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野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

自然のパワー

2008-05-31 06:46:22 | 山野草
20代の後半、長野を旅行中に初めて膀胱炎になった
途中の薬局に駆け込みウロナミンという薬を薬局の人に薦められて飲んだ
初めて飲んだせいか、スゴーイ即効性、すぐに症状は治まった
説明書もよく読まず、症状がとれたとたんに薬をやめた
それからは疲れたり、体調を崩したりすると
膀胱炎に度々なるようになってしまった
ウロナミンを買って、症状が治まると、飲むのを止めて・・・
そんなことを繰り返していたら、そのうち薬が効かなくなってしまった
初めて医者に行って、薬を貰ってきたけれど
医者の薬も利かない、強い利尿剤も飲んだけど効き目は初めだけ
その時、1週間に1度来て貰っていた自然食のおじさんに相談したら
知り合いの漢方医の先生?から
極秘文章とか書かれたものをコピーして持ってきてくれた
そこには病気の症状に合わせた野草の名前が書かれていた
かならず4種類以上の草をブレンドとも書かれていた
それから私の野草茶作りが始まった・・・


自然保護のボランテアーに参加するようになって知り合った
今は亡き小越先生、野草の専門家
母が首のところに蕁麻疹ができそれが痒く
医者から薬を貰ってきたけど痒みが取れないとか
そこで小越先生に相談
季節は冬、「枯れた蓬の根元を探せば小さいけれど
新芽が出ているはずだから、それを摘んですり鉢で擦って
その青汁ををつけてごらん」
言われたとおり、父が作って数日青汁を塗ったら
痒みは収まり、母は喜んだ

雑草と呼ばれる野の草が秘めてる不思議な力を
私は益々信じるようになった

15,6年前、友人が自然農法とかで農薬、化学肥料を使わない米作りを始めた
そこで田圃の草取りの手伝いに
田圃の周りの水路には沢山の生き物達が住んでいた
素手での草取りは手が荒れるのではと思っていたら
なんと手はツルツルに・・・

自然界は不思議なパワーが溢れてる






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レッドデーターブックとは

2008-05-30 08:33:59 | 山野草
友人達が20年もの歳月を費やして
残った自然
都会と隣接しているにもかかわらず
素晴らしい、懐かしい自然空間
そこにバイパス計画が着々と進行中
新聞が何度も取り上げ・・・花マニアに知られることとなった
遠い東北、都下からおじさんたちが花を見にやってくるという
立ち入り禁止地域の看板も鎖もなんのその
恐れていたことが現実となった・・・友人からメールが届いた

いったいどうしたらいいのだろうか?

最近、花の盗掘には目に余るものが・・・・
当地の回りでも急速にヤマユリが消えている
そして盗掘跡の穴が

林縁、田圃の畦、
夏になるとヤマユリが咲き乱れていた
10年たった今何分の一、いや何十分の一へと・・・

国も県も税金を使ってレッドデーターブックを作っても
それを保護し、残していこうという姿勢はまるでなし
それでは花マニアにとって
数少なくなった花、、貴重な花のマニアル書
いったいなんの為のレットデーターブック・・・なんだろう?




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沈黙の春へ

2008-05-29 07:36:18 | 花藍
「最近の除草剤は田圃の生き物は死なないよ」おじさんが言っていた
ほんとかな?・・・気になって
次の日、田圃へ行ってみた
朝から陽射しは真夏日
車から降りると甘い嫌な臭いが漂っている

田圃の中ではオタマジャクシが白い腹を見せて沢山死んでいた
生きているオタマもいたけれど・・・ショック

「今年は国際カエル年。世界的に減少傾向にあるカエルを絶滅の危機から守ろうと、上野動物園など都内の4動物園・水族園は今月、共同で「国際カエル年活動宣言」を公表し、ノアの箱船にちなんだ“カエル箱船計画”を始動させた」
・・・とのことだけど

