気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

外国人労働者問題

2019-07-18 11:47:56 | Weblog
外国人留学生が多い大学として有名な東京福祉大学が2018年入学した2700人の内一年間で700人が所在不明になっているとマスコミで報じられた。留学生の大半はベトナムやネパール等アジア系の出身者が多く、所在不明の原因は留学とは名ばかり、留学に名を借りた出稼ぎで、学業よりアルバイトを優先し大学に顔を出さなくなるケースが殆どと考えられる。行方不明の学生は劣悪な労働条件の企業で働き、賃金を稼ぐものの余りにも低賃金であったり、厳しい労働環境に耐え切れ無くなって学業を投げ出し不法滞在の危険に怯えながら日本のどこかで働いているのだろう。先日こうした不法滞在の留学生の問題をテレビが取り上げていたが問題は深刻である。
一方高齢化が進む日本は慢性的な人材不足状況で、特に3K(きつい・汚い・危険)と言われる職場は極端な人手不足状況が続いており、この解決策として政府は特定資格制度を制定し、外国人技能実習制度の積極的な活用により、慢性的な人材不足の改善だけでなく、企業の業績向上や国際貢献にもつながると外国人の雇用を推進している。今後このこの制度により人材不足に苦しむ企業にとっては外国人材の雇用で人材の確保が出来ると期待が寄せられている処であるが、この研修とは名ばかりで、日本人が遣りたがらない3K職場への人材補給不足が常套化している状況から、今後その運用について厳しい監視の目が必要である。
この研修で日本にやって来る外国人、例えばベトナムの平均賃金は、月約1万7千円程度と言われ、日本で働く事は母国のほぼ10倍の賃金が稼げる事になり母国への送金や帰国して豪華な邸宅を建てる事も可能であり日本で働く外国人の大きな魅力となっており、一方3K職場の授業主からは安い労働力が得られると期待され、本来の研修がなおざりにされているケースが多く見られる。劣悪な労働条件に耐えられなくなり、行方をくらませたり、自ら命を絶つ者がいたり、あちこちで問題が発生している。
大学の留学制度や外国人技能実習制度の運用についてもっと厳しい監視が必要と考える。

私の人生百年時代を生きる

2019-07-03 16:48:54 | Weblog
職場の第一線から退いてからの人生について考えてみたい。最近金融庁が『高齢社会における資産形成・管理』の報告書を取りまとめ、夫が六十五歳以上、妻が六十歳以上の夫婦が三十年間、ほぼ年金に頼る生活を送った場合、約二千万円が不足するという試算を示したが、かって二〇〇四年の年金改正国会で坂口厚労大臣が「百年安心の年金制度」と答弁した事と矛盾すると国会が揺れている。
人生百年時代を迎えて百年の生き方を考える時、経済面の問題もさる事ながら、体力の面から二つの時代に分けられる。リタイア直後の七十歳台の体力は現役時代の体力と殆ど変わりなく、旅行やゴルフを楽しむ事が出来、リタイアで得た自由な時間を思う存分楽しめるが、八十歳過ぎた頃から急に体力の衰えは激しくなり、行動が著しく制限される様になると、時間はあっってもこれまでの様に自由に生活を楽しむ事が出来なくなる。そこで旅に行きたくとも行けない。何となく生活に活気が無くなり、なんの為に生きているのか分からなくなるときがある。そんな時いきいいきと満ち足りた生活を送る為には、自宅に居ながら出来る趣味を嗜む事に尽きると思うが、リタイアして初めて自分にこれと言った趣味に無い事に気づく人は多い。しかしこれと言った趣味が無くとも、なんでも良い読書三昧良し俳句を楽しむのも良し。
体力が衰えても、生き生きとした生活は、先ず朝目を覚まし昨日と変わらぬ健康に感謝!今日一日遣りたいことを頭に描き一日が始まる。私は幸いにして若い頃から写真特にカメラと言う機械が好きだったし、文章を書くことも楽しかった。リタイア後七十歳代の元気な間は旅に出かけ旅の写真を楽しんだが、八十歳代に入り思う様に旅が出来なくなった。政治・社会・経済が大きく動いて行く中で世の中に取り残されない為に、くまなく新聞に目を通す。新聞テレビから自分なりの意見を書きブログで発信している。
現在では自分が発信したい情報はインターネットを始めとして多くの媒体が用意されていて世間からの反応も分かる様になっているが、禁句や他人への中傷などが無いようチェックし唯我独尊でエッセイを書き、写真を撮影し、たまにこれはと思う書き物や写真があれば、新聞や諸々の雑誌などに投稿し掲載されるのを楽しみにしている。一日が結構忙しいのである。