おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

冒険譚を思い出して

2016-02-07 10:53:35 | Weblog
おひるね茶家再開後も静かな毎日である。
庭や畑も春の訪れを待つ静かなとき、天敵の雑草たちもまだ静かに
している。咲き始めの早かった水仙も、今年は花が少なく、ちょっ
と寂しい。次の少し花弁のとがったタイプの日本水仙は元気に咲
き始めている。



暖かな日差しのサンンルームで作業などしている。今週は傷みがひど
い工芸館の看板の修理をした。萩の枝を切って貼り付けただけのもの
だが、以前の時ほど丁寧にしないせいか、出来栄えは劣るな。



空いた時間には「絶えず書く人 辻邦生と暮らして」を読んでいる。
「背教者ユリアヌス」の項を読んでいて、昔読んだ冒険小説のことを
思い出した。小学校の高学年だっただろう、父がなぜか「少年少女文
学全集」を買ってくれた。なかでも「15少年漂流記」や「ハックル
ベリーフィン」を読んだ時のわくわく感が懐かしい。
ユリアヌスにもそんな少年小説のわくわく感が溢れている。
ちょうど、大河ドラマで「真田丸」が始まって、「真田十勇士」や「
南総里見八犬伝」なども読み返してみたくなったところである。

これらの本は手元になく、とりあえず何かと思っていたら、邦生の「
天使の鼓笛隊」を思い出した。大人向きの童話といえば似ていないこと
はないので、読み始めている。以前に読んでいるはずだが、まるで内容
の記憶はなく、それこそわくわくしながら読めそうだ。

3月になれば、ジャガイモの植え付けなどもはじまり、忙しくなるだろ
う。ピロリ菌退治の後遺症(?)とオジサンが勝手に思っている味覚の
おかしいのもすっかり回復して、オジサンはご飯が美味しくて、美味し
くて・・・・。元気いっぱいであるぞ。