7時半、起床。
朝食はとらず、9時過ぎに家を出る。
10時から有楽町にある生命保険文化センターで中学生作文コンクールの最終審査会。
3万を越える応募作品の中から最終審査に残ったのは36作品。その中から文部科学大臣奨励法1点、全国中学校長会賞2点、生命保険文化センター賞5点を決める。審査はちょうど1時間で終わる。
昼食は用意された「今半」のお弁当。私が普段法事なので食べるものよりずっとランクの上の豪勢なものだが、写真は撮っていない。もう10年以上審査員をやっているが、一度も撮ったことがない。
予定していたより早く終わったので、東京ステーションギャラリーの「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 遠くへ行きたい」に寄って行く。2回目なので、前回は時間がなくて観ていなかった映像作品(初期の『遠くへ行きたい』)をじっくり観る。テーマソングの「遠くへ行きたい」はジェリー藤尾やデュークエイセツのものが記憶として定着しているが、他にもいろいろなバージョンがあることがわかった。小林旭があの高い声で歌い上げる『遠くへ行きたい』はなかなかよかった。「旅人」役は伊丹十三のものが多かったが、ロケ現場で拾った子猫を膝に乗せて、その安心して寝ている子猫を琵琶湖に見たたて、いま自分がいるのはちょうどこのあたりであると説明する演出は才気煥発な伊丹十三の面目躍如たるものがあった(番組の最後で、その猫はいま伊丹家で飼われているという後日談が語られる)。
「SKIPA」に寄って行く。
アイスチャイを注文。いつもの食事とセットの小さなカップのものではない。
支払いの時、傍らにエイブラハム・リンカーンに似た人物の写真が飾られたいたので、「これは誰ですか」とのんちゃんに尋ねたら、「ミッキー・カーチスです」と答えた。ああ、確かに、ミッキー・カーチスだ。でも、なんで? 実は、彼女、彼のファンなのだそうだ。コンサートにいったときに彼と一緒に撮った写真も見せてくれた。最近はもっぱら渋い老人役で俳優として知られている彼だが、元々はロック・ミュージシャンである。のんちゃんとミッキー・カーチスの取り合わせは意外であった。
「梅花亭」でお八つに黄金餅を買ってゆく。しばらく顔を観なかった店員さんが今日はいたので、「しばらくぶりですね」と言ったら、坂の下の店の方へ行っっていて、最近、戻ってきたのだそうだ。てっきり辞められたのかと思っていた。ローテーションのようなものがあるらしい。
2時半から研究室でKさんのゼミ論個人指導。黄金餅を食べながら。
続いて3時半からAさんのゼミ論個人指導。はらドーナツを食べながら。
個人指導はスイーツを食べながらということになりやすいので、一日二人まで。それ以上は健康上よろしくない。
5限・6限はゼミ。先週に続いて、合宿に参加できなかった4年生のゼミ論中間発表(NさんとYさん)。
今回は2年生のゼミ見学者がたくさん来た。前夜までに10名の申込み(メール)があったので、レジュメとスイーツの準備を担当学生に連絡しておいたが、当日になってさらに数人の申し込みがあった(ようである)。しかし、今日は私は午前中からずっと外に出ていたので、メールをチェックできていなかった。椅子の数がギリギリで、レジュメはちょっと不足した。
スイーツは3年生のMさん(?)が準備してくれたが、写真を撮り忘れた(ごめんなさい)。一人一人にあらかじめ袋に入って小分けされていた。
授業はいつもより早めに終わったが、学生の相談などがあり、研究室に戻ったのは8時半。
夕食は「ワセダ菜館」で。
カツ煮定食(+ほうれん草の胡麻和え)。
10時半、帰宅。