若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

渡辺美里

2008-11-25 15:30:25 | その他
何やら悪いことをしてしまったらしい小室哲哉氏。私にとって小室哲哉といえば、すっごいお金持ちになった(のであろう)時代のtrfとか安室ちゃんとかではなく、渡辺美里の作曲家というイメージが強烈です。懐かしくなって、つい昔のCDを聴いてしまいました(こんな風にCDを思い出される渡辺美里は迷惑だろうか)。

『My Revolution』や『死んでるみたいに生きたくない』(両方とも小室作品)等を聴いて、「そうだ、私だってきっと頑張れば何かを成し遂げる大人になれるに違いない」と、自分の可能性を闇雲に信じることができた10代の頃を思い出すメロディーです。渡辺美里をウォークマン(i-podじゃないよ、テープだよ)で聴きながら、あてどなく自転車を走らせて自分について考えたものだ、という二代目もしかり、彼女の音楽が私達世代に与えたモノって、結構甚大でした。

雨上がりの早朝、道路に太陽がキラッキラして、遠くには富士山が見えて、渡良瀬川もキラッキラして、空気はピーンっと冷たくて、そんな状況の中、車の中で渡辺美里をガンガンに聴いたりすると、何だか自分が世界の主人公みたいな錯角に陥るから不思議です。今から納品を済ませて撮影現場へ向かうまで時間がないよ、超ピンチ!なんて現実は一瞬忘れ、めちゃくちゃ気持ちが前向きになって、「きっと何もかも大丈夫さ!」と信じてしまったりして(結果、間に合いました)。

おじいちゃんやおばあちゃん達が、誰でも美空ひばりを熱唱できるように、私達はヨボヨボになっても、『恋したっていいじゃない!』(OL時代の私の十八番)とカラオケで歌っちゃうのかな。






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