OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

入行三年目の新人銀行マンさん(^^)

2009-03-16 19:35:12 | Weblog
昨年末、銀行の担当さんから電話があり、「急に転属になりまして・・・」と挨拶いただきました。で、新しい担当さんを紹介くださるってことだったのですが、ちょうどその時、わたしの方が慌しくしていて、旧・担当さんに最後のご挨拶も出来ず、新・担当さんとの顔合わせも出来ませんでした。

で・・・今日、その新しい担当さんからお電話があり、お会いする事になりました。

わたしは、担当さんが変わる度に、いつも同じ話をします。きっとウザイに違いないと思いつつも、我が家が、どんな風に銀行さんとお付き合いしてきたか、それを聞いていただいています。なんていうか・・・せっかくの縁だし、人間的に付き合いたいじゃないですか。昔の銀行マンさんは、良くも悪くも人間臭さがありましたが、今は、ただただ真面目、悪く言えば杓子定規ですからねぇ~。

でも、今回は、我が家の資産状況が、今まで以上に厳しい状態なので(涙)、もっぱらその話に終始し・・・ウザイというより、困らせてしまいました(爆)。

けどね・・・それを、一生懸命聞いてくれて、なんとかアイデアを出そうとしてくれて・・・最後は「宿題にさせてください」だなんて・・・すごく初々しくて、好感が持てたんですよね(^^)。

結局、こちらの要望を何一つ呑んでくれなくても、画期的なアイデアを出してくれなくても、努力しようと思ってくれただけで、そして努力してくれただけで、嬉しいですよね。

でも、もしかしたらそれは、彼が入行三年目の新人さんだからかなって思うんですよね。十年後の彼、二十年後の彼は、きっと、他のベテラン銀行マンさんたちと同じになっているのかな。たぶん、彼のためには、それがイイ事なのだとは思うんですが・・・そうだとしたら、おばさん、なんだか残念なのであります。

とね・・・銀行に戻った彼から、すぐに電話があり・・・聞き忘れたということを、いろいろ聞かれたんですが・・・その声が、何だか沈んでいて・・・きっと、銀行で上司に叱られたんじゃないかって思うんですよね。なんだか、悪いこと、しちゃったかな。

けどね・・・わたし、思うんです。うちみたいな客に親切にできる銀行こそ、本物だって。銀行の利益だけ考えるのでは駄目、もちろん顧客の言いなりになるのも駄目・・・顧客に喜ばれ、銀行も得をする方法を、プロならではの経験と知識から捻り出してこそ、本物の銀行マンだって。

今は、客と上司との板ばさみになって大変だと思いますが・・・その苦労を力にして、頼りにされ慕われる銀行マンさんになって欲しいなって思いました。

ほんとは、こちらも、銀行マンを育てられる顧客であればいいんですけど・・・正直、ただの不良客ですからね・・・申し訳ないことだとは思っているんですけどね(^^;。