野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

里山ガーデン

2009-04-26 09:27:22 | 花藍
早朝には止んでた雨が再び降り始めた
天気予報では昼間は晴れて気温が上がると言っていたのに

昨年、芽吹きをせずにパラパラ葉っぱを落とすキンモクセイ
芽吹きがないと数年後には坊主になって枯れてしまう
そこで植木屋さんに相談して根の周りの土を入れ替えてもらった

そのせいか今年はゾッコと芽吹いてきた

やわらかな新芽のときに雨、冷え込み、強い風、日差し
これではせっかく芽吹いた木の芽はいじけてしまう
毎日キンモクセイを見上げながら・・・ハラハラ・・・大きな傘を立てかけてあげたいな~

いちばん素敵な季節だというのに
雨が降り出すと何日も続いて
晴れると風、強い日差しで乾燥した日が続く
陸にあがるはずの蛍の幼虫が温度が上がらずあがれない
テレビのニュースで言っていたけれど
6月に今年も蛍が川面を舞う姿を見ることが出来るかな

畑のイチゴ、灰、鶏糞をバッチリあげたせいか

今年はワンサと伸びて、立派な花を咲かせてる
虫媒花のイチゴ、この天気では虫も飛べない
初夏には我が家の美味しいイチゴを口にすることが出来るかな
毎年心配事満載・・・・だ~

今日も池の完成とはいかない・・・ガッカリしていたら
雨は1時間ばかり降って止んだ
心配していたほど暑くもならず
お昼も忘れて池の仕上げに
5時近くなってやっと完成
小さな池からはみだしたミツガシワ移植

アサザ、トチカガミ、タヌキモも
アサザは県南には自生していたらしいけど
県北では冬を越せなかった・・・ところが温暖化で県北でもОKに
トチカガミも同じくОKに
県北に自生していたヒツジ草
ため池でよく見かけたんのに今はどこを回っても姿はなし

県北の花らしく、花も可愛いけれど、秋の紅葉も素晴らしい
アサザと一緒にしといたらいっのまにか消えてしまった
北国の花はデリケート・・・なのかな~?





オタマジャクシ

2009-04-25 13:35:43 | 花藍
完成前の池にニホンアカガエルの卵塊2つ
ポリバケツに入れて池に浮かべ・・・何日かな?

昨日バケツをのぞいてみたら
小さなオタマが泳いでいた
明日こそ池を完成してポリバケツから出してあげよう

ところが昨夜から降り出した雨は
止む様子もなく1日中強なったり弱くなったり

さてオタマの餌は?
PCで検索・・・金魚の餌でいいような?

運び込んでもらったヨナの中で冬眠していたアカガエル
池に水を入れると飛び込んで
作業中いっも目にしていたので
卵塊はニホンアカガエルので間違いないとは思うけど

アカガエルにはニホンアカガエルとヤマアカガエルがいるようだ
「どちらも赤茶色で、眼の後ろの鼓膜あたりが三角状に黒く色が付いています。
背中は平らですが、背中の両側に「背側線」が眼の後ろからのびています。
この線が、日本赤ガエルでは、まっすぐで折れ曲がっていません。
ところが、山赤ガエルの背側線は、眼の後ろの鼓膜あたりで外側に曲がり突き出て
いる」
さて我が家のアカガエル・・・どちらかな?

「山赤ガエルの卵塊も日本赤ガエルと同じような丸い塊ですが、産卵直後はつかみあげると日本赤ガエルとちがって、壊れやすいそうです。」
中山間地にある我が家の畑
回りの田んぼでオタマを見つけ、両手で救い上げようとしたら
崩れてしまって救い上げられなかった
な~るほど、そうゆう訳だったのか・・・

「赤ガエルが産卵するような田んぼは、湧水がある田や極端に水はけが悪い田です。
ワケがあって「改良」が遅れた田んぼだと言われてきました。
そういう条件不利な田んぼを、今でも耕作し続けることは、とても気概がいることです。
こうした農家がいるからこそ、赤ガエルは絶滅危惧からかろうじて守られている、と言ってもいいでしょう」
これにもな~るほどと納得

