気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

年寄りの雑感

2017-02-18 15:04:39 | Weblog
数年に亘って続けて来た自治会のホームページ編集のボランティア、この程後継の方が見つかりやっと解放された。このボランティアにかなり時間が取られていたがその分時間に余裕が出来たので、溜まっているやりたい事を順次片づけて行こうと思う。
高齢化に伴って、最近デジタル遺産が波紋を広げている。パソコンに記録されている数々のデータの中に家族が知らない世界が隠されていた事が問題となっていると言う。
更にデジタル遺産と共に遺産の中で、日記や写真アルバムもその処理に困る遺産で、何れも生前に然るべく処分をしておく必要がある。身辺の整理が必要な高齢となりぼつぼつ整理をしているが、身の周りにはあまりにも無駄な物が多いのに驚くが、さて捨てるとなると中々捨てられない。特に最近NHKの「ファミリーヒストリー」と言う番組の中で古い先祖が残した手紙など出てくるが、そんなのを見ると現在ある資料も中々捨てる気になれない。
最近「もの」から「こと」へ時代の価値観が変わって来たと言われている。高度成長時代は専ら「もの」の時代だった。次々と売り出される新しい電化製品を求めて幸せを感じた時代から、現在は必要な家財は全て揃っており、「もの」に対する欲求より旅行とか趣味に幸せを求める時代となった。「こと」の時代の到来である。
遺産は概ね「もの」として残り、ものは嵩張るからその処理に困る。遺産も「こと」として残したらそんなに困る事は無いだろう。例えば写真のアルバム処理、嵩張る上どんな写真が何処にあるかも分からない。沢山の写真の中には残しておきたい写真もある。そこで「もの」であるアルバムをデジタル化してパソコンの取り込めば嵩張らない上閲覧も簡単である。現在フィルム時代に取った写真アルバムをスュキャナーで読み込みパソコンに取り込んでいる。若い頃の懐かしい写真に出会い作業しながら感動したり。
残された時間が少なくなって来たと言う足音が聞こえて来る中、こう言った作業のスピードを速めていかなくてはならないがやりたい事は一杯ある。計画的に時間を無駄なく過ごし、ああ楽しかったな!と感じ満ち足りた生活をいて行きたいと思う。