フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月28日(木) 晴れ

2018-06-29 13:54:10 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

松本の「シェ・モモ」で買った3本のコンフィチュールの最後の一瓶を開ける。いちごとカシスとラズベリー。

昼から大学へ。

3限は大学院の演習。

3限と4限の間の休み時間に昼食(おにぎり2個。鮭と昆布)。食べ終わる前にゼミ論指導の学生がやってきて冷たいお茶の差し入れをいただく。

4限はゼミ論指導。前半はIMさん。彼女はお菓子の小売店に就職したのだが、その名前は私も知っている。蒲田西口駅前の商店街にも出店しているからだ。いいですね、街のお菓子屋さん。スイーツが売り物(?)のゼミの学生に相応しい(笑)。

ゼミ論指導の後半はOMさん。ゼミ論のタイトルはよくありそうなものだが、話を聞いてみると、彼女の本当の関心は、もっと抽象的で大きなものであることがわかった。ゼミ論集16頁では収まるものではないかもしれないが、果敢にそれを正面から取り組んでみるともよいのではないかとアドバイスした。未熟なものになるだろうことは予想できる。しかし、未熟でよいではないか。論文にまとめやすからという理由でもっともらしいテーマに取り組むよりもずっとよい。 

5限は講義「日常生活の社会学」。

講義を終えて、研究室に戻る途中、中庭の上の空の雲がきれいだったので、写真に撮っていたら・・・

突然どこからか2機のUFOが現れて、すぐまたどこかに飛んで行った。

私のこの星での仕事もそろそろ終わりかもしれない。

今日は2人の卒業生が仕事終わりに研究室にやってきた。卒業して3か月のゼミ8期生のナナコさん(右)とレイナさん(左)である。8期生が(卒業後に)このブログに登場するのは初めてである。

「フィールドノート」の世界へようこそ!(笑)

「3ヵ月はあっという間でした」と二人は口を揃えて言う。「でも、学生時代は昔のことのように感じます」と言うレイナさんに対して、「私はそういう感じはありません」とナナコさん。それには理由があって、ナナコさんは国立大学の職員になってあいかわらずキャンパスの中で働いているからである。半分、青い(笑)。

路地の上の空の低い所に大きな月が出ていた。

 

 「すぎうら」に行く。最近は卒業生を連れてここに来ることが増えた(以前は「五郎八」だった)。

たいてい一番奥のテーブル席に案内される。

私はフライ盛り合わせ定食、ナナコさんは天ぷら定食、レイナさんは天丼を注文。それからお刺身の盛り合わせを二皿注文した。

フライは海老、ヒレ、キスをチョイス。

天ぷら盛り合わせ。

天丼。確かレイナさんはゼミ論編集の作業のあとに「五郎八」に行ったときも天丼を注文していた。天丼がお好きなんですね。

お刺身盛り合わせ。それぞれの定食以外にお刺身盛り合わせを注文するのは、ゼミ合宿のときのお刺身の舟盛りの記憶があるからかもしれない。

今日は学生時代には聞けなかった二人のプライベートな話を聞けた。

ナナコさんの話のキーワードは「7」。

「26歳になったら・・・」 レイナさんの人生設計の話も大変に興味深かった。

お店の閉店の時間(9時半)まで歓談した。 

ナナコさんはもうすぐ大学の夏休みだが、職員さんは学生とは違うから普通に出勤するのだろうが、それでも学期中よりはのんびりするのだろう(そうでもないのかしら)。レイナさんは週末から本社のあるインドでの2週間の研修が待っている。 どうぞ飲み水にはくれぐれも気を付けてね。

10時半、帰宅。

風呂を浴びてから、サッカーW杯日本対ポーランドを観戦。0-1で敗れはしたが、フェアプレーポイントの差で日本が決勝トーナメントへの進出を決めた。自陣でボールを回しながら終了時刻を待つ日本チーム。こんな戦い方はW杯予選リーグならではのことであり、日本チームにとって初めてのことである。NHKのコロンビア対セネガル戦をチラチラ見ながらの長い長いアディショナルタイムの3分間であった。

