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野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

順番は

2022-04-26 09:33:43 | 生活

骨上が終わり

斎場の人が残ったものを納骨してくれている時

手をつないでいた4歳の孫が

私を見上げ楽しそうに

「今度はおばあちゃんだね~」

ちょっと待ってよ急がせないでよ

そう簡単に番が来たら困るのよ

子供のいない姉

倒れた夫を介護中

トイレに行くとき以外はいつも一緒の仲良し夫婦

パパがなんでもやってくれるから

カードでお金をおろすことも出来ないの

え~それってただの馬鹿じゃない

そんな会話を姉と交わしたのはもう10数年前

一人暮らししたことないからパパに何かあったら

あなたよろしくね~~~

簡単に言われても・・・・・・

たとえ年が下の妹といえどももう若くはないんだけどね

私が倒れた時のことを考え

犬の世話をあちこち頼んでいるとのに

姉の世話まで・・・・

さて誰に頼んだらいいのか

色々考えたところで

最後は息子たちに・・・・・

よろしくね~

 

大好きなミツバツツジの花を

ユックリ眺める時間もなく花は終わり

           

気が付いたら白ヤシオが咲き始めていた

夏草も伸び始め

今年初めての草刈り

人間社会とは関わりなく

自然は移り過ぎていく

 

 

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友達

2022-04-21 01:19:34 | 生活

いざという時には仕事の代替えをお願いしていた

相棒が急遽手術することになり

3月から長期の休みに入った

さてどうしよう

相棒の手術が終わり無事に復帰できるまで

なんとか持ってほしいと思っていたけど

願いは届かず

ところが花友&野菜友の友人がピンチヒッターを快く引き受けてくれた

 

片づけが始まり

着道楽の家人

山ほどの衣類が残され

腕を通していないもの、クリーニングから帰ってきて

ビニール袋に入ったままのもの

整理ダンスに入りきらないものは

衣装箱に納まり何段にも積みかさねられ

焼却処分するには心が痛み

なかなか片づけが進まなかった

 

1年に一度京都から那須の家に帰ってきている友人が

葬儀が終わった次の日にやってきた

とりあえず適当に見繕って

持って帰って友人知人にあげるからと

大きなビニール袋2つ持って帰ってくれた

 

数年音沙汰なかった只見の友人から

家人が亡くなった5日後に電話

え~

風の便りで亡くなったこと聞いたの?

え~知らないよ

ふと思い出して電話しただけだよ

ちっとも片づけた進まないの

ちょっと待ってて

軽トラで行って私が全部持ち帰えるから

私に任せて

ということで明日泊まり込みで来てくれることになった

自然が縁で親しくなり

長い付き合いになった友人たち

家人の手術の日にも

一人では心細いでしょ

朝から終わるまで付き合ってくれた友人

いつどんな時でも自然と友人たちに助けられ

ありがとう~~~~~

 

時には人は孤独が好きとか

人との関りはメンドクサイとか

色々思うことがあるかもしれないけれど

人間は群れで生きる動物

これからも社会という群れに中で

メンドクサイことも抱え込み、助け合い、寄り添いあって

残りの人生も~~~~

 

 

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桜の季節

2022-04-16 07:25:41 | 生活

3人目の孫は女の子

予定日は5月下旬だけどちょっと早くなりそうな感じがする

お母さんも名前考えて

出来たらその季節の花の名前をつけたい

お嫁さんと何度か電話、メールのやり取りをして

名前の決まらないまま

数週間早く4月5日

私の誕生日と同じ日

 

誕生と見送り・・・・・

慌ただしい数日が過ぎ

孫の名前が決まった

 

幼いころの記憶

誕生日はいつも満開の桜の下

春には田んぼの畔、雑木林には色とりどりの花が咲き乱れ

自然の中で遊ぶ自分の姿

そんな環境を子供たちや孫たちに残したい

そしてたどり着いた田舎暮らし

 

今度は誕生日は孫と桜の花の下

同じ日に

生まれてくれてありがとう

 

 

 

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四度目の桜

2022-04-15 05:21:25 | 生活

2018年12月23日に手術を受け

次の年の桜を見ることはできないと言われ

それから3年4カ月

窓越しに4度目の桜を見て

4月5日私の誕生日と同じ日に4人目の孫が生まれ

まるで新しい命と入れ替わるように

 

家で最期を向かえたいという希望を叶え

そして4度目の桜を見させてあげたいという私の願いも叶え

家人は人生の幕を閉じた

 

3,11の震災が起き

寝たきりの母と認知の始まった父

2人を連れ宇治へと避難

生前周りが感心するほど仲が良かった両親

長い間寝たきりになっていた母

母の口癖は「お父さんを残しては死ねない」

母の希望通り父が亡くなり

その数日後に母が亡くなった

悲しみに暮れる間もなく

次から次へと煩雑な手続きが残され

そしてまた

悲しみに暮れる間もなく次から次へと・・・・

 

