気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

夏の高校野球終わる

2018-08-26 12:25:34 | Weblog
夏の行事のフィナーレを飾る甲子園の高校野球が大阪桐蔭高校の優勝で幕を閉じた。ドラマが付きものの高校野球であるが、今年は全く前評判がなかった東北の金足農業高校が優勝戦まで進み、大きな話題となった。全国から優れた逸材を集め(集まる?)自他共に優勝候補とされる桐蔭高校に対して正々堂々と挑み破れははしたがフアンは優勝した大阪桐蔭高校より、敗退した金足農業高校の健闘を称えた。
全国高校野球への参加校は過去最高の4163校(85回大会)から減少しつつあるももの今年は一〇〇回の記念大会で3781校に及び、その頂点を争うには至難の業である。チームの快進撃をけん引した金足農業高校の吉田投手は、秋田大会5試合で636球、甲子園6試合で投球数、881球をすべて一人で熱投。しかし決勝では大阪桐蔭の猛打の前に5回までに12失点を奪われ「もう投げられない」と6回に弓折れ矢尽きて、今夏11試合目で初めて降板したが、悔しさと全力で戦った満足感に溢れた姿は全国のフアンから溢れんばかり声援が送られ感動の渦に巻き込まれた。
さて高校野球が終わり、春夏連覇の偉業を遂げた大阪桐蔭高校は時の話題として大きく取り上げられたが、それよりも優勝戦で敗れた金足農業高校の話題の方が大きかった様に思う。大会が終わり金足農業高校が秋田へ帰った時の秋田県民の歓迎ぶりは熱気に溢れていた。秋田空港には農業高校として今大会唯一出場し、秋田勢として第1回大会以来、103年ぶりに決勝へ進出した選手たちを、約1400人が出迎えた。
今回準優勝した金足農業高校は公立で野球部の選手はすべて秋田県出身の地元の生徒であり、もし県外の生徒を集めて準優勝してもこんなにフィーバーしなかっただろう。超人的な活躍で一躍話題の人となった吉田輝星投手であるが、今後どう歩むか注目される。願わくば大学野球かプロ野球へ進み、巨人の桑田投手や楽天の田中投手の様な大投手に成長して欲しいと願っている

翁長沖縄県知事の死を悼む

2018-08-11 09:55:57 | Weblog

沖縄県の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移転に反対し、政府と激しく対立して来た翁長雄志沖縄県知事が八月八日すい臓癌の為亡くなった。
翁長さんは戦後沖縄が抱える基地問題に真正面から対峙し、沖縄の心を大切に生きようと信念を貫いてきた。第二次世界大戦で日本が連合国に敗れ、沖縄は長らく米軍の管理下に置かれていたが一九七二年(昭和四七年五月)に沖縄の施政権が日本に移管されたが、米軍基地を現状のまま残すことになった為、沖縄県民に基地問題がずしりと圧し掛かる事となる。
翁長さんは当初保守中の保守を自負する政治家であり基地問題には容認推進する立場だったが、民主党が政権を握った時代に米国普天間飛行場を巡る迷走を機に、普天間への移転反対に転じ、政府と大きく対立した。
以後沖縄県内に集中する米軍基地の負担軽減を訴え、保守・革新の壁を乗り越えて辺野古への移設反対を目指す「オール沖縄」を提唱し、激しい戦いを展開してきた。
晩年の翁長さんは病魔に侵されながら巨大な政府と戦う姿は 悲壮感が漂い崇高な雰囲気さえ感じられた。ここまで自分の信念を貫き、真摯に戦った人は見た事が無い。
志半ばでの死は残念の一語に尽きる。
心からご冥福をお祈り申し上げたい。

生きる理由を求めながら生きる

2018-08-08 09:53:12 | Weblog
年の夏は暑い!歳にのせいで暑く感じるのかと思っていたら、なんと気象庁の発表によると三十年ぶりの暑さだと言う。暑く感じるのは当たり前だ。もうすぐ九月で八十七歳となるが体力が衰え、気力が萎えてぼー!と過ごす時間が多くなった。再来年には東京オリンピックが開かれ、ぜひこの目で見たいものと毎日頑張っているが、なんとなく生活に張りが無い。
高校時代の友人で長年定期的に飲み会で歓談して来た仲間の一人が昨年九月突如亡くなり、我が輩も真剣にそろそろそう言った事態を迎えるかも知れない事を覚悟しておかねばならないと感じる今日この頃である。
その高校時代の呑み仲間三人の内一人は亡くなった事は先に述べたが、もう一人の友人は体調が悪いせいもあり、全く生きる気力を無くし、テレビを見る以外する事が無く、毎日なんの為に生きているのか分からないと嘆いているので、一ヶ月程前励まし!に行ってきたが、毎日やる事が無いと言う。やる事は与えられるのでは無く、自ら創って行くものだと言ってもそんな気力が無い様だ。
人間生きている限りは毎日毎日意義ある生活をしなけねば生きている価値が無い。生きる理由はなんでも良い。生きていると言う事は必ず生活に喜怒哀楽があり、身の周りにはやらねばならぬ事が一杯ある筈だ。
例えて言うと私事ではあるが、最近パソコンの動作が遅くイライラする事が多くなった。対策を講じる本を買って来て早く動作する様取り組む、或いは読み切っていない本を読み切る、社会の動きに対して意見を纏め新聞などに投稿すると言った、朝目を覚まし、さぁー!今日はこれをやるぞ!と思い巡らしてみる。
そして今日これをやるぞ!と息込んだ事柄を成就した時の喜びこそ生きている価値がそこにあると思う。