OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

植物の一生の中でピークっていつ?

2011-04-03 13:28:41 | Weblog

花を見て思ったシリーズです(^^;。

なんだかね・・・われわれ人間って、植物、特に華やかな花を咲かせる植物を見るとき、その花の盛りを、植物の一生のピークとみる傾向があるように思いませんか?そんなこと、ないですか? けど、実際、花の立場になってみれば、どの段階が一番重要なのかな、あるいは誇らしい時期なのかな、なんて、ふと考えちゃったんですよね。

いえね・・・植物に、そんな感覚はないと思いますよ。そもそも、重要だとか誇らしいとか、生のピークだとかって発想そのものが、果てしなく人間臭くって、植物には不似合いですものね。けど、あえて、植物の立場になって人間が考えた場合、植物の生のピークって、どのあたりなのかなぁ~。芽吹きの頃?受粉?実が熟してきたとき?案外、冬に土の中で力を蓄えている時だったりして・・・。

結局、どの段階も、等しく重要で・・・彼らにとって、唯一絶対に大切なのは、そうやって命を繋いでいくということなのかなぁ~。

でも、人間は、自分たちの生を考えるとき・・・とかく華々しく注目される時期を、人生の花、ピークと捉えがちですよね。たとえば、スポーツ関係・・・野球やっていた子なら甲子園で活躍したときとか、プロで良い成績を残した時期とか、オリンピック競技ををやっている人なら、オリンピック出場時とか。たとえば、芸能界なら、レコードが爆発的に売れていた時期とか、テレビにたくさん出ていた時期とかね。

それから、女性の場合は、若く美しく独身でモテてていた時代のことを、人生のピークだったなんて言うこともありますよね。命短し、恋せよ乙女・・・なんてフレーズは、まさに、女性をそのように捉えているんじゃないんですか、それって下種な誤解ですか?

けど・・・ほんとうにそうなのかな・・・人生にとって、もっとも素晴らしく輝いている時期って、植物でいうところの開花の時期なのかなぁ~。そうだとしたら・・・なんか、ツマラナイ気がしませんか?そう思うのは、蕾のまま腐っていきそうな人間の負けおしみですかね(爆)。

 

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