若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

イラスト・フォト:松本拓也(マツモト写真)

2011-07-04 07:55:27 | 音楽(足利市民合唱団)

「さーーー、次、次!」と言っておきながら、まだもうちょっと足唱メイコンサートの話させて~。

 

今回のメイコンのプログラムに、『二部のイラスト、三部のフォト:松本拓也』として、二代目のプロフィールが掲載されていました。「二部(先生の独唱2曲に、足唱1曲)用に、僕がイラスト描くんだよ。」と最初に言われたときは、意味が分かりませんでした。

 

自分の音楽世界を追求することに関して、限りなく純粋そう(別の言い方をすれば、頑固そう)な先生が、その分野のプロではない人間に、自分が歌うときに写しだすイラストを丸投げするなんて、あり得るかな、と。ある程度、センス的には同じ波長を感じているのでしょうが、ことイラストに関しては、二代目のブログ内の、高気圧暴走族くらいしか見たことないはずなのに。

 

それと同時に、前回のカルミナ・ブラーナのときから感じていることが一つ。二代目は普段、自分の写真が世に出るに際し、『写す』ことと同じくらい、『選ぶ』ことを重視しており、どんなに忙しくても人任せにしない頑固さがあります。ところが、殆ど暗譜するほど聴き込んで、イメージをふくらませて撮影した蔵王の写真の選択を、迷いもなく全て初谷先生に託したのです。演出家だから、当然と言えば当然だけど、その潔さは、普段の二代目からすると、信じられない。

 

今回のイラストを先生がどのくらい、「よし」と感じたのか尋ねる機会がありませんでしたが、二代目は、「あの写真を使ってくるだろうと思ったよー!」と、ご満悦の連続。

 

私の尊敬する男子(最近、2人が飲みの席でふざけてるのを見ると、オヤジに見える時もあるけど)2人がどんどん仲良くなっていくのは、見ていてまぶしく、嬉しい限りなんですが、「はっちが、僕の夢を叶えてくれたんだよ!」なんて、満面の笑顔で言われちゃったりすると、ちょっと悔しくなっちゃうなぁ。