若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

幸せな足跡

2011-07-05 08:10:27 | 音楽(足利市民合唱団)

まだ続く、メイコンの話(すいません)。

合唱団のコンサート当日、もう一つのお楽しみは、打上げ。入団仕立てのころは、席をくじびきで決めるのが、ちょっと嫌だなぁ、と思っていました。何て言っても、引っ込み思案ですから、私。

でも、今はそのくじ引き席がなかなか楽しみ。毎回、新しい人物像に出会うことが出来、新しい友だちが出来ます。

 

今回は、両側の席を、素敵な九州男児に囲まれ、久しぶりに、「ま、ま、一杯!」なんて、お酌係などしてしまいました。お酒が入るにつれて、饒舌になり、奥様への愛を語るおじさま方は、何ともイイもんです。更に、「初めてのメイコン」だった、ソプラノの女性。挨拶くらいしか交わしたことがなかったのですが、なんと27歳のお子さんがいるんだそうな!(すごい若く見える)。一時は、大学卒業後に地元(青森)に帰って就職したものの、学生時代の恋人(今のご主人)を追って、2年後には遠い足利に嫁にきちゃった、という情熱的な歴史を聞き、一気に見る目が変わりました。うーん、ロマンティック~。

 

次々と愉快な団員がスピーチするのも、すっごく楽しみな時間。『こんな人は、世の中にそう滅多に居ないだろう』という個性的な人が、普通にいっぱい居ます。毎回恒例で、もうマイクを握っただけで笑いをとれるおじさまや、ちょっとした失敗を悔やむかわいい若者や、今回のメイコンで新たな経験をした素敵女子など、泣いたり笑ったり、あんなに楽しく人の話を聞く時間って、滅多にないから。

 

笑い過ぎて、眼尻のしわがまた増えたけど、幸せの足跡だと思うことにしよう。