今年の桜

今年は桜が咲き始めた時に花冷えで開花が遅れ、満開になってから好天気が続いた為、異例の長期に亘って桜を楽しむ事が出来ました。
昨年は丁度この時期、娘一家が里帰りで来ており、その相手で桜を十分楽しむ事が出来ませんでしたが、今年は自由に動き回り桜めぐりをして存分に楽しみました。
４月３日に大川沿いの桜を船上から楽しむランチ・クルージングの花見に始まり、５日には京都二条の「神泉苑」で兄弟の食事会と哲学の道の桜見物、それから七日はバスツアーで夜久野のしだれ桜、八日は近畿一円私鉄乗り放題の３ＤＡＹ切符を使って夙川の桜を見てから鶴見緑地公園の桜、十一日は勤めていた会社ＯＢのハイキングで五月山の桜と大阪城の桜と忙しかったが、四月の入ってからのほぼ一週間、連日桜めぐりに没頭した。夜久野のしだれ桜はまだ蕾で残念ながら美しい桜に出会えなかったのを除いて、いずれの桜も満開で桜巡りの間は桃源郷をさ迷っている様な、至福の時を過ごしました。
平和で、四季の移り変わりと言う、日本と言う国の自然がもたらす、至上の美を楽しめて、こんな幸せをしみじみと感じた今年の桜でした。
あと何年こんな幸せな桜を見ることが出来るのか。それはともかく今年はこんなに桜を楽しめた事に心から感謝したい。