若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

油断大敵!

2011-07-11 13:28:41 | 日々雑多
暑い!暑い!確かに暑いっっ!!


でも、さすがに熱中症には縁がないと思ってました。子どもでもお年寄りでも無いし、と。


一昨日、特に撮影の予定がなくて、家の中での作業をしていたのですが、お昼ぐらいから俄に頭痛がひどくなり、くらくらしてきました。視界がぼーっとなってきて、二代目にお願いして少し休むことに。食欲もなく、朝から冷たいものを飲んだだけの状態だったので、「体力が負けてるんだ。食べなきゃ。でも食べたくない。今唯一食べたいもの、うーん、たこ焼き!(私の魂は立派な関西人)」ということで、這うように運転して(気持ちの問題です)、近所のスーパーまで絶品クリーミーたこ焼きを買いに行きました。それを何個か口に運んだら、ちょっと元気になった!


そして、今日。ちょっと涼しいかな?と朝から現像の機械を動かしていました。電力ピーク時刻までに仕事を終わらせようと張り切っていたら、急に立っているのもしんどくなってきて、床にひっくり返って、暫し熟睡。ちょうどいいタイミングでアイスキャンディーを買ってきてくれた義母のおかげで、復活しました。


これって、まさかの、熱中症プチ現象!?



皆さん。今年の夏は手強い感じ。過信せずに、時にゆったり休憩、時に塩分と甘いもの。気をつけて夏を乗り切ろうね!(かき氷、食べたいっ!)

サザエさん

2011-07-10 12:44:11 | 日々雑多

先月末、伝票配りの旅に出て道に迷い(*)、やっと辿り着いた先で書類ケースを見たら伝票がない。その前に訪れた取引先に次々電話して、別のお客様のところに置いてきてしまっていることが判明。「何しに来たの?」な空気の中、「いやー、たはは。」と笑ってごまかして。

 

メイコンサートの前日、準備するスタッフや二代目を手伝いたくて、会場に早入りしたものの、専門知識も、経験もない私は、右往左往するだけ。先生が「譜面台・・・」と呟いたので、『あ!それなら私でもわかる!』と運んできて、高さを調節していたら、台がスポっと抜けちゃった。気付いてみれば、「この譜面台は高さの調整が出来ません」というテプラ文字が(注:壊してません)。その後は迷惑をかけないように、テキパキ動き回る団員を遠巻きに眺め、ココロの中で応援してました。

 

冷蔵庫に、パイナップルの缶詰を見付けて、つまみ食いを試みたときも。二代目がやってくる前に、と焦り過ぎて、果汁をTシャツに飛ばし、慌てたら、つい指でつまんでいたパイナップルを離してしまって、流し台に置いてあったお鍋にチャポーーン!(拾って、洗って、食べたけどね)。

 

そんなことが続いて落ち込んでいたら、この前何かちょろっと失敗したときに、二代目がぼそっと、「君はサザエさんを超えたね」。

 

ふむ。ま、なんでも、超越するのはイイことかも。だって、国民的人気者だし。

 

・・・って、このブログ読んだら、「反省!改善!」って、また叱られるだろうな。マスオさんより厳しいから、二代目。

 

 

*ローカルネタ

アピタの東側の道を南へ行き、パチンコ徳川にぶつかって右折した道が、カンケンプラザの交差点に出ると思っていたので、ひたすら走り続けたら、知らない内に太田市内にいて、焦り過ぎて工場団地みたいなところでいきなり右折。田んぼの中の道を半べそで走っていたら(私の車にはナビがない)、遠くにカンケンプラザが見えてきて、救われました。


告白

2011-07-09 19:17:24 | 日々雑多

とある晩。ラーメン屋さんで、二代目が突然の告白。

「ずっと言おうと思ってたんだけどさ・・・。水の中の氷食べる人居ないよ。」

 

え?えーー?そうなの??

 

私はいっつも、お店が出してくれるお水に入ってる氷を最後に、ガーリガーリ食べてました。

それを彼は10年以上、不思議に思って眺め続けていたそうな。

 

「はじめて思ったのは、六本木のアマンドの2階だったな・・・。」

 

って!あそこで、待ち合わせしてた時期って、まだ相当付き合い始めだし!一体、何年前だよーー!?

