気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

遂に政権交代が実現した

2009-09-05 19:52:31 | Weblog
8月28日の総選挙は予想通り民主党の圧勝、自民党の惨敗で真夏の暑い選挙は終わった。民主党は過半数を大幅に上回る308議席、自民党は100議席を少し上回る119議席、公明党に至っては小選挙区はすべて落選と言う惨敗だった。
これで新憲法下の於ける選挙で初めて本格的な政権交代が実現し、自民党政治は終焉を迎えた。
この様な結果を招いた原因は自民党政治体制の腐敗にある。既得権益にしがみ付いた政治に国民は飽き飽きしていたのだ。前回郵政選挙を全面に押し立て圧倒的勝利をものにした小泉内閣は、規制緩和と競争原理の推進、老人は早く死んで下さいと言わんばかりの「後期高齢者医療制度」や出鱈目もここまで出鱈目なのかと驚かされた「年金問題」など、国民の期待を裏切る数々の冷酷な政策を推進した。その結果、競争原理の政策は強者と弱者の格差を益々拡げ、セフティネットも整備せず、製造業にも派遣労働の制度を導入した為、多くのワーキングプワーが溢れ、こんな政治はまっぴらだと、多くの国民は自民党への不満が益々募りこんな政治を早く変えたいと言ううねりが高まっていたのである。
首相である麻生さんの政治姿勢も自民党惨敗の大きな要因である。テレビに出てくる麻生さんの言動に国民の立場に立った姿勢が感じられず、言い訳と上げ足取りの言動に国民は僻々していたのだ。
官僚の天下り、大手ジェネコンの談合、政官民の持たれ合い等の体質は等自民党そのものの体質であり、自民党が解体されない限り国民の望む改革は不可能と国民が感じて、その怒りが今回の選挙に爆発したのだ。
さて念願の政権を奪取した民主党はこれからが大変だ。しかし国民は固唾をのんで古い体質からのチェンジを期待している。