７時半、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
９時半に家を出て大学へ。第２・第３水曜日は会議日である。
地下鉄の駅を降りてキャンパスへ向かう道で幼稚園児たち（？）と一緒になる。将来の日本を背負う子供たちだ。君たちが大人になる頃、どんな世の中になっていることだろう。並んで歩きながら、そんなことを思う。
１０時４０分から学位委員会。今秋から新たに出ることになった会議だ。細部に注意を払いながら、淡々と、テキパキと、、会議は進行していく。１２時過ぎに終了。
昼食を食べに出る。
「たかはし」へ行く。カキフライがメニューに出ているが、すぐになくなってしまうので、これを食べるためには開店（１１時半）と同時くらいに来ないとダメである。
豚肉生姜焼き定食を注文。
定食の王道である。ご飯がすすむ君だが、ご飯は軽めでお願いする。
食後のコーヒーは左斜め向かいの「ぷらんたん」で。
梁がむき出しの二階席に上がる。
３０分ほどの時間を過ごす。
演習で読むテキストに目を通す。
一文の社会学専修の卒業生のタエさん（映像製作会社勤務）からチラシが送られてきた。
「Tokyo Docsという、ドキュメンタリーの国際制作を推進する取り組みに参加していまして、プレイベントとして、来週土曜上智大学で、来月日比谷でドキュメンタリーの上映会&トークイベントを開催します。若い人にぜひ来て頂きたいと思うのです」とのこと。
詳しい情報は→こちら
とりあえず今週の土曜日に上智大学で開かれるプレイベントは入場無料とのことです。
４時半から現代人間論系の教室会議。「教室会議」というのは教室で（会議室ではなく）やる会議という意味ではなくて、「現代人間論系の専任スタッフで行う会議」という意味の大学用語。今日は珍しく議題が少なく、３０分ほどで終了。
６時過ぎに卒業生のメグミさん（論系ゼミ５期生）が仕事終わりに研究室にやってくる。来年の３月に挙式することになり、その報告と当日の祝辞の依頼にわざわざやってきてくれたのである。
「私、ちゃんと笑えているでしょうか？」と彼女が聞くので、「どういうこと？」と聞き返すと、「写真を撮るとき笑顔を作るのが苦手なんです」という。「そうなの？ ほら、ちゃんと笑えていますよ」とカメラのモニターを見せる。そんなことで悩んでいるとは思えない笑顔である。もっとも「作り笑顔」というのはたしかに嘘っぽいわけで、そのことを気にしだすと気になるものかもしれない。だから私なんかはポートレイトを撮るときには「笑わなくていいですから」とあえて注文したりするわけだが、子供のころから「チーズ的笑顔」に慣れてしまっていると、笑顔で素顔を隠さないと落ち着かない気分になる人もいる。
では、食事に行きましょう。
最初、「すぎうら」に行ったのだが、定休日でないのに閉まっていた。臨時休業の張り紙もない。どうしたのでしょう。
それではということで中華料理の「北京」に行く。ハーフサイズで注文できるメニューが豊富で、あれこれ食べたいときによい。しかもどれも平均以上の美味しさで、外れということがない。
中華サラダ。
青椒肉絲（ハーフサイズ）。
木耳肉（卵とキクラゲと豚肉の甘辛炒め）。
麻婆豆腐（ハーフサイズ）。
肉団子（ハーフサイズ）。これが本日一番美味しかった料理。
小龍包。
これだけ食べて２人でちょうど4000円というのは安い（アルコールを注文しないからということもあるが）。
お腹はいっぱいであったが、「カフェゴトー」にお茶をしに行く。
２人ともアイスココアを注文。飲むスイーツである。
彼女は前回（８月）私と会ってから、思い立ってジムでの筋トレを始めたそうだ。週3ペースで通っているというからすごい。ちゃんとトレーナーについて筋トレをしているそうで、ウェディングドレスの試着に行ったとき、筋肉がたくましいので驚かれたそうである（なのでこれからは痩身の方にも取り組まないといけなくなった）。
すでに一緒に暮らしている彼と取っ組み合いのケンカになったりすると彼女が方が勝つそうである。「嘘でしょ。彼が手を抜いているんでしょ」と私が言うと、「いえ、本当なんです」という。ためしに彼女と腕相撲をしてみた。組み合った瞬間に普通の女の子でないことはわかった。文字通り筋金入りなのだ。勝負はさすがに私が勝ったけれど、それは私が多少腕相撲の駆け引きに長じているからで、彼と取っ組み合いのケンカをすると彼女が勝つというのは嘘ではなさそうだ。でも、勝ち負け以前に、取っ組み合いのケンカって凄いな（笑）。私は結婚して３５年になるが、そんなことは一度もなかったぞ。
１０時過ぎに帰宅。
風呂から出て、録画しておいた『獣になれない私たち』の初回を観る。たぶん、今秋一番のドラマになるのではないかと思う。
２時半、就寝。
