野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

里山ガーデン

2007-06-30 23:45:01 | 花藍
小道2

池の脇の小道、サワギキョウ、サワシロギク、ミズオトギリetc・・・
湿気を好む花を植えたり、挿し芽したり、
5年たったら、種が飛んだり、殖えたり、
いったい何の花なのか・・・咲かなければ解らないものまで現れて

シモツケ
平地の湿地の花といえば、まず頭に浮かぶのがシモツケ、
そしてクサレダマ、沼トラノオ、ピンク、白、黄色

小道3

垣根沿いの小道
矢ハズ草の中に
イナカ菊、ノコン菊、シラヤマ菊etc・・・秋咲く花がメイン


ミヤコ草、モジズリも一緒に仲良く共存
幼いころから見慣れた花、見慣れた色・・・一つに調和して
やっぱりなんといっても日本の野の花は素敵!






里山ガーデン

2007-06-30 17:57:32 | 花藍
平地ゾーン

今年から取り組み始めた平地ゾーン
野芝を一部はり終えて・・・さて、シロツメ草はどうしょう?

友人に電話、
トラスト地では、とりあえず種が落ちないうちに
草刈機で・・・花飛ばし・・・
私も同じく・・花飛ばし・・・

シロツメ草が伸びだす前、あちらこちらで目にしたヨメナの新芽
シロツメ草を刈った後、探してみたら・・・
ランナーに押しつぶされて、光を奪われ、まるで青モヤシのように
数箇所、ヨメナの群生しているところのシロツメ草を抜いて

クローバーの草原・・なんて聞くと、優しい、のどかなイメージ
ところが抜いてみると、さすが北アフリカ(ヨーロッパ)産
ランナーは網の目のように地面に食い込みながら、他の植物を押し倒し
根元に食い込み・・・・こんな根っこの張り方をされたら、
どんな植物だって下敷きにされちゃう

長く伸びたランナー、ズルズルと抜きながら
太くって、食糧難がきたら、茹でて食べられそう?

湿地ゾーン5年目

1年目、スギナ畑
2,3年、アメリカ産のハキダメ菊、抜いても抜いても、後から後から
クローバーも抜いて抜いて・・・
3年目位から小さな、小さな薄紅色の花を付ける
矢ハズソウが目に付くようになって
4年目
矢ハズ草の勝利?コブナ草も勢力拡大
5年目の今年

矢ハズソウの緑のジュタン♪~


ハキダメ菊は矢ハズ草に埋もれて・・・こうなると
嫌われ者のハキダメ菊も可愛く見えちゃう?


小道1
スギナ、矢ハズ草、チジミザサ、コブナ草の中に沼トラノオの飛び込み

庭のスギナは嫌われるけれど、私はあまり気にしない
土を動かした後などワーと出ても
2年3年と他の植物が飛び込んでくると
仲良く共存しながらいずれ姿をけしていく


暖かい地方で見られたツマグロヒョウモン
温暖化の影響で北上中とか・・・
そのうち我が家の庭でも見られるかな~
ウ~ン?いやに派手な色
これって噂に聞いたツマグロヒョウモンかな~?





野鳥の保護

2007-06-29 09:23:49 | 花藍
またまた喧嘩、確か前回は、竹の子の季節・・・と言うことは2ヶ月前か~
上尾の江川でトラスト活動に取り組んでいる友人
自然の知識豊富で、特に鳥に関しては、私なんかは足元にも及ばない
外来種の対策で、わからない時や困ったときは、彼女に相談

自然界で起きている変化、時々落ち込んで・・
そんな時は長い間、自然と向かい合ってきた彼女に聞いて欲しくなって、電話
ところが時々喧嘩になって、腹が立つて、落ち込み解消?
とっても尊敬しているのに~

山桜の苗木を届ける約束をしていたので
彼女が送ってくれた雑魚をたっぷり入れて
彼女の好きなサンショの実の佃煮を作った


友人の家には、いつ行っても数羽の野鳥が保護されている
県からの委託で、傷ついた鳥が色々な所から持ち込まれる
世話をして元気になって鳥は、自然へ帰されるけど
飛べなくなって、年をとって目もあまり見えなくなって
足を怪我して歩けなくなって・・・

籠の中にいる鳥
部屋の中を飛び回っている鳥

19歳を過ぎ、寝たきりになってしまったタッチャン(犬)
そして我が家から貰われていったピンとチビの娘、
一つの部屋の中でみんな一緒に生活している
最近では時々屋根裏に住んでいるハツカネズミまで出てきて仲間に加わると言う



ニューフェイスのまだ若いオナガ
どうしてここにやって来たのか聞くのを忘れてしまったけれど
友人と私の話をジート聞いている・・・利発そうな目

私がサンショの佃煮の中から雑魚を一つあげたら・・・知らん振り
彼女があげたらすぐに嘴にくわえて・・・
彼女以外の人には反応しないと言う・・・

たとえいつもいる夫にも

嘴に挟んだ雑魚・・・どうするのかな~

足元の布の中に・・・隙間が開いているとところは
布を引っ張って、見えないように、何度も確認

その様子を眺めながら・・・ウワ~我が家の犬より頭がいいね~
パソコンを打っていて、用事で彼女が席を立つと
オナガが画像を見ながらキーボードを嘴で叩いているという
「でも変換はできないのよね~」
友人の話はいっも面白い
尽きない植物の話、鳥の話、ハツカネズミの話etc

