世界の工場！中国

洗濯機が壊れたので近くの家電量販店で新しい洗濯機を購入した。当初東芝製と決めていたが、洗濯機の置き場が狭く、性能がそんなに変わらず少し小型の「ＡＱＵＡ」製の洗濯機を購入した。
しかし昨日テレビを見ていると日本の御家芸だった白物家電が今や見る影も無く、世界のシェアを見ると白物家電の殆どが中国に首位の座を握られている現状を伝えていた。そこでこの度購入したＡＱＵＡという会社を調べてみると、一応日本の会社であるが、三洋の洗濯機部門を買収し洗濯機を製造している中国資本の会社である事が分かった。製造部門は日本の洗濯機のパイオニアである三洋の洗濯部門を買収し設立した会社であり、三洋の技術を引き継いでいるので、品質的には問題無いと思われるが、生産国から分類すると中国と言う事になるらしい。ちなみに２０１９年の洗濯機の世界シェアを見ると、中国・海爾集団（ハイアール）が１８年から首位でさらにシェアを伸ばしている。しかも市場の６割以上を占めている。わが国の家電の名門パナソニックは３位（６．５%）と寂しい。昔日の面影は無い。
すっかり世界の工場となった中国の躍進に驚くばかりである。

高潔な政治家・高級官僚はいずこへ

最近の高級官僚や政治家の人格について甚だ問題が多いので一言発言したい。
菅首相の長男が勤める放送事業信会社「東北新社」から、通信行政を管轄する総務省の高級官僚らが高級料理の接待を受けていたと言う事実が明らかになった。接待を受けていたと言われた高級官僚は当初そんな事実は無いと虚偽の答弁を繰り返ししていたが、追い詰められて接待を受けていた事実を認めた。菅総理の長男は総理の息子と言う立場を利用して放送事業に何らかの利益を期待しての接待である事は陽をみるより明らかだ。こんな一連の流れをみると名前が挙がった高級官僚や政治家たちが常識を怠り脇の甘い行動が問題視されている。そもそも高級官僚や政治家は精錬潔白で凜然とした人格が求められる立場にありながら、最近の国会からは微塵もその様な人格が感じられず嘘が直ぐばれる様な答弁が続いている。国会答弁で良く「記憶に無い」と言う答弁が聞かれるが、次官級まで栄達した秀才がそんに簡単に過去の事を忘れる筈が無い。しかも答弁に耐えられなくなると決まって病気入院し逃げ回る。前総理の安倍さんは特に酷かった。桜の花を見る会で一人五千円の会費を徴収したので補助など一切していないので政治資金規正法には触れないと答弁していたが、東京の一流ホテルで五千円で賄える訳は無く、後になっ多額の資金を出していた事が判明しても、いまだに責任をとっていない。国際社会からみると日本って何と言う国だ！と笑いものにされかねない。真実を隠して身を守ろうとしても無駄な事だ。全うな答弁で国民に分かりやすい論議を展開して貰いたい