我が家の横を流れる箒川、両岸に圃場整備された田んぼが広がっている
この季節田んぼの中をのぞいてもオタマの卵は滅多にみつからない・・・

オタマの卵をみかける田んぼは谷津田の一番上の方
ところが無事にオタマジャクシにかっても
その後には除草剤がひかえてる
日本全国カエルが減っていると言うけれど
これでは増えたくても増えられないよね~

アカガエルの卵塊には1000個の卵・・・ということは1000匹のカエル
以前は田んぼの中はオタマの卵で真っ黒に
それがカエルになって雨が降ると道に飛び出し
カエルを引かずに車を運転することは不可能
ところが今では雨が降っても・・チラホラ

沢山の命を支えてきたカエル
猛禽類、小動物・・・カラスさえも餌不足
これではヤマカカシのように絶滅危惧種に指定されるのも時間の問題

メダカですら絶滅危惧種になって・・・今では道の駅で20匹で500円で
売られているとか
なんとも淋しい話だね~

里山ガーデン

2009-04-24 21:51:25 | 花藍
大きな2本のミツバツツジ20数年前埼玉で買って
平野、日光、矢板、そして那須へと・・・
栃木の花より一足先に咲いて

栃木産のミツバツツジは一足遅れて満開

ムラサキヤシオも一緒に咲いて

一面咲いていたアカネスミレは姿を消してしまったけれど
タチツボスミレは年々拡大

庭のアリアケスミレ、いつのまにか庭を飛び出し
歩道沿いに1列に並んで咲いている
里山ガーデンよりアスファルトの隙間のほうがお気に入りとわね?

ヘビイチゴ、花を楽しみ、赤い実も

オヘビイチゴ、名前は似ているのに
これは花だけ・・・

只見から貰ってきたイカリソウ、淡い黄色

栃木産のイカリソウ、色はピンク
どちらもいいね

畑の土手から持ってきたノボケ、3年目に花を付けた

ムラサキケマン、以前はどこでも目にしたのに
最近群生している光景を目にすることがなくなった

数ヶ月前、ペットやさんで
「色が悪いから安くしておくよ」言われて買った金羽チャボの雛
今では立派な雄鶏に成長
私には綺麗な色に見えるのだけどな~




気はそぞろ

2009-04-22 22:01:35 | 花藍
耕してもらった篠ヶ原
黒土ホクホクの畑えと

ところがところどころ刈られた後の短い篠がツンツンと
クワを入れると土中深く根っこが残っている
大型耕運機でも篠撲滅はどうやら無理
結局エンビのシャベルで人力作戦が必用なよう

篠、ワラビ、ノシバ、チガヤ、etc・・・どれもおおきな根っこ
高台の畑の土手はそれらの根っこが複雑に絡み合って
土をしっかりとらえ守っている、
だから厄介な存在でなく大事な存在なんだけどね~

昨日の雨で畑のワラビはズンズン伸びて
あっというまに両手いっぱいに


さて欲張り作戦
耕した畑とワラビヶ原の境は・・・
フカフカになった畑、目指して再び占領に動き出すワラビや篠
果てしない攻防戦の始まり・・・

買ってしまった種芋
早く植えないと袋の中で芽がズンズンと

作りかけの池ニホンアカガエルの卵が2つ
とりあえずバケツに移して池の中に浮かべ
これ以上卵が増える前に
仕上げてしまわなくては・・・

那須ではイチゲ、カタクリもう終わり
もう1度、スプリング・エフェメラル、ウオッチングに
只見にとんで行きたくて
気持ちはソワソワ

注文の藍染は仕上げの手前で・・・止まったまんま

頭の中は忙しく
ところが行動は相変わらず
のら~りくら~りと




田んぼの畦

2009-04-21 20:47:16 | 花藍
月曜日畑を大型耕運機で耕してもらうことにした
耕す前に刈った篠やススキを片付けておいてほしいといわれたので
半日かけて畑で燃やした
前の日に雨が降ったのに、めずらしく風は微風で
燃えは悪かったけど安心して火を入れることが出来た

