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野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

日本ミツバチの話④

2021-02-28 04:51:19 | 田舎暮らし

日本ミツバチの箱は2つになって

自宅は北西の角地といってもそこは住宅地

分蜂が始まる季節になり

前兆の羽音が聞こえてくると

心臓はドキドキ・・・苦情が来ないかと

裏窓を少しだけ開けて

隙間からドキドキしながら眺めていると

家と公園の間の道・・・空を飛び交う無数の蜂

早くお気に入りの木を見つけておさまってちょうだい~~~

前の道を歩く人が怪訝そうに空を見上げている姿が

窓の隙間から見えた・・・心臓の音はさらに高まり

いつも蜂球を作る場所は前の公園の桜の木

ところがある時・・・隣の家の庭の木に蜂球が出来

どうしょう~~~~

意を決して・・・素知らぬふりをして

庭の木に蜂球が出来ているので取らせてもらっていいですか

ありがとう~助かったわ

心の中でゴメンナサイ

蜂友に電話・・・急いで梯子を持って駆けつけてきた

一件落着・・・・ホッと!

分蜂の季節はワクワクのはずだったのに

ドキドキの季節になっていた

そして・・・・

 

 

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じょんじょろご

2021-02-28 04:50:27 | 田舎暮らし

じょんじょろご

始めて耳にした言葉

なんて優しい響きなんだろう

子供、孫、曾孫、玄孫・・その後はじょんじょろご

昨日は寒くてケンタにはゴメンねと言って

一日炬燵に入ってYouTube見ながら聞きながら

ストーブの上で煮物を作り

昨年仕込んだ柿酢を搾って

 

BS11 アーサー・ビナード 日本人探訪 ♯8 岩手県 奥畑充幸

大阪から移り住み

縁もゆかりもなかった土地・・・そこに昔から住んでいた

老夫婦の生活をそのまま引き継いで

日々の生活は子供、孫、曾孫、玄孫・・・その後はじょんじょろご

じょんじょろごのことまで考えて・・・老夫婦は生きてきた

岩手の方言なのかな?

いい響きだな・・じょんじょろご

原発事故が起きた後

奥畑さんは今だからこそ更に伝える必要性がある

生き抜く力を知恵を・・・強い言葉で悲痛な言葉で語つていた

私もこれからの時代

子供たちに孫たちに必要なのは生き抜く力知恵

そう思いっていたけど、じょんじょろごまでは思いは至らなかった

でもじょんじょろごまで考えなくてはいけないんだよね

そして人間だけでなく

共に生きる生き物たちの・じょんじょろご・・まで

若い頃自然保護活動にたずさわってきた

奥畑さんの保護とは破壊が前提という言葉も

聞き流せない重い言葉だった

 

 

 

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日本ミツバチの話③

2021-02-27 05:40:34 | 田舎暮らし

3,11が起きて・・・・

宇治で過ごした5年間

朝の日課が無くなって・・・寂しくて

宇治でミッバチ飼っている人を探して

宇治で日本ミツバチを飼っている人達

巣箱は小さく軽量・・・そこで空き箱借りて

なんとかみよう見まねで2箱作って

ダメもとで前庭裏庭へ置いてみた

桜の咲く季節が来ると

なぜか宇治では町の公園でも

沢山のミツバチの羽音が聞こえてきた

え!なんでこんな町の中に沢山のミツバチがいるの?

住宅街の一角・・前は小さな公園その前には小さな川も流れていた

手に入れたキンリョウヘンの花が咲きだし

ある日気がつくと

裏庭の巣箱の前に置いた満開のキンリョウヘンの花に蜂球

期待はしていなかったのに・・心臓がドキドキして

ビニール袋に入れて箱へと移動

次の年には分蜂して前の公園の桜の木に蜂球が出来

2箱に日本ミツバチが収まった・・・

そして那須にいた時の続がそこでも始まった

毎朝お茶片手に・・・・・

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エライオソーム

2021-02-27 05:39:50 | 田舎暮らし

さてこの本もいつ買ったのか?

表紙は綺麗だけど中はうっすら黄ばんでいる

カタクリの季節には記念館の本棚に置いて

来館者の人がコーヒー飲みながら

パラパラ写真ながめ・・・素敵ですね

この本の著者の代わりに私が嬉しくなってしまう

どれほどカタクリの花・自然を愛しているか

本の中から伝わってくる

そして

春の妖精たちは種にエライオソームという付属物を付けて

そのオソームの香りがアリを引き寄せ

種はアリにより拡散されると言うことを知った

野歩きをしていると思いがけないところで

咲いている花を目にすることがある

え!なんでこんなところに一つだけ?

