気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

原子力発電について

2011-07-16 11:40:40 | Weblog
東日本震災に依る津波被害で東京電力福島原子力発電所が壊滅的な被害を被り、放射能の被害はこれからどれ程拡散するか予想もつかない大変な状況になっている。
今回の事故は、原子力は元々人間が扱うべきものででない領域にも拘わらず、人間が手を突っ込んでしまった結果なのかも知れない。福島原子力発電所の事故を見る限り、原子力施設が一旦破滅すると人間の叡智ではコントロール出来ない、神のみが扱う事が出来る魔物の様な気がする。今回の事故を受けて菅総理大臣は早速脱原子力を政策を掲げ、再生可能なエネルギー政策を言い出した。しかし資源の少ない日本に於いて将来に亘って原子力に頼らないエネルギー政策が可能だろうか。日本に於ける原子力発電は一九六三年十月茨城県東海村に建設された東海原子力発電所が最初で、以来この約五〇年間に小さな事故はともかく今回の様に放射能がまき散らす様な大事故は発生せず、安定した電力供給がなされて、今日では五十五基、全電力の23%を供給するまでになっている事実がある。人類には石油が発見された当初は掘削所で一旦火災が発生すると人間の手で火災を止める事が出来なかった歴史があるが、しかし人間の叡智はそんな火災をも消し止める技術を開発して来た経緯がある。原子力も将来的には人類がすべての事故を制御しうる技術が開発されるに違い無いと思う。しかし原子力には今判明しているよりもっと困難な人類が制御し得ない問題があると言う前提で、今回の福島原子力発電所に様な事故に備えて被害が拡散しない様な地理的条件を選択して建設すれば問題は解消されるのではないか。脱原発と早急に結論を急がず、今回の福島原発の事故を教訓に安全対策を検討すれば、素晴らしい技術の進歩により必ず解決されるものと考える。我々の子孫の為に安全な原子力の利用を真剣に考えるべきだ

本棚の整理

2011-07-15 11:44:01 | Weblog
最近本屋を覗くとエネルギー問題特に原子力をどう扱うかや岐路に立つ日本経済等今日本が抱えるあらゆる問題について、特集を組んだ雑誌がずらり並んでいる。ぱらぱらとページをめくると、そこには我々が今日知っておかなければならない事がぎっしり書かれており、それらの雑誌を片っ端から読まなければと言う衝動に駆られる。しかしそれらの雑誌をすべて読むのは非常な努力がいるし、金銭的にも多大な負担がかかり現実的には無理である。事ほど左様に新聞の書評やテレビなどで紹介される本でこれは読みたいと思っても実際読むのは、その何分の一だろうか。
いくら高齢者社会になって、寿命が延びたと言っても今年八十才を迎える身になると、これからの人生は幾ばくもない。残された時間を無為に過ごす事無く読書に励みたいと思っている。
さてそこでぎっしり詰まった私の本棚の本の事である。何時か暇な時取り出して読もうと並べてあるものの、悠々自適の生活になって、約二十年経つが、一部の本を覗いて引っ張り出して読んだ事がない本が殆どであり、身辺の整理と言う事で整理を始めた。本を書箱から下ろして三つに区分けした。即ち①古本として売却すもの、②これからも何か機会があれば読みたい本で残すもの、最後に③紙資源として破棄するものである。
問題は②の本棚に残す本である。後残された時間でどれだけ読めるか分からないが、本棚にあー言う本があったと思い出し本を読む楽しさを味わいながら過ごせたらと思いながら本の整理に励んでいる。