刈った後に広い集めたはずなのに
まだまだカマキリの卵、鳥の巣がでてきた

ワラビもポッポッ頭を出して
きれいに耕してしまうのはしのびなく
半分だけにしてもらうことにした

人間にとっては役に立たない篠、ススキ野原でも
生き物にとっては大切な住処、産卵場所
以前は身近で出来たワラビ採りも
除草剤の使用とともに姿を消して・・・

生き物の住処も残してあげたいし
ワラビ採りもしたいし
野菜も植えたいし
ちょつと欲張りすぎかな~

周りの畦は花盛り

オカオグルマが咲いて

野ボケ


ミツバツチグリも今が盛りと咲いている

そしてもうすぐ紅紫の野アザミも色を添える

除草剤を使っていない棚田の畦には
里山の原風景が残っている




里山ガーデン

2009-04-20 23:58:55 | 人形
またまた用事で2日ばかり埼玉へ
この季節那須を留守にするのはつらい
日々移り変わる風景を一時も見逃したくない
そういっても91歳と87歳になる両親
こうして通えることもまた幸せなわけだけど・・・

埼玉に近づくにつれ山桜の淡いピンクの色は消え緑一色に、
こちらでは5月連休ごろに咲くウワズミ桜の白い花が
栃木を過ぎると目に付くように
かなり早い開花のような気がするけれど?

毎年この季節東北道を走るたびに思うこと
たかだか2時間ぐらいのうちに
3つの季節が凝縮
那須では木の芽が動き出し春の始まり
栃木、佐野あたりにくると春爛漫
そして埼玉にはいると初夏の始まり
素敵な国に住んでいることを毎年繰り返し実感するのです

便利な田舎暮らし

2009-04-17 21:56:04 | 花藍
今夜の晩御飯は
ニラの卵とじ、ミツバのお浸し、竹の子シイタケの煮物

買い物嫌いの私にとって
田舎暮らしほど便利なものはない
包丁片手に庭に出て・・・さて今夜の夕飯のおかずは
フラフラしながら考える
野ミツバ、セリ、ワラビ、竹の子、山椒
ニラ、ホダ木にはシイタケ、タラのも芽もそろそろ食べごろ
これが5月いっぱい続いて
山菜が終わるころ、
畑で絹さや、スナックエンドウ、アスパラetc・・・旬を迎える

ニワトリ達がかわりばんこに産んでくれる卵
冷蔵庫の中が空っぽになっても・・・なんの不便もありません


都会で生活していたときは
家族、夫の事業ゴミ・・・毎週山ほどのゴミが出て
いくらお金を払っているといっても、
いったいどこへいくのかな~
いっも心が痛んでた・・・

田舎暮らしを始めてから
燃やせるゴミはすべて庭で灰に
生ゴミもニワトリが食べてくれそうなものはフドで細かく粉砕
残ったものはコンポストに1年寝かせて土に返す
集積所に出すゴミは2,3週間に中のビニール袋1つ
集積所に持っていく手間も省けてスゴーク便利
そして心も痛まないというおまけまで・・・

不便な都会暮らし・・・便利な田舎暮らし
私にとっては、そんなところかな~





花の季節

2009-04-16 20:42:50 | 花藍
この季節1度外へ出ると家の中へ入れない
一番元気なクローバー、全部抜き去ることは出来ないけれど
でも少しでも・・・・長いのはズルズル30センチ以上ランナーを伸ばしている
そんな長いのがズルーと抜けたときは・・ヤッタ~
時々草の上に座り込みお茶を飲んだりタバコを吸ったり
一向に家の中に入ろうとしない私に・・・犬達は呆れて?さっさと家の中へ

4月半ば~5月半、春の花が次々に咲く
春の花は地べたを覆いつくすように咲く花が多い
スミレ、ヘビイチゴ、ジシバリ、ミツバツチグリ、カキドウシetc・・・

ところが最近猛威をふるう外来種
西洋タンポポ、ハルジオン、日本の可愛いミミナグサ、ふと気がついたら
ポテッと太っちょのオランダミミナグサに負けそう、

耕す前、田んぼ1面真っ白に咲いていたタネツケ花
そんな姿を見なくなったな~と思っていたら
昨年我が家の庭にポッン、ポッンと白い花が咲き始め
さてはタネツケバナがやってきた・・・
ところがどこかなにか違うぞ~
調べてみたら外来種のミチタネツケ花
もっと早くきずけばよかった。あっと言う間にタネを飛ばして
今年はもう賑やかにワンサワンサと・・・

