goo blog サービス終了のお知らせ 

フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月14日(月) 曇りのち小雨

2016-11-18 21:24:55 | Weblog

8時、起床。

炊き込みご飯、味噌汁、サラダの朝食。

午後、散歩に出る。近所に更地が出現した。更地になる前、建っていたのはどんな家で、どなたが住んでいたか思い出せない。向う三軒両隣+αくらは認識しているが、ブロックが違うととたんに怪しくなる。

昼食を「吉岡家」でとることにする。今日は蕎麦の気分だ。

野菜天+ざる(大盛り)を注文。

今日は息子さんが厨房に出ていた。ご主人(私の保育園時代の同級生)の姿は見えなかった。もしかして引退か?

そういうつもりで食べたせいもあるだろうが、蕎麦も野菜天もいつものものとは違う感じがした。

郵便局に行って3つの学会の年会費を振り込んでから、「あるす」に寄る。営業中の看板は出ていないが、入り口の戸が少し開いているのが営業中の印である。

中に入っていくと、奥様が「さきほど先生が店の前を通るのが見えました」とおっしゃる。よかった、郵便局で用事を済ませて、そのまま帰らなくて。

モカを注文。

いつものように茶菓子を出してくる。

あんずをチョコレートでコーティングしたもの。

さて、そろそろ引き上げようかと思った頃、ご夫妻が庭で成った柿の実をお土産にさしあげるという。

ご主人が高ばさみで馴れた手つきで柿をとってくださった。でも、今月の末で85歳になるので、足元がちょっと心配。

今日の収穫である。

夜、卒業生のユカさんとユカさん(共にゼミ6期生、ゼミではナカユカとシンジと呼ばれていた)と「グッディ」で待ち合わせる・・・はずであったが、「グッディ」はカフェとして営業は7時までで、それ以降はビールとワインの店になった(10月から)ということを私は知らなかった。そもそも夜に蒲田のカフェに来ることがめったにないからだ。

急遽、待ち合わせ場所を駅前のカフェ「和欄豆」(ランズ)に変更。

シンジ(右)は勤務先が都銀の蒲田支店で、本来であればもっと早く会っていても不思議ではなかった。毎日、7時くらいまで働いているそうだ。

ナカユカは卒業後会うのは2回目で、彼氏が私のブログの愛読者だそうだ。

ほどなくしてマサトがやってきた。ゼミの卒業生としては珍しく(おそらく文化構想学部の卒業生としても珍しく)商社に就職した男である。はたして商社的風土に適応できるのかと私もゼミの同期たちも心配していたが、なんとかやっているようである。

さらにしばらくしてセツカがやってきた。彼女は名古屋にある新聞社で働いているが、今日は何かの用事で東京に出てきているのである。

最後に、ゼミ長をしていたカズマ(通称「社長」)から蒲田駅についたと連絡が入ったので、「和欄豆」を出て、シンジの案内で居酒屋へ移動した。蒲田には長年住んでいる私であるが、夜の居酒屋関係はまったくわからない。

ナカユカ以外は全員、卒業後、初めて会う。元気そうでなによりである。

まずは乾杯。お店に人に撮っていただく。

メニューをメモしていないので、料理の名前はわからない。

サラダ。

ナカユカがパリパリとドームを潰す。

刺身の盛り合わせ。

ゼミ合宿のときの刺身の舟盛りを思い出して、あとのときと同じような表情をしてみるナカユカとセツカ。

串揚げ三種。

シシャモ。これは私のリクエスト。

揚げ出し豆腐。

納豆の包み揚げ(?)。

鶏の唐揚げ(くじ引きで当たった)。

牡蠣とイクラのチャーハン(?)。

6期生は歴代のゼミ生たちの中でも仲のよい代だったという印象があるが、社長とカズマの果たした役割は大きかったと私は思っている(二人には言っていないけれど)。どの代でも男子は少数派なのだが、少数派だからといって委縮していてはいけないのである。

突然、何かが憑依したような表情になるのは、セツカの十八番であるが、このときは「美の女神」(美神)が憑依したらしい。

今日は月曜日。まだ一週間が始まったばかりだ。10時を少し回ったところでお開きにする。

卒業=就職して8か月目。夏休みらしい夏休みのない初めての夏も乗り越えて、年末年始を迎えようとしている。いろいろあるに違いないが、みんなそれぞれに頑張っている。

でも、ちゃんと休息はとらないといけませんよ。ときどき立ち止まって、空を見上げて、深呼吸をするのをわすれずに。

また会いましょう。どうぞお元気で。


11月13日(日) 晴れ

2016-11-18 01:30:54 | Weblog

8時、起床。

新聞にロバート・ボーンの訃報が載っていて。ロバート・ボーンというよりもTVドラマ『0011ナポレオン・ソロ』のソロといった方が私の世代には通りがいいだろう。小学生の頃、見ていたアメリカのTVドラマの主役の俳優の訃報というのは「降る雪や明治は遠くなりにけり」的感慨を覚える。

朝食兼昼食は妻が買ってきた鮨。朝食に食べるはずだったサラダと一緒に。

3時頃、散歩に出る。

品川の原美術館へ。

篠山紀信の「快楽の館」展。

原美術館を使ってヌード写真を撮り、その作品を撮影の現場に展示するという趣向である。面白い。

撮影は室内だけでなく屋外(庭園)でも行われたが、その場合は水着のモデルを撮ったようである。

作品それ自体は、もし別の場所で観たら、とくにどうということのないものだが、それが撮影現場に展示されている効果は大きい。あたかも殺人現場にチョークで描かれた人形を観るような生々しい臨場感がある。 

ひとわたり作品を観た後は、館内のカフェ「ダール」で一服。

今回の展示会をテーマにしたケーキと紅茶を注文。

ムースに刺さったチョコレートの棒(ポッキー)を支柱にしたクッキーが女体を表現していることはわかるが、どういうポーズなのかがいまひとつ判然としない。

抜いてみたらわかった。なんだ、頭部がムースの中に入っていた(逆立ちしていた)のか。

こうすればわかりやすいが、それでは平凡ということなのだろう。

もう一度、展示を見て回って、閉館時間(5時)より少し早く外に出る。

巡回中の警察官2名が横断歩道の向こう側で信号の変るのを待っている。もし職務尋問されて、「いまどこから来ました?」と聞かれたら、「快楽の館から出てきたところです」と答えなくてはならない。少しオドオドする。

品川駅に戻る途中、東の空を見ると、出てきたばかりの月が大きい。明日はスーパームーンだ。明日がスーパームーンということは今日もスーパームーンみたいなものだろ。 

大井町で途中下車してヤマダ電機に寄る。信州旅行に持って行った2台のカメラのうちの1台のバッテリーをカヴァーの部分が破損したので修理に出すためである。

夕食は炊き込みご飯とシシャモ、サラダ、冷奴、茄子の味噌汁。