気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

兵庫県洲本市の殺人事件で思う

2015-03-13 10:19:49 | Weblog
平成二七年三月九日朝兵庫県洲本市で起きた五人刺殺事件について、殺された家族は以前から逮捕された容疑者の行動について不安を感じ、二月十四日から三月九日事件が発生するまでのほぼ一カ月の間に、九回に亘って警察に相談していた。容疑者は今回殺された家族に対してインターネットで中傷したり、道で出会うと睨みつけたり、突然勝手に写真を撮ったりと異常な行動に、短期間にこれだけ警察に相談するのは、相当追いつめられた状況だったと推察されるが相談を受けた警察は事件が発生しなければ容疑者を拘束するなどの実行行為は出来ないとして容疑者宅周辺のパトロールなど必要な処置を行っていた様である。申し出のあった程度の被害では、直接容疑者に手を出す事は出来ないとした警察の処置も理解出来なくは無い。しかし被害者の度重なるSOSの申し出から犯罪捜査のプロである警察は最悪の事態になる兆候を予測出来た筈ではないか。
今回の事件や、最近多く発生しているストーカーによる殺人事件でも同じ様に、いずれも警察はいたずらに法を杓子定規に捉え、緊急の処置をとらず、凶悪な事件に発展してしまったと類似の事件が多発している。
現行の法律のもとでは事件が起きなければ警察は出動出来ないと云うが、ストーカー事件も含めて今回の事件と同様の事件が起きる可能性は否定出来ない。ストーカー並びに今回の様な件で警察に相談が持ち込まれた場合、最悪の事態に発展しない様、なんらかの対策が講じられる様法的整備が必要ではないかと思う。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