家族が亡くなった後こうして忙しさに紛れ

悲しみを遠ざけてくれる時間が用意されている

 

そして数日後

残された者たちには変わらぬ日常が戻り

時間の経過とともに

悲しみは懐かしい想い出へとなっていくのだろ

 

生前はできうる限り看ていたつもりでも

悔いは必ず残るもの

そして

悲しみも想い出も悔いも

次の世代へと引き継がれていく

 

 

 

 

 

 

 

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炬燵の中のボカシ

2022-03-03 07:02:04 | 生活

蜜柑の季節が来ると

愛媛の知人から無農薬のハネもの柑橘を送ってもらい

秋から春まで欠かさずジュース作り

この季節の蜜柑は完熟して

ジュースにすると甘く濃厚で美味しい~~~

果糖取り過ぎじゃない?

時々言われるけど

美味しいのが一番です~~

 

そこで山ほど出るミカンの皮

一部はお風呂の入浴剤代わりにして

残りはチョキチョキ炬燵の中でYouTube

見ながら聞きながら夜の日課

そして糠と混ぜて炬燵の中でボカシづくり

炬燵の中でボカシ作りなんて聞いたことないよね・・・・

炬燵の周りのお布団の中にずらりと並んだビニール袋

発酵すると甘酸っぱい香りが炬燵の中に充満

炬燵のスイッチを切って出かけても

帰って来ると発酵熱で炬燵の中はホッカホカ

ナマケモノにとっては

最高に楽ちんな作業

 

未知のウイルス

厳しさを増す気候変動

人類が1つになって

乗り越えなければならない課題が山積だって言うのに

そんな時に・・・・・なんなのよ~~

そんなことをツラツラ考えながら

今夜も炬燵の中で

 

 

 

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田舎暮らし

2021-08-23 07:18:11 | 生活

今朝も雨

露の切れない庭を眺めながら

ゴーヤの覆いができないまま

南国の香、ゴーヤの花

今年は庭中に漂うようにと

沢山のゴーヤを支柱に絡ませた

ところが日照不足で力強い濃緑にはなれず

花数も少なく・・・・

香りはほんの一時だけで終わり

 

高砂百合が咲きそろうい

陽が落ちた庭はほのかな百合の香り・・・・のはずが

水滴をまとい

今年はまだ一度も

 

後一週間で8月も終わり

感染者数が増え続ける中で

もうすぐ学校が始まる

また心配事が一つ加算・・・・

 

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田舎暮らし

2021-06-28 22:49:17 | 生活

ビワ、プラムを採ってお昼のデザートに

       

友人がさし芽してくれたクサレダマが一斉に咲き始めた

 

カワラナデシコも一斉に咲いたら

紫の色はピンク色の陰に

水瓶の中では可愛い小花のタヌキモ

          

 

ここのところ忙しく

ケンタの散歩をサボッテいた

陽射しが強くなったので木の下に車を移動

後ろのドアを開けたままにして置いたら

ココとケンタが乗り込んで

散歩スタンバイ

仕方なく仕事を中断何時もの散歩道へと

 

昨年の梅干しが食べ切らず沢山残っているので

今年はお休みと思っていたら

友人から電話・・・梅干し送って

サクランボジュースに始まり

ウメ、ビワ、プラムジュース&梅干し用の梅の塩漬け

もう入れ物がない~~~~~

もうすぐブルーべりの季節

そしてイチジク、キューイと続いて

やっぱり田舎暮らしってイイよね

 

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2021-01-16 23:52:38 | 生活

悲しい知らせが友人から届き

気持ちが沈んでいた

こちらからは連絡はとらず

ただ待っていた

夜遅くになりメールが届いた

つぎに飼う犬を考えている・・・そんな内容のメールにホッとした

人生後半の時間・・・ほとんど自然保護に費やしている友人

初めて彼女の家を訪れたウン十年前

床には老犬と足を怪我したカルガモが並んで座り

籠の中には未熟児の飛べない燕

体力回復過程のオナガが2羽

ここまではハッキリ記憶しているけれど

あまりに多くて後は・・・・

並ぶ鳥かごの中には保護した鳥たちが収まっり

命溢れる部屋だった

沢山の生き物の世話をして沢山の命を看取って

全ての生き物にとって死は避けることは出来ない

予測不可能に突然訪れる死もある

悲しみ悔しがりながらも

それらすべてを受け止める

沢山の命を看取ることは沢山の悲しい思い出を

記憶の中に刻み込むことになるけれど

でもそれとこれとは別・・・と彼女

新たな出会いへと

その考え方には私も共鳴

 

 

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