野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

仕事モードへ

2009-07-28 23:26:29 | 花藍
毎日雨、雨、雨
そしてジトジト蒸し暑い
除湿機はあっというまに満杯に
気分は重く・・・
北海道から注文したすくもも届き
型糊、抜洗糊も届いた
気持ちよく晴れたら新しい愛を立てようと思いながら日にちだけが過ぎていく

ところが先日2月の展示会の招待状がオーストラリアから届いた
搬入は来年の2月8日

まだまだ時間はたっぷりあるぞ・・・

少展示会場と聞いてはいたけど
手紙には詳しく会場の説明が
壁の広さは34m、床面積は80㎡・・・数字をみてもピンとこないけど
なんだか広そうだな~
そして作品は30~40展示できますとも書いてある

一昨年注文いただいたものも仕上がっていない

厚手の布を色濃く染めるのはそれだけで3,4日かかってしまう
それから抜染、型糊、仕上げ
大きなものは1枚仕上げるのに1週間はかかってしまう

時間はたっぷりないぞ~

危機感を感じ
やっと仕事モード突入

もうお天気が悪いから
暑すぎるからetc・・・
なんて言ってはいられませ~ん

里山ガーデン

2009-07-22 22:39:48 | 花藍
雨が降ったり止んだり
はっきりしない天気が続いている

湿地ゾーンではシモツケ、クサレダマは終わって、ヌマトラノオは倒れて
お花はコオニユリとサワギキョウだけ
夏の花の賑わいはどこえやら・・・

三つ目のヒツジ草の花
可愛い花だよね~


今年初めてのタヌキモの花
樽の中一杯に殖えて
池に移して、可愛い花が一面に咲くところが見たいと思っていたのに
入れるそばから姿が消えていく
いったい誰が食べてるの?

曇り空の下で
お昼寝にはちょうどいい?

山百合の花、頭が重そうなので脚立でつかいぼうに

こちらは萩がちうょうどいいつかい棒となって

来年の2月作品展に向けて
時々仕事も

我が家の池に住み着いたカエル
こんなに近づいても逃げる気配はまるでなし

こちらのカエルも同じく・・・・でもカラスにはご用心


一番のオチビさんまで出入り自由になりました。

水草

2009-07-19 21:29:58 | 花藍
小さな3つの池、大きな桶で殖えすぎた水草
ミツガシワ、アサザ、トチカガミ、タヌキモ
友人、知人にわけて・・・それでもドンドン殖えて
アサザ、タヌキモは全国レベルの絶滅危惧種トチカガミは県によっては絶滅危惧種
殖えすぎたからと抜いて捨てることはできなくて
そこでさらに大きな池をコッコッと
5月半ばに完成し川から水をポンプアップ

アサザ、トチカガミを2,3株移植
それから2ヶ月と1週間

水面をアサザが埋め尽くし

いったいどんな花が咲くのかと
友人の田んぼから数本貰ってきたクワイ
貰った時は可愛かったのに
こんなに巨大になるなんて・・・植えたことをチョツピリ後悔
でも冬にはお腹におさまる予定

たった2ヶ月ちょつとなのに
なんだか前からある池のように
池のなかも池の周りも緑に覆われ

こんなに強い水草がなんで絶滅危惧種なのか?
年々危惧種の仲間入りをする植物は増え続けているわけだけど
こんなことなら貴重植物絶滅市町村で分類した方がいいのでは?

写真

2009-07-17 22:10:10 | 花藍
駒止湿原で撮った写真を友人が送ってきてくれた

駒止、高清水、矢の原とどこもカキランが見頃だった


高清水の林縁ではウメガサソウが咲いていた
始めて見る花に友人知人は大喜びで


矢の原湿原のヒツジ草
こんな見事な群生を他では見たことがない
それなのにどうして睡蓮なのか・・・

旅行中未熟児の子が気になって
次の日電話を入れて見た
「残念だけど今日の朝9時に亡くなった」
何度も死にそうになってそれでも1週間が過ぎ
無事に育ってくれるかも・・・淡い期待を抱いていたのに
ガックリ

