新型ウイルス対策にもっとＡＩの活用を

甚だ素人考えで恐縮だが、新型ウィルス対策にもっとＡＩを活用をしたらと思い、提言する次第である。新型ウイルスの汚染拡大で、ＷＨＯは遂に「パンデミック」を表明し経済に大きな打撃を与えた。パンデミック発表の翌四月十三日世界の株式市場は汚染の拡大により世界経済が後退するとの懸念が強まり大暴落した。東京市場は一日で日経平均で約二千円暴落した。東証一部上場企業の時価総額は、四百七十六兆九千億円となり、時価総額五百兆円を割り込んだ。この一ヶ月で時価総額百六十八兆円が消えた事になる。日本の一般国家予算が約百兆円である事から膨大な額であろ事が伺われる。この様に膨大な株価の値下がりは新型ウイリスの感染拡大が原因であるが、もっとＡＩを使えば適切な対策が講じられ、もっとウイルスの拡散を防止出来たと思うが如何なものか。現在のコンピュータはディープランニング（深層学習）機能を搭載しており、処理能力が高度化しているので、二千三年に流行したＳＡＲＳのデータや今回のコロナウイルスの初期段階のデータを入力し解析させ、対策を講じればこんなにまで拡散せずにすんだのではないかと思うのは、素人の浅はかな考えなのか。
そもそも現在のＡＩは次々と入力されるデータから最良の回答を得られる様、ＡＩ自体が自ら学習する機能を持っている。それも各国がばらばらにＡＩを操作するのでは無く、ＷＨＯ本部に最新のＡＩを設置し、そこへ全世界のウィルスに関するデータを投入し、解析すると言うシステムを構築すべきだと思う。従ってＳＡＲＳの際のウィルス発生時の状況場所などあらゆるデータが入力されている筈である。それに今回のデータを積み上げればデーププラーニング機能が働き、新たに感染が広まる地域がある程度予測出来、もっと適切な沈静化の対策がとれたと思うが如何が。