気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

評論家の不勉強と無責任

2008-07-31 13:08:59 | Weblog
今年4月から導入された後期高齢者保険は何かと問題が多い。特に年金からの保険料天引きは評判が悪い。
先日のテレビで保険料は申し出により、天引きか振込みか選択出来る事になったと報じ、天引きと振込みとで税金が大幅に違ってくる仕組みを解説していた。
もともと私はどうせ払うなら天引きは手数が省けて良いではないかと思っていたが、天引きに反対する人は保険料を払いたくないか、もしくは出来れば払わないで済まそう考えている為に反対していると思っていた。
しかし支払方法で税金が大幅に異なって来るとは事は重大である。それにしても今回の後期高齢者保険制度はいいとこ取りのあきれた制度である事が振込みが可能になった事で明らかになった。
即ち従来の国民保険は生計を共にする家族単位の収入で保険料が決まり、確定申告の際妻の保険料も含めて社会保険料として控除の対象となっていたが、後期高齢者保険の保険料は個人の年金収入に対して徴収されるので、妻の保険料は夫の確定申告の社会保険控除の対象とならない。従って増税になる仕組みだ。
後期高齢者保険が導入された時、評論家達が制度の問題点をあれこれ指摘していたが、この制度が増税になることを指摘した評論家は誰一人としていなかった。
評論家は分かり切った事を、さも得意げに解説するが我々が気付かないポイントを
掘り下げて解説する処に存在価値があると思うのだが。評論家とはつくづく無責任で不勉強だと思う。


政治家の責任の取り方

2008-07-31 11:14:36 | Weblog
参議院議長を務めた扇千影さんが国土交通大臣の時、九州川辺川ダム建設のぜひを問われて、もしダムを建設しないで洪水が発生すれば私責任を取らねばならないからとダム建設の必要性を説いていた。
しかし先日神戸で発生した、突然の増水で4名の命を奪った都賀川の事故は、神戸の地理的状況や過去の事故から河川を管理する国土交通省は当然事故防止対策を講じておかなければならなかったにも拘わらず、行政は何もしてこなかった。
この事故ではじめて増水が予想される場合にはサイレンを鳴らす等の設備をすると言うが、不作為による事故発生の責任を誰かが取ったか。
政治家はいつも自分に都合の良い時は、責任を云々するが、責任を取った試しが無い。

孫のホームステイ

2008-07-13 11:06:43 | Weblog
ドイツのミュンヘン在住の娘一家の孫が大学受験の夏期講習を受講する為先日ドイツから帰国し、我が家で預かり、江坂の学習塾へ通っている。
丁度息子の部屋が空いていたので、その部屋を使って生活している。最近の若者は挨拶しないので、預かる条件として、朝起きて顔を合わせたら「おはよう」寝る時は「お休み」の挨拶を義務付けている。
孫はまれに見る几帳面な性格で、下着や衣服は用意した箪笥にものの見事にきちっと折り畳んで整理しており、感心させられる。
日本の一流高校の受験戦争とは程遠い勉強ぶりだが、テキストを貰って来て勉強のスケジュールも決まり熱心に机に向っている様子にほっとしている。
息子や娘が受験した時代は遠くに去り、何十年ぶりかの受験戦争体験である。
我が子と孫では勉強に係る度合も違うが、なんとか目標達成に向かって日々努力してもらいたいものだ。