若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

クリスマスソング

2008-11-20 11:47:46 | その他
以前も書きましたが、英語で作られた曲は英語で、日本語で作られた曲は日本語で歌ったり、聴いたりするのが好きです。

だから、一般に『カバー』と呼ばれる歌に少し苦手意識を持っています。素晴らしい楽曲はどんなコトバを乗せてもその魅力を失うことはないと思いますが、コトバの意味だけでなく、流れとか響きとかも音楽の一部だということを思うと、ちょっと勿体無いな、という気持ちになるのです。特に、『You~♪』と1音で延ばすところを、『あなた~♪』と三連符で無理矢理入れている翻訳歌詞などに出会うと、「うぅ」となってしまいがちです。

ただ、一つだけ、自分の中に例外があります。それは讃美歌です。子供のころから教会で讃美歌に触れて育ったので、当たり前ながら讃美歌=日本語です。留学中にホストファミリーと礼拝に行く度、「そうかぁ、この曲って外国の曲だったのか」とまるでカバーのように聞こえる本家の英語歌詞に違和感を覚えていたものでした。毎週100名以上が出席している礼拝では、私一人の歌声など些細なもの。思い切り日本語で讃美歌を歌っていました。

寒さが厳しくなってきたので、今朝初めて車でクリスマス・アルバムを聴きました。いわゆるクリスマスソングだけでなく、讃美歌が多く含まれているこのアルバム、真っ青な空と昨日ひとつの締切を守りきった満足感とに助けられ、大変楽しく歌わせていただきました。カレン・カーペンターの美しい英語の歌声にナオミ・マツモトのご機嫌な日本語の歌詞を乗せて!