気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

自民党総裁選挙

2018-09-24 20:39:34 | Weblog
九月二〇日自民党総裁選挙が行われた。安部首相と石破茂氏との一騎打ちだったが、予想通り安部さんが有効投票の六九%にあたる五五三票を獲得して連続三選を果たした。結果からみると安部さんは石破さんの二倍以上の票を獲得し圧勝した形となっているが、一方石破さんは党員票でほぼ互角の闘いをし、大いに健闘をしたと言える。
投票結果から様々なことが浮かんで来る。先ず議員票は安部さんが三二九票に対して石破さんは七三票とかなり水を空けられているが、これは議員として安部さんの政策・手腕に対する評価とは関係なく、安部さんに疎んじられら今後の政治活動に響くとあって、勝馬に乗れとばかりに、安部さん投じた票がかなりあるものと思われる。
石破さんには多くの党員票が投じられた。党員票はいはば一般市民感覚に近い意見が反映されている。世論調査でその一般市民は次期総理として安部さんを支持しない人の四六%もの人がその理由として「人柄が信頼できないから」と答えている。安部さんは加計・森友学園問題で当初破棄したと言う文書が後になって出てきた問題で、当初と異なった答弁した事は遺憾であると答弁していたが、異なった答弁では無く、嘘の答弁だったと言うべきだろう。
安部さんは常々懇切丁寧な説明をすると言っているが、説明の仕方が懇切丁寧では意味が無く真実について隠す処無く説明する事が必要だ。
安部さんはこれから三年間政権を担う事になるが、国民を馬鹿にした様な国会答弁を繰り返し一強と言われる状況に胡坐をかいていては国民の民意は飽き飽きし離れていくことだろう。驕り傲慢を如何にして謙虚に対処し国民の理解を地道に得て行く努力がなければ明るい未来は見えて来ない。