼミ4期生、ゼミ長)が研究室にやってくる。

彼は大手のデータ通信会社に就職し仙台の支社で5年間働いたが、今度、考えることあって、退職し、東京の企業に転職した。新しい職場で働くのは4月1日からで、いまは学生時代以来の「春休み」を味わっているところ。

「D-Style Tokyo」のケーキを買って来てくれた。さっそく紅茶を煎れる。

 

先日購入したばかりの清水直子さん作の急須を初めて使う。鳥獣戯画ならぬ猫猫戯画だ。

彼がケーキを手土産に持ってくるとは思っていなかったので、2時半に「カフェゴト―」を予約しておいた。ケーキの梯子といきましょう。 

 

 卒業式の日の「カフェゴト―」は予約をせずに入ることは難しい。

 

タルトタタンと木苺とクリームのタルトをハーフ&ハーフで。ドリンクは私はアップルティー、ユウタ君はブレンドコーヒー。

仙台での5年間を語り、これからのライフプランを語るユウタ君。

私も多少アドバイスめいたことを話す。とりあえず一日一日をきちんと振り返りながら生活することが大切。 そのためには日記をつけるのが有効です。彼は私のアドバイスに素直に従い、この後、「ロフト」で4月始まりのほぼ日手帳(オリジナル)を購入した、

「春休み」も残りわずか。一人でのんびり過ごすのもよし、誰かと会うのもよし、です。

春服や会いたき人に会いに行く たかじ

新しい生活が落ち着いた頃にまた会いましょう。

研究室に戻り、雑用を片付けていると、小腹が空いて来た。やはりケーキ2個では昼食としては不十分だ。

「タビビトの木」に行く。

テーブル席も空いていたが、一人なのでカウンター席に座る。

コーヒーとクロックマダムを注文。

6時前に大学を出る。「文禄堂」で、浅井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(中央公論新社)を購入。「平成」を生きる6人の若者の物語(連作短編)。電車の中でさっそく最初の物語(看護師の白井由里子の物語)を読む。

夕食はアスパラガスのベーコン巻、シューマイ、味噌汁、ご飯。

付け合せは椎茸とプチトマトのソテー。 

まだ3月は6日間残っているが、教師である私の2018年度(平成30年度)は今日の卒業式をもって終わった。残りの6日間はこの1年間を振り返る日々だ。

2時半、就寝。 

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