おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

チェコふたたび あこがれのチェスキークルムロフへ(2)

2019-12-18 19:31:53 | Weblog
10月12日(第3日) オロモウツ
 <世界遺産> 聖三位一体像
 昨夜のことはともかく、このホテルのクロワッサンは大きくて美味しかった。
オジサンは2つ食べてお腹がいっぱい。
 ホテルから歩いて市庁舎広場へ。この街の市庁舎には有名なからくり時計が
あるが、改装中で見ることができない。聖三位一体像の前では結婚式の記念撮
影をしている。さらにチェコの国民的歌手(カラール・ユホ)が亡くなったと
とのことで、たくさんのお花やろうそくが供えられている。
 そのまま歩いて、聖バーツラフ教会や聖母マリア教会を見学し、パイプオル
ガンの演奏を生で聴いた。

聖三位一体像 この写真をタテにする方法がわからない。


広場の掃除で活躍するバキュームカー。日本でも木の葉などを集めるのに使われ
ているけれど、大型の掃除機のように吸収するタイプは初めて。
 

クロムニジーシェ
 ちょっと遅めの昼ごはん。ブロッコリーのスープとサーモンのソテー、今日は
比較的食べやすかった。基本的にオジサンはヨーロッパの味付けが苦手、味覚の
違いは仕方がないとあきらめましょう。
<世界遺産> クロムニジーシェの庭園と城
 オロモウツの大司教で領主でもあった人の別荘と宮殿。フランス式庭園が広々
として素晴らしい。春に来れば花々がさぞ美しいことだろう。それにしても、こ
の庭園の木々の手入れは大変だろうと思う。宮殿の調度や備品も豪華だが、16m
の大天井をもつアセンブリーホールが素晴らしい。2階の床が火事で抜け落ちた
ものをそのまま吹き抜けにしたとこと。





 オロモウツに帰り、市庁舎広場のレストランで夕食、キャベツの酢漬けスープ
とポークソテー
 その後、ナニは少し買い物。ホテルに帰ってみると、朝2人分置いた枕銭はそ
のまま。その後、プラハで連泊した時も初日はそのままだった。良心的か。

10月13日(第4日) モラヴィアの丘へ
 霧の中をウイーンに向かう幹線道路をひたすら南下する。少しずつ標高が高く
なるためか、森林やブドウ畑が見えてくる。通りぬける村々は素朴だがm道路と
家の間に植え込みや花壇、毎日を大切に暮らす様子がうかがわれる。用水
池では釣りを楽しむ人の姿も見える。

<豆知識> チェコではおめでたいとき、鯉料理を食べるそうだ。かつて、貴族
 や領主たちは盛んに鯉の養殖をしていたという。

 モラヴィアの丘はとにかく何もない。360度の眺望がひたすら広がる。春、
花の咲くころなら素晴らしい景色が楽しめるだろう。年金生活らしいおじさんた
ちが若い伝書鳩のトレニングをしていた。今も、レースが行われているらしい。

レドニツェ <世界遺産> レドニツェヴァルティツェの文化景観
 レドニツェ城は、13世紀の中頃、リヒテンシュタイン侯の夏の理由として
造営された。教会や温室も付属している。何よりも内部の階段、天井、壁など
木造の部分に施された精緻な彫刻に感動する。日本の職人技に勝るとも劣らな
い。本邸のヴァルティツェ城は外観しか見ていないが、野外劇場も備えている。





 お昼は近くのレストランで、ニンニクのコンソメとチーズやシイタケのフライ
チーズの揚げたのは初めて食べた。これは美味しかったね。
 お城の隣のワインセラー、個人の所有としてはチェコ最古とか。5種類のワイ
ンをテイスティングさせてくれる。ナニはロゼをお買い上げ。これはオジサンも
美味しいと思った。テイスティングのグラスはお持ち帰りOK.。素敵なのでいく
つか頂いてきました。

ブルノ チェコ第2の都市
 中央駅前の老舗ホテル。オジサンたちの部屋は特に立派だったみたい。
 すぐに歩いて市内観光に向かう。市庁舎前の緑の広場、マンホールの蓋にワニ
の飾り物がある。市庁舎に入ると天井にもワニのオブジェ、ワニ=ドラゴンクは
この街のシンボルらしい。市庁舎壁面のオブジェ、中欧の棒状のものの先端が曲
がっている・後に出てくるお尻を出した子供の像とともに設計料を値切られた建
築家の意趣返しらしい。
 聖ペテロ・パウロ教会はコンサートの最中とかで見学できない。少し歩くと自
由の広場、有名な天文時計がある。聖ペテロ・パウロ教会の11時の鐘に合わせ
て、ここから鉄球が落ちてきて、拾ったひとには幸福が訪れるという。この先、
聖ヤコブ教会の向かい側の建物に2階の窓枠にさっきの子供のお尻がある。