おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

伊勢神宮へ

2013-05-08 22:33:54 | Weblog
連休の合間を縫って伊勢神宮に行ってきました。

特別の信仰心があるわけではありません。ただただ、新しい
社殿の造営の様子や仕組みが見たかっただけです。

そして、そのオジサンの期待はものの見事に裏切られました。
写真は内宮のうちの1つの神社にお参りしようとする人の列
です。もちろん、正面は現行のもの、その右側に新しい社殿
の屋根がわずかに覗いています。



遷宮の仕組みを解説するために立派な「遷宮館」が設けられ
ていますが、ほとんどがパネルと映像です。ただ1つ、実物
大に作られた社殿の見事さには圧倒されます。

20年に一度の大きなイベント、数十の社殿などを一気に建
て替えるという絶好のチャンスにも関わらず、ほぼ完成に近
づいていると思われる新しい社殿は全てテント状の幕に覆わ
れて見ることができません。

このGW、伊勢には55万人の観光客があったと新聞にあり
ましたが、この人たちを喜ばせるダイナミックな仕掛けがあ
ったら、全てとは言わないまでも、宮大工など伝統の職人技
を結集した「式年遷宮」という観光資源を最大に生かす工夫
があったら、どんなにすばらしかったことでしょう。
何もこれほど隠す必要はないのにとつくづく思ったことです。

参宮する若いファミリーのなかに、深々と礼をするケースを
しばしば見かけました。オジサンを含めて、年配の人たちの
ほうがむしろたんたんと鳥居をくぐっていたように思います。
このことも、阿部さんや維新の会の動きと同調して気になる
ことです。

それにしても「おかげ横丁」というのは見事な仕掛けですね。
写真は、コロッケ屋さんの前の行列ですが、どこも押すな押
すなの人の列、この仕掛けを作って、動かしている人たちは
すごいと思います。
こういう民間の知恵をもっともっと生かしてくれればと思い
ませんか?



最後は、おひるねの三寸あやめ、玄関を入って右に白、左の
紫と不思議に分かれています。これからもどんどん咲いてく
ることでしょう。玄関でお客様をお迎えです。