本を読み終えその疑問が解けた

記念館でも群生している所から離れた

意外なところで一つだけ花を咲かせている

            電柱の隣で

石段の下で

          笹の中で一輪だけ

巣に持ち帰るのがメンドクサクなったアリが・・・もうヤメタ!

そんなこともあるかもしれない

もし・・・・

この世からアリが消えてしまったら

共生関係の妖精たちも消えてしまうのか

春になってホームセンターに山積される

アリ殺しの農薬を見ると

悲しい気持ちになってしまう

みんな共に助け合って生きているんだよね

 

 

 

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犬自慢

2021-02-26 14:15:58 | 田舎暮らし

やっと犬を納めて昼食中~~~

友人からメールが来て

ホッと!

彼女の愛犬が亡くなって2ヵ月

寂しいよ悲しいよ・・

どれほど可愛い犬だったか、綺麗な犬だったか

メールを開けると・・・もうまた~

初代チワワは我が家から行った

ネズミの親分ほどの小さな体で17年も生きて

最後の一年毎日

も~ダメ、ダメ、ダメとそんなメールが続き

どれほど素直でどれほどイイ子かって・・・そのたびに聞かされ

その後はお決まりの

寂しいよ悲しいよ・・

次飼う犬もオスがイイ

色はヤッパリ黒がイイ

死んだ子に似ている子がイイ

その度に・・・この犬は、この犬の方が似てるかな

写真送ったから見て~~

も~なんでもイイよ~

飼ってしまえば黒だろうが白だろうがブチだろうが

バカだろうが利口だろうが関係ない

安くて丈夫そうな子ならなんでもイイから

さっさと決めな~~

と言うことでやっと今日

さて次のワンコ

また犬自慢聞かされるのか

そういうのって身内自慢て言うんだよ

でも同じ身内でも

亭主の自慢は一度も・・・

 

 

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日本ミツバチの話②

2021-02-26 07:17:39 | 田舎暮らし

本の中にはスズメバチの話もあり

あの怖い顔をしているスズメバチ

読み終えたら

可愛いと思えるようになった

でも9月になると

ミツバチの巣箱へとスズメバチがやってくるようになって

百均へ行って虫取り網を買ってきて

始めは恐る恐る・・・箱にヤッテくるスズメバチを後ろから捕獲

でも段々と大胆になって

ゴメンと言いながら次々殺処分・・・・意外とノロマじゃない

数はドンドン増えて百均の網では間に合わなくなって

スズメバチ取り名人の近くのオジサンに連絡

オジサンは喜んでやってきてスズメ蜂の後ろから

いとも簡単に白い紙をよった紐を付け

そしてまたいとも簡単に

地面の中で営巣していたスズメバチの巣を取り出して

白い大きな幼虫を

これ美味いぞ・・・・意気揚々と帰って行った

え!一番怖いのって

なんでも食べちゃう人間じゃない

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気づかれないよう

2021-02-26 07:13:35 | 田舎暮らし

昨年の8月から

孫とのメールのやり取りが始まった

私は毎朝・・・でも時々忘れ

孫は3,4日に一度

時には一週間に一度・・・それでも続いている

おばあちゃん「文章は短くね」・・・初めに釘を刺された

短く短く簡潔に・・・・思っていること伝えられないじゃない

それでも最近は写真も添付して

それとなく・・・自然て楽しいよ、鳥って可愛いよ、虫って面白いよ

それとなく・・・本て楽しいよ

帰ってくる返事に時々クスッと

わあ~僕も見てみたい・やってみたい

僕も本読んでるよ漫画の本

確かに漫画も本だよね、文字読まないと理解できないし

以前長男が誕生日に送ってくれた漫画

たぶんお母さんも楽しめると思うよ

確かに・・・凄く楽しめた

そして忘れた頃に今でも読み返している

私も本には興味のない子供だった

それは大人になってから

読みたいと思うものが見つかって

それから本棚が埋まっていった

そういつだってイイんだよ~~~

興味のあるものに出会えれば

そのうちきっと見つかるよ~~~

できたら同じ興味に目覚めてくれたらいいんだけど

それまでそ~とそっと・・・誘導しょう

気づかれないよにね~~~

 

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山縣有朋記念館

2021-02-25 06:02:21 | 田舎暮らし

記念館の裏山には大きなヒマラヤ杉の木が3本

2階の窓から

大きな球果を時々見かける

そして明治天皇の槇ヶ岡神社

有朋の椿山神社

小さな神社さんが2つ並んで

鬱蒼と茂った高台に立っている

槇ヶ岡神社の周りには槇の木

椿山神社の前には大きな椿の木が

この季節には神社の周りで

槇のボックリを目にする

そして春になると淡いピンクの羽衣の椿が花を付ける

いったいいつごろ植えられたのかな?

