おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

毅然として

2012-08-19 13:29:19 | Weblog
竹島で、尖閣で、またまた馬鹿げた挑発行動が続いている。
政府も議員もマスコミも「毅然たる態度で臨む」とか「毅然
たる態度を示せ」とか、決まり文句のように発言する。

いったい、毅然たるとはどういう態度のことかと考えてしま
う。少なくとも、今日の地方議員などのように、魚釣島に上
陸して気勢を挙げることではないと思う。これでは、香港や
台湾の活動家と同じ低レベルの行動に過ぎない。

国境侵犯した活動家たちを逮捕起訴することは法律上難しい
としても、少なくとも彼らの活動の背景や資金源などを説明
させて、必ずしも愛国的行動だけではないことを確認してか
ら、国外退去などの措置をとるべきだろう。

外交的には、こうした直接行動が双方の利益につながらない
ことを繰り返し、国内にも、相手国にも、世界にも語りかけ
るべきだ。国境問題の解決には長い時間と努力とそして何よ
りも相互の信頼が不可欠なのだから。
簡単に解決するための手段としての武力衝突だけは何として
も避けなければならない。

中国とは違って、大統領のスタンドプレイを冷静に見ている
韓国の人たちはやはり民主主義の国かと納得する。とりわけ
在日の人たちは、日韓の関係がこじれることをとても心配さ
れているようだ。
独裁末期の国は本当に怖い。



おひるね茶家の高砂百合もギボウシも毅然として立つことの
見本のようです。
高砂百合は日差しを求めて2m以上に背丈になるものもあれ
ば、日差しのあるところでは50㎝にも満たないものもある。
地質などの条件が良ければ、10輪以上の花をつけるものも
あれば(中之郷の最高は13輪)、小さな花を1輪しかつけな
いものもある。置かれた条件のなかでできるだけのことをす
る、それが素晴らしい。



ギボウシも7月の紫花に続いて、白花が見事に逞しく咲いて
いる。全体の姿も素敵だし、1つ1つの花も可愛い。