のろい

ひどい思いをしましたが、立って歩く事ぐらいはできるようになりました。実用域（杖なし）になるのに、何年もかかりました。できるかできないかわからない常態でやったので、バクチに近かったと思います。

立って歩く事だけしていても仕方がないので、四輪の操縦訓練（手動装置になれる）、トイレ訓練、プラモ作り、ジャイロに乗るなどいろいろやりながら在宅リハビリをしていました。

そこでわかったのはひとつの事ができるようになるのに早いもので六ヶ月、ほとんどは一年から一年半ぐらいかかりました。

いろいろな言葉があると思いますが、ほとんど「のろい」に近かったと思います（笑）。

麻痺した状態がわかるのは本人です。無理をしないようにしましたので、長い時間がかかりましたが、トラブルがなかったので早かったと思っています。麻痺を自覚している本人が、いろいろ自分で工夫をしないと、できないと思います。

ロンドンのマラソンコースを歩いた、女性の方がいましたね。だいぶ大変そうでした。あの状態をしつこく毎日、バランスを意識しながら、一人でやると私のようになると思いました。現実的ではありませんね。

ツーリングや雑用で、来週はチョッと忙しくなります。