Mさんが持っていって植えてごらん、土地が気に入ったら、殖えるから、といってくれたので、2株ほど貰ってきた、我家で咲いているのは、3年前知人からもらった、塩原のヤスト山の福寿草とのこと、比べて見ると、花弁の数が、福寿草窪産のほうがおおいい、山によってジャカンの違いがあるのかな?ニリンソウも八方の山は場所によって、花弁の数が違う、5枚と思っていたが、昨年、改めて数を数えた見たら、6枚多いのは8枚あつた、そして色もピンクがかっている、山の違いで、同じ花でも変異があるのかも、4、5年前、只見の山裾を、ブラブラしていたとき、ピンクのイワナシの花の中で真っ白な花を見っけて、感激したことがあった、、同じところに咲いていても、変異がある、花を巡って20年たった今でも、いっこうに飽きることがないのは、毎年新たな出会い、発見があるからかもしれない、さて今年の春は・・・・
今日も足は山縣記念館へと、ちょうど庭仕事をしていた、Mさんがいたので、福寿草のことを聞いていてみた、すると記念館の裏に、福寿草窪と呼ばれる山があって、以前福寿草が自生していて、そこから彼が13,4株、持ってきて庭のあちこちに植えたところ、40年たった今、1ヶ所、気にいったところで、見事な群生地になったという、やっぱり40年という長い月日がたっているのです。現在88歳のMさん、記念館の近くで、生まれ育っている、耳は少し遠くなっているけど、素晴らしい、記憶力、ショウジョウバカマの群生は、明治天皇、と山縣元帥を祭るため、建てられた椿山神社、とマキガオカ神社その時花好きの人が植えたのではないか、Mさんが7歳のときだったというから、なんと80年たっている、それと彼が採って来て知人にあげたクマガイソウ、自分の家に植えたのは、2,3年できえてしまったが、知人の所ではたった3株が30年たった今、600株になってそれは見事とのこと、群生地といえるようになるのには、まずは植物が、場所を気に入ってくれること、そして数十年という長い月日が必要う、気の長さではけっこう自信のある私でも、ため息が出てしまう、