去りゆく夏

今年の夏は猛烈な暑さで連日クーラー無しでは過ごせなかった。三十五度以上となる猛暑日の連続日数が過去最長記録を更新していたが、八月二十三日、十七日間でストップした。三十度を下回ったのは七月二十九日以来二十六日ぶりでやっと酷暑から解放された。
京都の祇園祭に始まり、大阪の天神祭り、京都の大文字焼き、そして夏の高校野球が終わり夏の行事がすべて終わり今年の夏も去って行く。
今年の夏は息子と孫娘、次いで娘一家が揃って帰って来た。子供ら孫が帰って来てくれるのは何よりの楽しみであり、有り難い事で楽しい思い出を残す事が出来た。
一年は春夏秋冬と四っの季節があるが、夏だけ去りゆく時、名残惜しむと言う言葉がある。それだけ夏と言う季節に人々は心が引かれ、もっと夏を楽しみたいと言う想いから、夏と言う季節と別れるのに未練に感じるからだろう。
後何回夏を楽しむ事が出来るか分からないが、猛烈に暑かった夏が去り、あたりの気配はすっかり秋である。秋は秋で夏とは違った素晴らしい季節である。
体力が衰え、出歩くのが億劫になって来たが、デジカメ携え秋の風情を求めて出かけたいと思っている。