気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

CDの整理

2015-03-09 11:37:52 | Weblog
歌は唄えないが、音楽を聴くのは大好きな方である。若い時からSPレコードに始まって、やがてLPになり最近はCDになったが、これまで随分レコードやCDを購入して来た。最近何か聞きたい音楽のCDを購入しようとすると、どんな曲が何処に仕舞ってあるのかさっぱり分からず、年のせいか以前購入した事がある事を忘れて購入しまう事がある。そこで今持っているCDを整理しようとデータベース化を始めた。様々な曲が何処に収納されて居るかを手軽に効率的に検索出来るデータベース化のソフトを組み立てるには相当高度のパソコンの知識が必要でも、若い時は難なく出来た。しかしこの歳になり頭の衰えを痛切に感じてはいる現状では無理かなと思いつつもまだまだこれしきの事は出来るぞ!と一念発起して取りかかり、幾多の難問にぶっつかりながらも三日がかりでやっと管理ソフトを組み上げる事が出来た。パソコンにデータを打ち込み全CDのデータベースが完了した。整理されたCDラックを眺めながら若い時代に購入したLPやEPの存在が気になって、これをCDにダビングしてCDと同様に管理しようとダビングを始めた。アナログのLPやEPからのダビングは、ディジタル対ディジタルのコピーの様に簡単には行かない。アナログからダンピングするにはすべて音楽を再生しながらのコピとなり、時間と手間がかかる。
LPやEPを購入した時期はおおよそ三〇代の若さで曲を聴いていると若い時代の甘酸っぱい思い出が蘇って来た。ちあきなおみの「喝采」、ペトロ&カプリシャスの「五番街もマリー」「ジョニーへの伝言」さとう宗幸の「青葉城恋歌」等いずれも昔の恋人を懐かしむ恋心を唄ったもので、これ程まで若い時代の純粋な切ない恋心を歌にした作詞した人、作曲した人の素晴らしい才能に深い感銘を受けた。若い頃の自分と重ね合わせ哀切極まりなく感慨深く聞いた。
こうして歳をとり老境に入り昔を懐かしむ事が多くなったが、CDの整理で図らずも若い頃の思い出の感傷に浸った次第である。

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