福島原子力発電所の事故報道について

関西電力が夏に向けて顧客に対して１５％の節電の協力を申し出た。これに対して橋下大阪府知事は原子力発電が使えなくなると、こんなに不便状態になりますよ！原子力発電は絶対必要です、言う下心が丸見えの根拠の無い節電要請だと猛烈に反対声明を出した。これまで東京電力福島原子力発電所の事故に伴って発表される色々な数字は、すべて何かの下心が隠されていていると思って間違い無く、真実をすべて包み隠さず発表するなんてあり得ない話だ。
原子炉が壊滅的な状態の、メルトダウンは事故発生から数日後に把握されていたにも拘わらず、それが発表されたのは約一ヶ月後の事である。メルトダウンの事実を知った段階でそれを発表したならパニックを引き落としたかも知れないと、ひた隠しされていた。企業が発表する数字、行政が発表する数字はすべて、この事左様に己に不都合な事はひた隠しバイアスがかかっていると見るべきである。
数字に限らず、発表される物事にも必ず裏がある。中曽根康弘が総理の時売上税構想が持ち上がったが、中曽根は選挙を控えて、一網打尽に税金をかける様な税金は絶対やらないと言ったいた。これを聞いて、ははん！これはやると言う事だな！と直感した。果たせるかな中曽根の後を引き継いだ竹下登総理が消費税の導入に踏み切った。
今回の福島原子力発電所事故の発表には、政官業が密接に絡んでいる東京電力と言う会社を守る為、不都合な事はひた隠しされている事は明白である。政治家にとって国民の目を欺く事は日常茶飯事らしい。数字は大切だが、数字の裏にどんな事実が隠されているか、よくよく見る必要がある。

体力の衰え

最近特に加齢から、体力の衰えを強く感じる様になった。これまでも歳をとったな！と感じる事はあったが、最近の感じはこれまでの感じと違って普通に身体を動かす事が、運動している様な肉体的な負担を感じるのである。例えば座っている椅子から立ち上がる際、これまでなら普通に身体を動かせている動作であるが、体重の重さを感じるのである。
こうして人間は歳をとり徐々に衰えて行くのかとつくづく感慨にふける事になる。
しかしまだまだへばる訳にはいかない。デジカメを携えてあちこち写真撮影に出かけている。体力が衰えたとは言え、他人の世話にならずに自分の行きたい処へ自由に行けるのは有り難い事と感謝している。