羽衣の椿は花びらが桜のように

初めて花を見た時・・・名前は?

図鑑を出してパラパラ探して・・・あった!

羽衣 美しい姿にピッタリの名前だった

ヒマラヤ杉のボックリ、槇のボックリを見るたび思い出す

夢中になって自然の素材を集め作品作りをしていた

楽しかった時間を

ヒマラヤ杉のボックリの芯角に見立て

カラムシの糸を黄色、ピンク、緑に草木で染めて

モジャモジャ頭の小鬼を作って

気が向くと寒い二月に個展を開いていた

 

先日の夕方突然一人の女性が訪ねてきた

小鬼の人形作っていた方ですよね

今はもう作っていないのですか?

ヒマラヤ杉のボックリを見るたび思い出すんです

個展で見た小鬼のことを

私と同じように思い出してくれる人がいる

胸がキューンと

ボックリ集めに夢中になっていた時間

色々な木の実、

思いつくままに

               

美しい紅葉もなんとか楽しめないかと

落ち葉を透かして漏れてくる明かりは素敵だった

語り尽くせないほどの

沢山の思い出・・・・・

記念館の羽衣の蕾はまだ硬いけど

3月下旬になると鬱蒼と茂った木々の間で

あの淡いピンクの花

また見ることが出来るだろう

 

 

 

 

 

 

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日本ミツバチの話①

2021-02-25 05:54:43 | 田舎暮らし

きっかけは・・・・本

久志富士男先生の

「我が家へミツバチがやって来た」

なんて愛しい生き物なの・・・読みながらすでに飼ってみたい

本の中には詳しい箱の作り方の説明も

すぐに木工やっている友人の所に本を持って飛んで行って

2箱作ってもらった

ミツバチが箱に入ってくれるのを待ちきれず

近くで日本ミツバチ飼っていたおじさんに一箱譲ってもらった

東屋に置いて・・・朝一番の日課は

お茶片手にミツバチウオッチングとなった

本に書いていあった通り・・・・

穏やかで優しい日本ミツバチはどんなに近くで眺めていても

攻撃的な行動にでる子はいなかった

本に書いてあった通り・・・

いつも巣箱の入り口でウロウロ・・・怠け者の子

何度も何度も往復して・・・・勤勉な子

ほんと!人間と同じだ~~~~

スッカリ日本ミツバチに魅了され

巣箱はどんどん増えて・・・なんと欲張りなことに

8箱となった

それからはどこを歩いていても

ミツバチのかすかな羽音もキャッチできるようになり

自然の中での楽しみがまた一つ増えた

そして先生の2冊目の本「日本ミツバチが日本の農業を救う」

買い求めた

本からは先生のミツバチを愛する心が伝わってくる

先生の本を読めばきっと蜂嫌いはいなくなる

               

そう思った・・・・

 

 

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山縣有朋記念館

2021-02-24 00:41:56 | 田舎暮らし

今年に入って再開したブログだけど

ブログを始めた当初は

頭の中は花木鳥虫・・・・スケッチブックを常に抱えて

それから・・・ウン~十年が過ぎ去り

記念館に勤務するようになり

始めて地元の歴史に目が向いた

始めの1,2年は館内に置かれている本&資料に目を通し

へえ~、なるほど~、そうなんだ~~、

興味は尽きず あとからあとから

開拓でできた町

歴史と言っても明治は手の届きそうな過去

え!いまも変わらずそのまま続いているじゃない

新しい楽しみ見つけた・・・

もしあの時・・・・・館長の講演を聞きに行かなかったら

果たして~~~

地元の歴史を知る機会は?

人生何が起きるか先のことは分からないね~

 

記念館に置いてある本・・・・もうとっくに売れきれちゃったわよ

展示してある絵巻が本になって

絵巻の文字は読めないけど

本には現代翻が付いているので私にもわかる

何度か読み返しているうちに

欲しいな~~~~

昨年一人できた来館者

ここで一番おすすめの本は・・・・って聞かれたので

もちろんお気に入りの「伊佐野農場図稿」

これってね当時の人の生活が手に取るように伝わってきてね・・・

ついつい雄弁に語ってしまった

7000円もする本を軽く「じゃ僕も欲しいな一冊譲ってください」

私も欲しいんだけどね・・・・

ふと思い出し数日前・・・Amazonで

あった!

封お切らない?新しい本は8千~2万円台になっていた

そんな高価な本は買えないので

数冊出ていた古本のなかから状態の良いものをゲット

断捨離と言いながら・・・また物増やしちゃった

でもね

うれしいい~~~~~

 

 

 

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