おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

庭仕事は戦いだ!

2008-12-15 20:45:22 | Weblog
暖かく気持のいい日が続きますね。 こんな日のおひるね茶家はもちろん「おひるね」が一番ですが、ガーデナーのおじさんはそうもしていられません。 冬になって、雑草たちがおとなしくなったこの時期は、樹木の剪定の季節です。
美味しいご馳走をどっさりくれた無花果や柿、楽しませてくれた百日紅や槿(むくげ)、夏にはセミがいっぱいだったくろがねもち、つる性のムラサキツユクサ、そのほか、名も知らぬ植物たちを思い切り短くカットしています。

そして、最後に残ったのが写真のつる植物、大きな庭石から灯篭まで覆い尽くしています。 2年ほど前にきれいにした後、ちょっと気を緩めていたら、この有様です。 あやうく家にまで取り付きそうになっています。 ここ2週間ほどこいつと戦っています。 大汗をかき、「自然と共生なんてクソクラエ!」なんてブツクサいいながら、1つを1時間ほどかけてはがします。 剪定鋏だけでなく時にはノコギリも使わないと切れません。

そして、まるでトコヤさんに行ったようにきれいになった石、でも底のほうにはまだ取りきれない根っこがあるので、いずれまた戦いの日が来ることでしょう。

最後の写真は、まるで鬘のように見えるのが、はがしたおじさんのカタキです。 よく見えないかもしれませんが、左側のにあるのは一番太いところ、直径5cmくらいありました。

おひるね茶家を始める前、この家はかなりほったらかしにされていたので、蔦が屋根に入ったり、藤の蔓が天井裏に入ったりして大変でした。 蔦はようやく制圧でき、藤はおじさんのコントロールのもとで、美しい花をさかせるようになりました。
夏の省エネ対策につる性の植物を植えるのが流行のようですが、きちんとコントロールできる範囲にとどめないと大変なことになりますよ。

自然はかなり手ごわいです。