3時、就寝。


6月27日(水) 晴れ

2018-06-29 01:51:01 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

梅雨の中休みが続いている。あくまでも中休みであって、梅雨が明けたわけではない。しかし、週間予報を見ると、来週一週間も雨マークは出ていない。中休みにしては長すぎる気がする。もしこのまま梅雨が明けると、空(から)梅雨ということになるだろう。それは後々、水不足という問題につながる。雨はしかるべきときにほどほどに降ってもらわないと。

午後、昼食を食べに出る。

町会の掲示板に女塚神社のお祭りやラジオ体操の予告が出ている。今年も夏がやってくる。

今日も真夏日だが、風が強い。上空もそうなのだろう。

昼食は下丸子の「喜楽亭」に食べに行く。旧目蒲線の昔のタイプのカラーを使った新型車両がホームで待っていた。

「喜楽亭」には月1ペースで来ている。前回来たのは5月30日だった。ご主人も私のことを月末に来る客として認識しているようである。

いつものチキンカツ定食を注文。私の前に来ていて客もチキンカツ定食を食べていた。一番の人気メニューであるようだ。

料理が出来るのを待つ間、下丸子駅で入手した『SALUS(サルース)』7月号(東急沿線情報誌)を読む。「沿線散歩」は「蒲田」が取り上げられている。

9つの店が紹介されている。

蕎麦「浅野屋」、スペインバル「Flowers & Spanish Sonrisa」、洋食「キッチン直樹」、お茶とお菓子「まやんち」、ベトナム料理「ミ・レイ」、ホットケーキ「シビタス」、インド・ネパール料理「シャングリーラ」、鳥からあげ「うえ山」、台湾屋台料理「喜来樂」。

いいラインナップだ。

ネットでも読めます。→ こちら

料理が運ばれてきた。

いつものようにご主人と世間話をしながら食べる。下丸子駅のツバメが昨日、巣立ちしたそうだ。

蒲田に戻って、床屋に行く。散髪は2カ月に1回のペースだ。前回は4月25日だったが、その日も「喜楽亭」に行っている(下丸子駅のツバメが抱卵していた)。 

ご主人と世間話をしながら散髪をしてもらっていたら、途中で眠ってしまった。「これでよろしいですか」とカットの具合を尋ねられて目を覚ましたが、「はい、けっこうです」と答えたら、髪を櫛で梳かして「はい、お疲れ様でした」と言われたので驚いた。まだ洗髪も髭剃りもしていないからだ。もしかして寝ていて気付かなかったのかと、アゴを手で撫でてみたが、やはり剃刀を当てた形跡はない。「あの、洗髪と髭剃りがまだですよね」と言ったら、ご主人は「あっ」といって、「すみません。お客さんはいつもフルコースでしたよね」と言った。どうやらカットのみ(1000円)だと勘違いされたようである。私はカットのみのコースがあることを知らなかったので、この暑さでご主人がぼけてしまったのかと思った(笑)。

喫茶店「リオ」のシャッターが下りている。今日は定休日なのだろうか。もしかして閉店しまったのか。ネット(食べログ)で調べたが、定休日の情報がなく、どちらかはわからない。

夕食は妻の希望で近所の鯛ラーメンの店「狐狸丸」で。

私はつけそば(淡麗)、妻はまぜそばを注文。

 

先日、妻が「狐狸丸」の前でアリとキリギリスの石井正則がレポートをしている場面に出くわした。「ほう、鯛ラーメンですか」とテレビカメラに向かって語っていたそうだ。たぶんそれは『ぶらり途中下車の旅』ではないかと思ったが、お店の人に尋ねたらところ、やはりそうであった。でも、何線の途中下車なのだろう。蒲田にはJR京浜東北線、東急多摩川線と池上線が通っている。店員さんはよくわからない。するとカウンターで食べていた女性客が間髪を入れず「池上線です」と言った。どうやらその番組(6月23日に放送されたそうだ)を見てこの店に来た客だったようだ。

われわれが店を出たとき、「あった、ここだ」と言って、若者3人連れが店に入っていた。彼らも番組を見て来た客たちだ。TVの宣伝効果はかくのごとし。

放送内容は → こちら

3時、就寝。