気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

炎鵬の相撲が面白い

2019-03-18 21:38:43 | Weblog
春を呼ぶ大相撲大阪場所が盛り上がっている。小さい力士が鋭い技で大きな力士をなぎ倒す相撲は観客を相撲の醍醐味の坩堝に引き込んで行く。巨体が揃う力士の中にあって身長168センチ、体重80キロと超軽量の力士「炎鵬」の活躍が春場所を湧かしている。連日自分の体重の倍程ある力士を相手に臆する事無く堂々と立ち向かい鋭い技で勝利を収めているいるからである。炎鵬が出場するのは大体3時頃で3時近くになるとテレビに釘付けになる。今日はどんな手口で相手を倒すか興味津々わくわくしながら炎鵬の相撲を楽しんでいる。炎鵬が土俵に上がり、体重100キロを優に超える相手の力士と相対すると炎鵬は小学生がと思われる程の小型力士に見え、ドォ!と観客席から大きな歓声が沸く。炎鵬の今場所の成績は中日で6勝3敗、十分幕の内入幕が狙える勝ち星を挙げている。現在の十両では懸賞金が付く事はないが、入幕を果たせば、恐らく多くの賞金が掛けられる事だろう。後5日勝ち星を重ね是非幕入りを果たし観客を一層湧かせて欲しい。期待したい。

新聞社の報道スタンスの相違

2019-03-11 13:40:45 | Weblog

辺野古に移設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投開票の結果を大きく報じる朝日新聞
開票結果を淡々と報じる読売新聞
ここに2社の新聞がある。沖縄県の米軍普天間基地の辺野古に移設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投開票の結果を報じた朝日新聞と読売新聞である。3月24日沖縄県の米軍普天間基地の辺野古に移設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投開票が行われ、反対票が約72%の約15万票を獲得し、沖縄県民の埋め立て「NO!」の民意の意志が改めて示されたと、朝日新聞はこの結果を待ってました!と言わんばかりに、一面大見出しで報道したのに対して、読売新聞は一面ではあるが淡々と投票結果を報じ記事の扱いに大きな差を見せつけた。朝日新聞は更に社説でこの問題を取り上げ沖縄県民が示した結果に真摯に向き合えと 安倍内閣の姿勢を厳しく批判した。辺野古問題がこれ程こじれた原因は、政府の有無を言わさない強靱姿勢にあり、県民投票の結果は法的拘束力は無いとは言え、今回の県民の意思には真摯に向き合わねばならないとしている。対して読売は投票率が半分だimgと政府に移設断念を求めるには説得力が弱いのではと、また反対は多数だが盛り上がりに欠け、県民の総意とは言え無いと報じていた。
これまでも新聞各社の記事の取り扱いの差違について報じられてきたが、今回の様に一つの事案に対してこれ程異なった扱いをする報道機関のスタンスの違いを改めて思い知った次第!

ネットワークに潜む危険な罠

2019-03-06 20:20:22 | Weblog
高度に発達したネットワークには思いも寄らぬ危険が潜んでいる。昨年(2018年)9月4日、関西を襲った台風21号で強風に流された大型タンカーが関西空港の連絡橋に激突し、橋脚が破損した為、交通がストップ、空港にいた約3000人が立ち往生した。空港に閉じ込まれた人達を救出する為、関西空港は臨時バスをチャターし救出に当たったが、ネット上には「中国大使館は救出バスを手配し中国人の救出に当たったのに、「台湾事務所は何もしない」」と言う、いい加減な虚偽情報・フェイクニュースが流れ拡散した。すぐに「強い中国 いいね!」といった称賛の反応に沸いたと言う。「中国ががバスを用意した」という虚偽の情報はたちまち500件に上り、翌日も増え続けた。中国大使館は救出バスを手配したのに台湾事務所は何もしない」「台湾の駐日事務所は何をしている?」「台湾の外交官はクズばかり」「駐日事務所なんてなくしてしまえ」、と台湾の対応についての誹謗が巨龍の如く拡散して行った。関西空港に閉じ込められた人の3分の1は外国人で、ほとんどが観光客だった。台湾の旅行者が「バスに乗れるか?」と尋ねると、「自分が中国人だと認めるならバスに乗ってもいい」と言われたと言う。台湾人に、「中国人」だと名乗るよう強いる、台湾を中国に統一しょうとする中国サイドからの投稿である事が伺わせる。「台湾の対応についての誹謗が巨龍の如く拡散して行くにつれて、台湾の大手メディアも一斉に台湾の批判を始めた。フェイクニュースによる圧倒的なプレッシャーが台湾大阪事務所へのしかかった。特に台湾大阪事務所長の蘇啓誠さんは降りかかる誹謗の対処や救出準備やホテル、航空券の手配に忙殺され、抗議のメールや電話ばかりが1000件を超える対応に追われた。蘇所長はそのプレッシャーシャーに耐えきれず、親友だった滋賀県の医師王輝生さんへの最後のメールから2日後、自からの命を絶った。痛ましい事件である。
不確かな情報でも瞬く間に拡散し、それを信じる世論の圧力の恐ろしさをつくづく感じさせる事件だった。