いっものことだけど、喧嘩の件はもう過去のことに・・・




ガーデン

2007-06-28 10:52:58 | 花藍
里山ガーデンでは初夏の花が咲き始めた


咲き始めた沼トラノオの花
蜜を求めてスジグロシロチョウ、モンシロチョウが

ウツボグサにはキアゲハが

ベニシジミのオレンジ色、白い花によく似合う

ヒメウラナミジャノメ・・・ジャノメ蝶の食草はイネ科の植物
イネ科の植物は花が可愛くない、でも蝶は可愛い・・・
草取り・・・適当に残すとするか

トリアシショウマは大株になって、淡いピンクの花を付け
ミツバチたちがやってくる

自然界は危険もいっぱい、蜜集めに夢中になっていると
ほらこのとうり・・・蜘蛛の餌に・・・

オオバミゾホウズキの花の中にも蜜を求めて小さな虫が

クガイ草の花にも・・・

穂先シモツケの花にも

オカトラノオの花にも、色んな花の蜜、ブレンドされて・・・どんな味?

エゾミゾハギ

ミヤコ草

河原のナデシコより一足先に我が家の湿地ゾーンの花は満開

花に浮かれていると・・・・・蜘蛛の胃袋へと

アサザの間から顔をのぞかせ・・・気持ちよさそう
でもシマヘビが池の周りをクネクネ
蛙さん、気おつけて・・・
ヘビさん、餌にありつけるといいね・・・
どつちを応援していいのやら?????


補助金

2007-06-27 22:30:26 | 花藍
今日は夜になっても温度が下がらず蒸し暑い
こんな日は蛍が飛ぶはず・・・外に出ると
裏の小川の上に3つの光が・・・

3年前までは長く放置されていた、前の休耕田に水が溜まって小さな池になって
蛍が沢山飛んでいた
毎晩日が落ちると、椅子に座って
ねぐらにしている水鳥の声を聞きながら
蛍の光を眺めるのが日課になっていた

ところがその休耕田が競売にかけられて・・・
農地なので・・・農家の人以外は競売に参加できない
水鳥達のねぐら、蛍の住処にこのまま残しておきたくて
そこで農家の知人の名前を貸してもらって
参加したけれど
初めてのことなので、値段のつけ方の見当が付かなくて
買うことができなかつた

近所のおじいさんが落札した
家族に農業を継いでくれるくれる人もいないのに・・・

時々お茶を飲みに来て・・・
安い競売の畑や田んぼを買って
休耕田にして、補助金を貰うと
結構な金額になるとか・・・

我が家の前の休耕田も
アットいうまに埋め立てられて
牧草地にして・・・・補助金を貰っているとか
ところが補助金は年々少なくなって
とうとう今年は打ち切りになるとか・・・

補助金目当てに、ただ同然のような農地を買いあさっている
おじいさん・・・補助金打ち切りで、あ~よかった

ところが、近所の休耕田
ハッカ、ヤマラッキョ、マアザミ、ツリガネニンジンetc・・・
きれいさっぱり刈られて・・・耕されちゃうのかな~

ちょうど満開のノハナショウブ・・・とても素敵
そこで難を逃れたのか
刈り払われずに残っていた

先日行った小深堀の近くの休耕田
春には桜草、夏にはアサマフウロウが見事に咲いて
毎年楽しみに・・・花見
ところがここもきれいさっぱり、跡形もなく刈り払われ・・・
耕されちゃうのかな~

先日友人の花摘み場も耕されて田んぼになってしまったとか
補助金打ち切りのせいなのかな?

こうなると、補助金が出たほうが良いのか?・・悪いのか?・・
もうさっぱりわからない!

湿地

2007-06-26 18:19:53 | 花藍
週末、泊まりにやってきた知人と小深堀へ

途中水辺のある湿地によって
水の中からツンツン伸びているのはサンカクイ?

連れてきた、ピン、セブン、ホクト
軽く散歩・・・
尻尾の毛もお尻の毛も薄くなって・・・家の中ではすっかりおじいさんのピン
でも散歩の時は若々しく?


小深堀の湿原

クララの花が咲き始め

野ハナショウブがさきはじめ

シモツケ草の蕾は薄っすらピンクに
カセン草の蕾もあがって
これからしばらく夏の花が楽しめそう♪~


夕方になって近くの河原へ散歩へ
みんな揃って・・・ハイ、チーズ・・・

サテ、なにを眺めているのかな?


