気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

ヴィデオテープの再生が出来ない

2012-04-13 19:54:18 | Weblog

年と共に物片付けが段々億劫になって来た。机の廻りは次第に散らかって何かの資料で机の上はすぐ一杯になる。今年八十一世歳と超高齢になり、身辺の整理をして置かなければと気にしているが現実は散らかるばかりで困った事である。さて片づけるにしても何から片づけるか、先ず沢山貯まっているヴィデオテープから始めようと片付けに取りかかった。ヴィデオカセットは嵩張るし、何が録画されているか録画された内容を記したラベルが一応貼ってあるものもあるが、最終的には視聴しみなければ、録画された内容は分からない。整理に当たってこれはもう一度見たいものはDVDにダビングして保存し、もう二度と見る事はないだろうと思われるものは思い切って破棄する事にしたが、いざカセットテープの中身を見ようとヴィデオカセットをデッキにかけると砂嵐の様な画面が出て再生が出来ない。二台ヴィデオカセットのデッキが残してあったが、二台とも同じ様な状態で映らない。
仕方無くメーカーに連絡して修理に来てもらったが、もう既にヴィデオカセット関係の製品は製作しておらず、修理出来ないとの事である。例え修理する部品があっても修理代は数万円かかるとの事。ほんの数年前まで大勢の人が使っていたカセットヴィデオデッキが、全くこの世から姿を消してしまい、録画された手持ちのカセットテープの再生出来ない現実に唖然とした。
そこで先日大阪日本橋へ出向き大型電気店を廻ってヴィデオカセットデッキを探したが、何処にも売っていない。ああ!手元にあるカセットテープに録画してある映像は再び見る事が出来ないのかと諦めかけたが、試しに古いテレビやDVDレコーダー等扱っている店を探した処、丁度中古品で手頃な物があり三千円で購入し持ち帰った。
早速翌日動かして見ると上手く動き、大した買い物であった。ともかく幸運にも中古であるがヴィデオデッキが手に入り、懐かしいヴィデオを再生する事が出来てほっとしている次第である。