フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月28日(月) 晴れのち曇り

2008-01-29 01:22:48 | Weblog
  今日の夜、娘は大学のゼミの先生を囲んでの食事会があるのだが、それに和服を着ていきたいと私の母に相談したのが昨夜のことで、母は朝から張り切っている。なにしろ55年前、群馬から大久保の家に嫁いで来たときに持参した着物が再び日の目を見る日が来たのである。母の感慨はいかばかりか。着付けを終えて、玄関先で写真撮影。時代も体型も違うのにそれなりに様になっている。これが和服のいいところで、洋服ではとてもこうはいかない。歩き方に気をつけるように言って送り出す。
  答案の採点。昼食(好物の秋刀魚の蒲焼の缶詰を開ける)。昼寝。答案の採点。入浴。夕食(おでん)。答案の採点。シンプルな生活に一輪の花を添えるように『薔薇のない花屋』の第三話を観る。香取真吾のいつかどこかで破綻してしまいそうな予感を漂わせた抑えた演技がいい。視聴を終えて、答案の採点。採点済みの答案を足元の床の上に重ねておいたら、いつの間にか飼い猫のはるがやってきてその上で寝ている。

        
                 厚い答案用紙の上の猫