ハルジオンは6年間の格闘の末だいぶ姿は少なくなった
ミミナグサを残し昨年オランダミミナグサだけ狙い撃ちに抜いたけど・・・?
タンポポ、庭で咲き始めた花を1つずつひっくり返して
西洋タンポポ除去、日本タンポポ温存・・・同じ花色なのにね~
コモチマンネン草、これも猛威をふるっている1つ
在来種らしいけど、でも県北ではなじみのない花
温暖化でどうやら北上中らしい、昨年這いつくばって、根気よく
小さなものまで見逃さず・・・抜いたはずなのに
葉っぱ1枚落としてもそこから根を出すそうだから
も~お手上げ状態、くやしいけど諦めた

さらにさらになじみのないメキシコマンネン草まで
最近スゴーイ勢いで田んぼや畑の縁を黄色一面彩っている
我が家にはなにがなんでもゼッタイ立ち入り禁止
見つけ次第・・消去

一番の難題はクローバー
ランナーを何重にもからめ、まるで難解パズルのよう
その上根っこはごぼう根で土中深く根を張って
引き抜くのも大変
他の物との共存、共栄なんて認めない
すべてをなぎ倒してクローバー一色になって
高らかに勝利宣言

「幸せの4葉のクローバー」、「花の首飾り」・・・
イメージは優しい感じ・・・それに惑わされてしまった
正体にきずいたときはときすでに遅し?

日課のように晴れると来る日も来る日もクローバー抜き
一箇所に集め、1山、2山・・・それでも、
いったいどこを抜いたのか・・・というくらいの回復力バッグン

地べたに這いつくばって、日焼け、腰痛、膝痛、腱鞘炎、
そのうえ右手の親指と人差し指はいつも真っ黒け
それでも





日本の春の花、この可憐で愛しい姿を見たら、日焼けなんてなんのその
腰痛だってなんのその・・・












雨のち強風

2009-04-15 05:37:00 | 花藍
昨日、午後から待ちに待っていた雨が降ってくれた
優しい春雨・・でなく土砂降りの雨
目が覚めると窓ガラスがカタコト音を立て
ソヨソヨ風が吹いている
最近雨が降るとその後決まって風、強い日差しで
せっかくの湿度はあっというまに消えて後は乾いた空気が・・・
どうかいつものパターンになりませんように
咲き始めた庭の花たちもやっと一息

ホッとしたのもつかの間
8時ころには強い風が吹き始めた
せっかく雨でやわらかくなったヨナが乾いてしまう
急いで池作りの作業開始
5日目

午後には積んであったヨナはすべて池の中へ
仕上げは荒木田土
ヨナには栄養分がまるでないと聞いたので
池の周りには水性の植物を植えるため荒木田土を使うことにした
さてカエルの産卵までに間に合うかな?


大好きな三つ葉ツツジ
満開になったとおもったら強い風で花が散り始めた
1年ズ~ト待っていたのにたった4,5日でもうお別れなんて・・・


裏の藪椿も強風にあおられてポトポト

そのまま土に返すのはもったいなくて
拾い集めて・・・・椿染めに・・・




里山ガーデン

2009-04-13 23:10:02 | 花藍
今日も早起き、朝から気温は高く初夏のきざし
池作り4日目

あんまり働きすぎて?・・・右足の膝、足首が痛い
そこで長靴をはいて静かに・・・
ところが長靴は土の中にめりこんで、時々動きが取れなくなる
それに底に土が団子になってくついてしまう
足がさらに痛くなったときはなったときで考えよう、
ということで結局、素足に
、長靴ではわからない底の凹凸もはっきりわかる
それに土が団子になってくっいてしまうということもない

水をかけてやわらかくなったヨナを千切っては投げ・・・これの繰り返し
手首も痛い

写真機片手に時々やってきて声をかけるだけの夫
カエルのための池・・・作りたいのは私
手伝ってくれなくてもなんのその
そうつぶやきながらも・・・機嫌が悪いのはなぜ?

三兄弟

セブン

デカ

ホクト
1日中庭で私のお付き合い・・・お前達日焼けしないでいいな~



里山ガーデン春らしく

三つ葉ツツジが咲き始め

ムシカリってなんて素敵な香りなの

香りに誘われ
ニホンミツバチの姿もチラホラ

緑で覆われるはずの地べたはまだ道半ば・・・
一雨欲しいよ~