若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

ドレスコード

2008-11-03 19:27:29 | その他
音楽会に行く機会が多いのですが、いつも迷うのはドレスコード(撮影じゃなくて、お客さんで行く時です)。私としては、いつも最高にドレスアップして行きたいのが本音です。舞台の上の方が精一杯のパフォーマンスを贈って下さるなら、私達は盛装でそれに答えたい、特に知っている方が舞台に立っている時などは、その想いが伝わってくるだけに、余計オシャレしたいです。ただ難しいのは、やり過ぎの危険性。勿論、肩の開いたロングドレスを着る訳じゃありませんが、ハイヒールを履いているだけで、「気合入ってるねぇ」なんて言われた暁には、もう恥ずかしくて。

以前、A先生のピアノの発表会を撮影に行ったとき。Bピアノ教室の先生が客席にいらっしゃいました(多分、先生同士交流があるのでしょう)。Bピアノ先生は、真っ白の膝丈ドレスで真っ白の少しキラっとしたショールを肩にかけていらっしゃいました。確かに、その会場でB先生はかなり目立っていたし、正直なところ少し浮いていたのかも。でも私がA先生だったら、嬉しかったと思うのです。小さい子供たちがキラキラ星をひく発表会に、オペラへ行くようなお支度をして来てくれたB先生の気持ちが。私はその日から、すっかりB先生のファンになりました。

今の激烈多忙月間(はぁ)が明ける11月下旬から音楽会の予定が怒涛のように入ってるんだった!何着ようっかなー(幸せな現実逃避)。

あきらめないのがカッコイイ

2008-11-03 00:18:47 | その他
マラソンの高橋尚子選手が引退しました。オリンピックの金メダルもさることながら、その後のオリンピック挑戦、落選、再挑戦、といった大変そうな姿が印象的な選手でした。最高の時点で華やかに退くのではなく、「まだまだ!」とトライし続ける姿は、決してスマートではないかもしれなくても、何やら妙にカッコよかったです。引退記者会見の最後に、記者達から「Qちゃん、お疲れ様!」と声が飛び、自然に拍手が沸きあがったというエピソードはいかにも彼女らしい話だと、じーんとしました。

フィギュアスケートの村主章枝選手が、カナダの大会で2位だったそうです。若い選手達が3回転半だ、4回転だ、とくるくる回りまくっているのを目の当たりにしながら、表現力で彼女独自の世界を作り出すスケートを魅せてくれる彼女も、前回のオリンピック出場を逃した時点で「引退かな」と心配していましたが、2年のスランプを超えて、今回見事にカムバック。あのしなやかな演技の裏に隠された、彼女のあきらめないド根性はやっぱりカッコイイの一言。一直線に引かれた太目の眉毛メイクに強い意思を感じてしまいました。

絶頂期に潔く退く美学というようなモノがあるけれど、私はあきらめずに、自分の可能性にこだわる人が好き。辞めるときに、「あー、やったやった」と自分も周囲も納得させる人を応援したいです。