NHKが「さらばハンカチ王子・栄光と挫折」と題して一人の人気野球選手が引退を決心する迄の心の葛藤を追う番組で深い感銘を受けた。人気選手の斉藤祐樹は夏の高校野球大会で、早実の投手として北海道苫小牧高校と二日間に亘るドラマチックな戦いを展開し、全国優勝を果たした。優勝を争った苫小牧の田中投手は田舎の泥臭い風貌とは対象的に練され校風の早実で端整なルックスと試合中にマウンド上で丁寧にたたんだ青いハンカチで顔の汗を拭く仕草が話題となり、「ハンカチ王子」と呼ばれるようになる。 進学した早稲田大学でも活躍しドラフト一位で日本ハムへで入団するがアマーチャ時代と違ってプロの世界では思った様に成績が上げられず、今シーズンで引退する事を決心する。取材に応じる斉藤祐樹の顔には哀愁が滲みでていた。今後斉藤祐樹はプロ野球を引退し、もし野球界から離れても「斉藤祐樹には持っているものがある」と言われ多くの分野から注目されるであろう。
再び斉藤祐樹がお茶の間を楽しませて呉れる事を願っている。
再び斉藤祐樹がお茶の間を楽しませて呉れる事を願っている。