 

という訳で、最近は氷を食べる私を二代目がニヤニヤ見ているのを気にしながら、ガーリガーリ食べてます(でも、やっぱり食べずにいられない)。


蔵王

2011-07-07 07:12:58 | 音楽(足利市民合唱団)
『さーーーっ!次、次!』と宣言してから長くてすいません。

ちょっと我ながら予想外。意外に抜けない、今年のコンサートの余韻。いつもより終わった直後はさっぱりしてたんだけどな。今朝も『もう着ることもなかろう』と、しまったはずのZAWOTシャツなんか女々しく着ちゃったりしてるし。


実は練習してるとき、あんまり好きじゃなかったんだ、組曲蔵王。やたら難しい気がして、それが楽曲的に困難なのか、相性が悪いのか、わからなかったけど、練習つらくて参ったなって思ってて。それでいて、どんどん蔵王という山の存在が自分の中で特別になっていくのに気付いていたから、尚更困ってしまって。二代目はぐんぐん情熱を注いでいくし(歌にもかなり期待してるって知ってるし)、東北の人々が大切にしている山の歌をいま歌うことに責任のようなものを感じたし。ちゃんと歌わなきゃ、って焦ってばっかり。


でも前日のリハで最後の曲『早春』を歌ったとき、すごくイイ予感がしたんだ、明日は蔵王歌うの楽しみだな、って素直に。


で、本番の『早春』は、必死だったけど(笑)、胸がいっぱいで、未経験の光に包まれてた感じだったなー(高音で伸ばし過ぎて、くらくらしてた・・・だけじゃなくて!)。


あんなに『はぁ、今日も蔵王の練習か』って思ってたのに、今は歌いたくて仕方ないよ、蔵王。自分でふっておきながら、元彼に未練たらたらみたいな感じ(経験ないけど)。


いつかまた春に、蔵王に行きたいな。本当は今年の春、もう一回撮影のために行くはずだったんだし。やっぱり最後に春を見て終わらせたいな、組曲蔵王への想い。

「え?また蔵王行くの?」と笑いながら、カメラ担いで、地図も持たずに、二代目も一緒に行ってくれることでしょう。

幸せな足跡

2011-07-05 08:10:27 | 音楽(足利市民合唱団)

まだ続く、メイコンの話(すいません)。

合唱団のコンサート当日、もう一つのお楽しみは、打上げ。入団仕立てのころは、席をくじびきで決めるのが、ちょっと嫌だなぁ、と思っていました。何て言っても、引っ込み思案ですから、私。

でも、今はそのくじ引き席がなかなか楽しみ。毎回、新しい人物像に出会うことが出来、新しい友だちが出来ます。

 

今回は、両側の席を、素敵な九州男児に囲まれ、久しぶりに、「ま、ま、一杯!」なんて、お酌係などしてしまいました。お酒が入るにつれて、饒舌になり、奥様への愛を語るおじさま方は、何ともイイもんです。更に、「初めてのメイコン」だった、ソプラノの女性。挨拶くらいしか交わしたことがなかったのですが、なんと27歳のお子さんがいるんだそうな!(すごい若く見える)。一時は、大学卒業後に地元(青森)に帰って就職したものの、学生時代の恋人(今のご主人)を追って、2年後には遠い足利に嫁にきちゃった、という情熱的な歴史を聞き、一気に見る目が変わりました。うーん、ロマンティック~。

 

次々と愉快な団員がスピーチするのも、すっごく楽しみな時間。『こんな人は、世の中にそう滅多に居ないだろう』という個性的な人が、普通にいっぱい居ます。毎回恒例で、もうマイクを握っただけで笑いをとれるおじさまや、ちょっとした失敗を悔やむかわいい若者や、今回のメイコンで新たな経験をした素敵女子など、泣いたり笑ったり、あんなに楽しく人の話を聞く時間って、滅多にないから。

 

笑い過ぎて、眼尻のしわがまた増えたけど、幸せの足跡だと思うことにしよう。


イラスト・フォト:松本拓也(マツモト写真)