初めに生まれたヒョコは3週間を過ぎ
今日で25日目


1日違いで生まれた2羽の
たった1日違いだけなのに体の大きさは一回り違う
無事2週間を過ぎた

他のワンコはたいして興味をしめさないのに

なぜかセブンは気になってしかたがない
ヒョコが生まれたときには入れてある箱のそばにピッタリへばりついて眠り
ある日箱の中に座ってヒョコを眺めていたときには
モ~ビックリ


今では箱にへばりつて寝ることはなくなったけれど
それでも・・・いっもヒョコのそばにはセブンの姿が

里山ガーデン

2009-07-16 22:25:00 | 山野草

サワギキョウが咲き始めた
なんだか今年は早いな~

白、黄色、ピンク艶やかに咲きそろうはずの湿地の花
ところが今年は
シモツケは終わってしまい
ヌマトラノオは花は咲いたけど倒れてしまい
クサレダマ「頭が重いよ~」だれてしまっている
毎日今年1番の暑さ・・・これでは花もあっというまに終わってしまう


クルマバナもあっというまに満開になって・・・あっというまに終わってしまうのかな

ピンクの小さなミゾカクシの花

花はこんなに可愛いのにズンズンのびて田んぼの嫌われ者とはね~

春先にあれこれ挿し芽

なんとミズギクが入っていたことを蕾を見つけて気がついた


昨年只見の友人が「何の花かわからないしそれに世話するのめんどくさいから」と鉢に入れて持ってきた
いったい何の花なのか・・・楽しみに花が咲くのを待っていた
「な~んだミズトンボか」ガッカリ

ところが1年経ったらそんなことはすっかり忘れ
今年も「何の花?」・・・「ガッカリ」

ヒロハヤブデマリの赤い実の隙間から
山百合の花が1輪

こんなところに植えた覚えはないのにな~


湿原巡りは

2009-07-15 01:16:35 | 山野草
以前せっせと通っていた駒止湿原
そのうち観光バスがよく来るようになって
木道沿いにロープが張られ
駐車場に監視員のおじさんが立つようになって
なんだかそれからは行く気がしなくなってしまった

最近ではもっぱら湿原の裏の林道沿い点在する小さな湿地通い
駒止湿原を歩くのは十数年ぶり
かなり乾燥化が進んでいる感じ
初夏の花を終わって夏の花をまだ蕾
見事だったのはキスゲの花だけ
それでも仕事をもって日々忙しく過ごしている
友人知人はゆつたり過ごせる時間に満足げ

次の日は
私のお気に入りの矢の原湿原へ
見事なヒツジ草の群生をみせたくて・・・

車から降りると沼の中で咲く大きな白やピンクの花が
あれはいったいなに?
巨大化したヒツジ草?

3週間前に訪れたときにはまだ花が咲いていなく気がつかなかった
沼のちょうど中央に植えられた睡蓮の花
いったい誰が植えたのか?
かなりの量
それに沼の中ほど・・・・と言うことは
村役場・・・かな?
環境省で指定している重要湿地500の中の一つなのに

「昭和村きっての名勝、「矢の原湿原」は、 矢の原沼を中心に、高層、低層の 2つの湿原で形成されています。
野鳥が多く、 珍しいハッチョウトンボなども生息しています。
280種にも及ぶ植物が群生しており、 村の天然記念物さらに 県の自然環境保全地域に指定されています」

村にとっても県にとっても貴重なところに
なんで睡蓮なのよ~

そして湿地の回りは観光客が歩きやすいようにというサービス精神からなのか
きれいに刈り払い完了
4,50センチに伸びたサワギキョウ、エゾリンドウも
数十本も拾い集め・・・これも邪魔な草に入るのかな?