レブ、虫の居所が悪いと時々弟にやつあたり
でもさすがおねえちゃん・・・こんな優しい時も

みんな勢ぞろい・・・と思ったら
マイペースのお母さんの姿はなし

友人が撮ってくれた写真
写真が趣味の一つ・・・と言うだけあってみんな素敵に撮れていた

都会のニーズ

2007-06-22 09:04:07 | 花藍
お金の使い道に困っている企業、個人のなんと多いいことか?


春から夏にかけ、せつせつと通ったアシ沼

小さな湿原でいつ行っても人の姿はほとんどなし
入り口に「熊注意」の古いい立て看板が1つ
ところが昨年立派な木道が完成
動植物を大切にしましょう・・・
とかいう真新しいたて看板が湿地の脇に1本・・・
さらに進むと
この木道は宝くじ協会が作ったものです・・
書いてある真新しい看板がさらにもう一本

上に位置する大沼も立派な木道が数年前に完成して
乾燥化が進んで、草原ぽくなって・・・
散歩をするにはいいけれど
植生は単純化して・・・
でも小さなアシ沼ではいろんな花を見ることができた

我が家の裏山の湿地
オタカラコウの群生地があるといって
近所の人が案内してくれた
以前何度か行った山道
途中から木道ができ道の先に東屋が・・・
国有林のはずなのに?
ある企業が社員のレクレーションを兼ねた自然ボランティアで作ったとか
なんだか訳がわからない???

使い切れないお金?
個人が山の一部を買い占めて道を作って
白亜の御殿・・・
巨大なログハウス・・・


はたまた自然体験施設とかで
雑木林を切り開き、
湿地や沢を埋め立てて・・・

都会で使い切れないお金が地方へと・・・
自然大好き、自然体験といいながら
自然を遠ざけ
都会のニーズに合わせていく????


野芝終了

2007-06-21 22:53:45 | 花藍
野芝張り終了


山のように白ツメ草を抜いて

河原ナデシコ、ゲンノショウコ、ゴウソ、カヤツリグサ、ヒデリコは適当に残して・・・
こうなってくると、手伝いを人に頼むことはできない
8日もかかってしまったので、始めに植えたものはうっすら緑


河原の広場へスミレの種集め、
広場の周りの草むらも刈られ
広場はさらに広くなっていた
最近あまりみかけなくなった、クルマバナの小群落
きれいさっぱり刈られて
いったいどこにあったのか?
カワラナデシコもヌマトラノオも刈られ・・・・
蕾があがってきてたので、あ~モッタイナイ


夕方白河の知人の所へと・・・・
いつも知人が花摘みをしている休耕田
3年前に案内してくれた
アサマフウロウ、クサレダマ、シモツケ、ノハナショウブ、チダケサシetc
湿地の花が勢ぞろい・・・
ところがその後、3分のⅠが耕され田んぼになって
今年は残りの2分のⅠ、草刈されてその上燃やされていたとか
人の休耕田だからどうすることもできないけれど
毎年楽しみに花摘みしていた所がまた消えちゃつた・・・
何処へ行っても同じか~


梅雨もなし

2007-06-19 20:42:38 | 花藍
最近になって高速に朝6時台に乗ると
利用金が半額になるということを知った

そこで埼玉からの帰りは頑張って早起き
今日も6時に起きて外に出ると
早朝にもかかわらず、日差しは真夏
6月も半ばを過ぎたのに梅雨の気配はまるでなし
まる1日留守にしたので
はった芝が心配で・・・・

家に着くと芝も鉢植えもパサパサのカラカラ
いつもの年なら挿し芽の季節なのに
こんなに乾燥していては・・・
せつかく開いた花もあっというまに終わってしまう

うららかな春もなし
しっとり濡れる梅雨もなし・・・・・

夜になってあまり気が進まなかったけれど
友人や息子が蛍を見に来たいというので
近くの小川へ下見に
昼間は30度近く気温は上がって
でも日が落ちると気温はグーンと下がって
1日の温度差がすごい
蝶、ミツバチ、カエル、そして蛇の姿もすくなく
これでは蛍の光も・・・・

おもったとうり光はまばら
それでも何人か橋の上で蛍を見ている人が・・・
10年前栃木に住み始めたころ
6月にはいると蛍の飛ぶのが待ちどおしくて
懐中電灯を持って、裏の田んぼに毎晩通った
雨上がり水のはった休耕田の上を飛ぶ無数の蛍
その光が水にうつって、光はさらに無数となって・・・

友人の裏庭にあるため池、
沢山の蛍の光で
まるで豆電気をつけたよう・・・言っていた
それが年々少なくなって

なんだか最近姿を消すものばかり・・・

野芝

2007-06-18 21:54:21 | 花藍
日曜日
野芝20枚を残し、暗くなってしまった
先週はホームへ行って上げられなかったので
後ろ髪を引かれながら
20枚を残し埼玉へ

野芝が来たのは、先週の火曜日
明日で500枚張り終えることができるだろう
それでも平地ゾーン予定地の
4分の1ぐらい
白つめ草との格闘はまだ当分続きそう・・・