2011-07-04 07:55:27 | 音楽(足利市民合唱団)

「さーーー、次、次!」と言っておきながら、まだもうちょっと足唱メイコンサートの話させて~。

 

今回のメイコンのプログラムに、『二部のイラスト、三部のフォト:松本拓也』として、二代目のプロフィールが掲載されていました。「二部(先生の独唱2曲に、足唱1曲)用に、僕がイラスト描くんだよ。」と最初に言われたときは、意味が分かりませんでした。

 

自分の音楽世界を追求することに関して、限りなく純粋そう(別の言い方をすれば、頑固そう)な先生が、その分野のプロではない人間に、自分が歌うときに写しだすイラストを丸投げするなんて、あり得るかな、と。ある程度、センス的には同じ波長を感じているのでしょうが、ことイラストに関しては、二代目のブログ内の、高気圧暴走族くらいしか見たことないはずなのに。

 

それと同時に、前回のカルミナ・ブラーナのときから感じていることが一つ。二代目は普段、自分の写真が世に出るに際し、『写す』ことと同じくらい、『選ぶ』ことを重視しており、どんなに忙しくても人任せにしない頑固さがあります。ところが、殆ど暗譜するほど聴き込んで、イメージをふくらませて撮影した蔵王の写真の選択を、迷いもなく全て初谷先生に託したのです。演出家だから、当然と言えば当然だけど、その潔さは、普段の二代目からすると、信じられない。

 

今回のイラストを先生がどのくらい、「よし」と感じたのか尋ねる機会がありませんでしたが、二代目は、「あの写真を使ってくるだろうと思ったよー!」と、ご満悦の連続。

 

私の尊敬する男子(最近、2人が飲みの席でふざけてるのを見ると、オヤジに見える時もあるけど)2人がどんどん仲良くなっていくのは、見ていてまぶしく、嬉しい限りなんですが、「はっちが、僕の夢を叶えてくれたんだよ!」なんて、満面の笑顔で言われちゃったりすると、ちょっと悔しくなっちゃうなぁ。


メイコン終了による幼虫症候群

2011-07-03 20:35:37 | 音楽(足利市民合唱団)

メイコンサート、無事終了~。もとい、たぶん、大成功~!

 

毎年、「今年のメイコンは最高だった!」と思っていますが、今年もしかり。久しぶりに舞台の上で、泣いた!(アンコール曲の後半殆ど、泣き笑い歌い)

特に今年は、蔵王に4回も足を運び(滞在日数でいうと、6日間)、蔵王温泉街をご案内できるまでになるほどだったので、『あぁ、遂に本番か、勿体ないな』な気持ちがとても大きな本番の朝でした。

例年とても深刻な、私の『メイコンが終わってしまった抜け殻症候群』の症状が、今年はひどい塩梅になるのではないかと、実はかなり心配していました。

そして、本番。一部、二部と、ぐわりぐわり盛り上がっていって、三部(蔵王)へ。指揮者の先生が「見たか!これが足唱だ!!」と、曲を止めた瞬間に、大きな拍手をどっかーんと頂けたのは、嬉しかったなぁ。

 

ただ。

 

先生も、二代目も、見に来てくれた人たちも褒めてくれたけど、やっぱり自分的には、「もっと練習したかった」という気持ちが割と残った音楽でした。それはもちろん、今回の「蔵王」という組曲への我が家の思い入れの強さに起因している部分もあるだろうし、楽曲的にも難易度が高かったのかもしれないし、わかんないけど。

で、今回は翌日の朝から早起きして、家事バンバンやったし、仕事もやったし(ただ、打上で笑い過ぎたみたいで、若女将の人形劇場のあんぱんまんがハスキーボイスになっちゃった)、次の曲の楽譜とか出しちゃったし、「昨日のメイコンは、サイコー!!さーーーっ!次!次!」という気分になってます。

だから今回の症状は、『抜け殻』ではなく『生まれたての幼虫』って感じです(あ、でもちょっとこの例え、イヤか)。また金曜日から、ピチピチの新人のつもりで、頑張ります!