野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

コシノコバイモ

2006-03-28 18:10:10 | 山野草
20日に雑木工房へいったとき、咲き始めだったコシノコバイモ、もう終わってしまったかな、と思いながら行ってみると、花は全開、といってもパット開くわけではなく、ちいさな提灯のよう、下からそっと花の中をのぞいて見たくなる、この花の群生している姿を、始めてみたのは、只見の友人の裏山、細い林道を車で走っている時、大きな杉の木の下にたくさんの白い花、車を止めてもらい、そばでみるとなんと可愛、友人にとっては植物の感心はただ「食えるか、食えないか」自然が好き、山が好きというところは、同じなのに、一緒に野遊びをするとき、花を見る視点は、お互いに、微妙にズレテいるようです。それがユリ科のコシノコバイモであると、教えてもらい、彼女の畑の周りにもあるというので、帰りに1本掘って貰い、それから春になるとかならず、1輪だけ花をつけてくれます。でも今年は分球でもしたのか、2本になって2輪花が咲きました。1度友人に頼んで種を取ってもらって、蒔いてみましたが、親切にカタクリの種も一緒にもってきてくれたので、いいかげんな私は、同じところに蒔いてしまい、翌年沢山発芽したのに、それがカタクリか、コシノコバイモか解からず、植えかえしているうちに、どこに植えたのかさえ、解からなくなってしまいました。またいつでも種は手に入る、という甘い思いがあったのです。その後また種をと、友人に頼んだところ、「ちょうどいい時期を見計らって、種を取るって大変なんだから、なんで名札をつけてちゃんと蒔かないの」とお叱りの言葉・・・はいそのとうり、彼女にとって、春は山菜採りで、一番忙しい季節、今度自分で集めに行こうっと・・♪♪♪

ノジスミレ

2006-03-28 17:19:27 | 山野草
昨日は気がつかなかった、温泉の帰り道、濃い紫色のスミレが道に沿って、咲いていました。ここ何年か道沿いや、明るい林の中などで群生しているのを、よくみかけるようになりました。以前はタチツボスミレの群生をよくみかけらのに、ノジスミレ、アカネスミレ、コスミレ、あまり知識のない私には、図鑑を見ると、皆同じように見えてしまいますが、説明によると「ノジスミレは花も葉もなんとなくびろびろして、だらしない感じ」よくみかけるようになった、濃紫のスミレ、たしかにだらしない葉の伸び方、いまいち好きとはいえない姿、「乾きぎみの環境を好む」とくると、やっぱりよくみかけるようになったスミレは、ノジスミレ?、雨が降ったあとも、晴れるとすぐに、パサパサに乾燥してしまって、鉢のみずやりが大変、これもやっぱり温暖化の影響なのかな?スミレを代表するタチツボスミレ、春になるとどこでも普通に、群生している姿を見かけたのに、透明感のある紫色の丸いふくよかな花姿、そして照りのあるハートがたの葉っぱ、代表をノジスミレにあけわたす、なんてことにはなりませんように・・・