自然を残すため20年間トラスト活動をしている友人
それをささえるおばさん議員さん2人
そして野の花好きの私

さてその4人の怒りは?・・・・

夏野菜

2009-07-11 23:10:06 | 山野草
雨が降ったり止んだりと
ズ~トはっきりしない天気が続いていた
湿度は高く蒸し暑く、家の中はジトジト

ところが昨日は午後から心地よい風が吹いて
そして今日も朝から晴れ、陽射しはそれほど強くなく
そこで来週予定していたジョガイモ堀を今日することに

雨が多いせいか
先週草抜きしたはずなのに

どれが野菜か雑草か
ジャガイモは半分だけ掘った

我が家の畑は野菜と草が共存?
そのせいか大きく育った草を抜いていると
ヤマアカガエルの子がピヨンピヨン逃げ出す
この野菜と草の伸び具合
隠れるのには最適かもね

ちょうどよい大きさに育ったジャガイモ
ところが夫は不満らしく
「小さいな~、ジャガイモようの肥料を買って撒けばよかったな~」

半分掘っただけなのに50キロはありそう
老夫婦2人
「これ以上おおきくして、いったい誰がたべるのよ~」

肥料は鶏糞、草木灰
農薬なしでも虫もつかず
上々の収穫です

庭に植えたキュウリもズゴーイ勢いで天を目指してスクスク伸びて
ナス、トマトほとんど虫は見かけない

虫がいないのかというと・・・けしてそんなことはない
なぜなら1日2回の日課・・・コップを持って一回り
コップの中に水を入れ「虫さんゴメン」といいながら・・・ポン
やわらかなオトギリソウの葉っぱ、ムラサキヤシオ、ヤマブドウの葉
ノイバラの新芽、そして萩の葉っぱまでボリボリ、ムシャムシャ
野菜よりもっと美味しい葉っぱが一杯ってことかな?

さて明日から3日友人、知人3のお供で南郷へ
今年はこれで5度目?・・・6度目かな~
ちょうど今クガイソウ、シモツケ、クサレダマがきれいだとか
花見はいつも楽しみだけど

夫に託す未熟児ちゃん
「注意事項を大きく紙に書いて貼っていく、私はいつもそうしている
あなたもそうしなさい」友人からのアドバイス
でもね~書くことが多すぎて・・・・

里山ガーデン

2009-07-10 22:39:17 | 人形
昨年の春に挿し芽したエゾミソハギ
今年はどれも立派に成長して花芽の咲きがピンク色になって
花が咲く日を待ちわびて・・・

やっと咲き始めた

山側で咲いていたクルマバナ
日照時間が短いせいかだらしなく伸びて
そこで数株池のはたに移植した
ところが競争相手が少ないせいかズンズンボサボサ伸びて
やっぱり野にある姿とは・・・ちょつとね~


1ヶ月前
挿し芽した10センチ足らずのヨッバヒョドリ
花は期待していなかったのに

気がついたら小さな蕾が

山ユリの種あっちこっちの鉢の中にパラパラと蒔いて

さてこれは何年たったのかな?

前庭の草むらの中で1本山百合が芽をだし
花を1つだけ付けた

これもこぼれ種からかな?

チダケサシが満開になったら
沢山のハチたちが
これもお気に入りの花なのか
来年はもっ増やしてあげましょう

トリアシショウマと同じくチダケサシもあま~い香りがすることを
ハチから教えてもらいました
何で今まで気がつかなかったの?

荒川流域に自生しているコウホネとか
友人から2株いただいた
池に植えたら葉っぱが溶けて・・・合わないのかな?
ガッカリしていたら

蕾が2つ上がってきていることに気がついた

池の中でポッカリ浮かぶカエルたち
見ているだけで顔がほころんで来るのに

ワ~気持ち悪い・・・・言う人も

こんなキュートな生き物のどこが気持ち悪いのか
まったく理解できません
時々カラスがやって来て、我が家の可愛いカエルを狙っている
ワンコはまったく役立たず
追い払うのはいっも私の役目
「隣の田んぼのカエルにしてよ~」


さて役に立たない我が家のワンコの寝姿は・・・いつもどうり

未熟児チャン

2009-07-09 06:14:53 | 花藍

未熟児で生まれたチャボのミーちゃん
今日でちょうど1週間
夫が作った孵卵器の中で
殻に小さな穴が開いているのを見つけた
雛の誕生をこの目で見ようと
孵卵器の前にへばりついて・・・ところがいくら待っても穴はおおきくならない
ニワトリ小屋でチャボが抱いていた卵の中に

ちいさな穴が開いたまま中で死んでいた雛がいた
これもこのまま死んでしまうのか?
とうとう我慢できなくなった夫が殻を割り始めた
細い声が聞こえるけれど「これはだめだな」そう言って
半分まで割った卵をまた孵卵器の中に戻してしまった

その後1時間ばかりながめていたけど
生きているような死んでいるような
今度は私が我慢できなくなって
残りの殻を取り除き・・・中から出てきた雛は
かろうじて息はしているけれど
今にも死にそう

死んだら小屋の脇に埋めてあげよう
そんなことを考えながら眠った
次の朝1番に孵卵器をのぞくとグッタリと横たわる小さな雛
「やっぱり死んでしまったか」

夫に埋めてもらおうと雛を取り出すと・・・かすかに動く「まだ生きている」
死んでいるようで生きているそんな状態が1日中続いた
次の朝・・・「もうだめだろう」
ところがヒョッコヒョッコと歩き出している
手のひらに乗せるとスゴークちっさいどうみても未熟児
はたして無事に育つことができるのか?

前の日に生まれた雛、未熟児の後に生まれた雛と一緒に
ヒヨコ電気の入れてある箱に移して様子を見ることに
数日後あまり暑いのでヒョコ電球を切ってそのまま寝てしまった
朝になって未熟児チャンだけグッタリ元気がない

「しまった」・・・急いで孵卵器の中に戻し体を温め無事回復

次の日お使いに行って孵ってきたら
箱の中に入れてある水、
深さは5,6ミリ大きさは6,7センチの器の中でおぼれてた?
羽はびっしより、またまた元気がなくなって
急いで孵卵器の中へ・・・・

も~ダメ・・・も~ダメ、ハラハラしながら1週間が過ぎた

野鳥保護をしている友人
ツバメ、スズメ、キジバト、オナガetc
巣から落ちた雛、怪我がをした鳥
「30年間世話をしてきたけれど2週間なんとか生き抜ければ大丈夫」


あと1週間なんとか無事に育ってほしいな~



ミズオオバコ

2009-07-07 23:52:55 | 山野草
カキツバタ、
スイレン

コウホネ

ハス

栽培している知人の田んぼで
ハスの花が咲く頃に
ミズオオバコの花も咲くと聞いたので出かけて見た


広い広い田んぼに毎年見事に紫色のカキツバタが咲きそろう
ところが今年は花の姿はポッポッ、パラパラ
葉っぱも黄色くなって元気がない
ところどころ空き地になったところまで
「どうしたの?」
「あんまり草が生えたので除草剤を撒いたら、カキツバタまで枯れてしまった」
「あたりまえでしょう~」
「お客さんから次々注文がはいっても花がなくて困っちゃうよ~」

園芸用のカキツバタなので年に3回花を付けるとか
「9月になればだいじょうぶバッチリ回復するからね」
「ほんと~?・・・」

除草剤をふった水田なのになぜかタニシはゴロゴロ。カワニナもコロコロ
カエルはピョンピョン
ヒルムシロ、コナギ、オモダカがビッシリ
そしてレッドのタヌキモ、イチョウウキゴケ、ミズオオバコ
何年か前は紫色のきれいな花も咲いていたとか
今では栃木での確認はわたらせ遊水地だけというミズアオイかな?
そしてわからない水草も何種類か
「除草剤をかけたのになんでこんなに色んなものが残っているの?」
「ここは源流近くの水田だからアットいうまに流れてしまうからかな?」
「ドジョウだってホタルだっているよ」

広い田んぼの畦をを歩きながら
「商品になる花以外はぜ~んぶ雑草、抜いて捨てる」
「抜いて捨てるときは教えてね、拾いに来るから」
「紫の花が咲くようになったすぐに電話ちょうだいね」
おじさんの大切な物はハス、カキツバタ、コウホネ、スイレンの4点だけ
私の大切な物はその他の雑草

ミズオオバコはまだ葉っぱがのび始めたばかり
「1週間後にまたおいでよ、そのときはきっと白い花を付けてるよ」
「み~んな雑草」と言いながらちゃんと花の確認してるじゃない
イチュウウキゴケだって「昔は沢山あったのに消えてしまって、ところが
今年はこことここの水田に出てきたんだよ」・・・うれしそうに言っていた

お米を作る水田と違い、使う薬は弱いとかそれに使う回数もズ~ト少ないとかで
色んな水草、色んな生き物が住む水田
何度通っても新しい発見があって楽しいな~