こんな源流の谷津田の田圃でさえ生きていくことが出来ないなんて
側溝はコンクリートになって、その上、田圃の中干し、農薬、気温の乱高下
まだ辛うじて、夜になると周りの田圃からカエルの声は聞こえてくるけれど
音量はグ~ンと低下
カエルの声の消えた春、夏はもうすぐやってくるような嫌な予感

裏山へ登っても数年前にはにぎやかに鳴いていたハルゼミの声もナシ
気になって調べたら、これもどうやら全国的な傾向らしい
栃木県ではなんと絶滅危惧種Cランクになっていた
調査は平成5~11年にかけて
減少は十数年まえから始まっていたとは

ツバメの減少も十数年前から?
近くのファミリーマート。軒先にツバメ、イワツバメの多量の巣
一体幾つあるのかと端から数えたけれど
あまり多くて30幾つを数えたところで止めた
ところが年々減って・・・今年はたった3個に
ゼロになる年はもうまじか?

ここ十年で生き物達の減少は加速度的に進んでいる

こんな時代になっても
道路造りに情熱を燃やす人たち・・・
その情熱とお金
環境悪化をとめる為に使ってほしいと思うのだけど・・・
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田島のアヤメ

2008-05-28 22:32:57 | 山野草
6年前、田島の草原から待ってきた2株のアヤメ
小道の真ん中で車に引かれてペッタンコ・・・なっていた
その年には花は咲かなかったけど
翌年には沢山の花が咲いた
ところが植えたところが気に入らなかったのか
そのうち姿が見えなくなって

ところがこぼれ種で芽が出て
それが4年経ったら大きな株になった

こぼれ種、3年目のアヤメお花は2輪
さて来年は・・・無事に大きく育ってくれるかな

朝から日差しが強く
手を抜いて、散歩は隣の河原へ

ワダチの上をトボトボト足取りは重く?

道沿いはイネ科の植物だけ、花の姿は無く
私の足取りもトボトボ
やっぱり手抜きはいけません

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散歩

2008-05-26 21:29:38 | 山野草
いつものように河原に散歩


ピン、セブン、ウサギのように飛び跳ねて


メタボのホクちゃん、ウサギのようにとはいかないで
首をフリフリ、張子のトラのように・・・


2,3年前には見かけなかったハルジオン、とうとう野芝の中にも侵入
小さかったアカツメ草、株が大きく育って、目立ち始めた
田圃の畦も休耕田もハルジオンだらけ
河原だけはまだ大丈夫と思っていたのにな~

散歩のついでに
4月下旬我家の池にカエルの卵塊はたった一つ
ところが4月とは思えないような暑い日が続いて
卵は死んでしまった・・・オタマのいない池は寂しいよ~
そこで裏の田圃へオタマをとりに・・・

谷津田の一番上の田圃でオタマジャクシを取ってたら
田圃の持ち主のおじさんが除草剤を持ってやって来た
「除草剤を撒いたらオタマ全部死んじゃぬの?」聞いたら
「今の除草剤はオタマもドジョウも小魚も死なないように改良されているからだいじょうぶだよ」・・・とのこと
でも今は小魚もタニシもドジョウもいない、
住んでいるのはオタマとアメンボだけ
素掘りの水路がどこも側溝になって田圃から生き物達の姿が消えた
農道沿いの4枚のおじさんの田圃、
その農道も近いうちにアスファルトになるとか
「林道も農道もみ~んなアスファルトになって、
それがすこしずつ大地にしみ込み水を汚す、だからほんとに綺麗な水なんて
どこにもないさ」「洗剤の小川への垂れ流しそれが田圃にノロがすぐ張ってしまう
原因さ」
一番上流に位置するおじさんの田圃ですらもきれいじゃない?
「もうどうしょうもないね、田圃の中には除草剤の効かない雑草がどんどん入ってくるし」
「30年前はね車が入れる林道なんて無くて、前の山の岩場にはウチョオランが
見事に咲いていたんだよ、ところが道が出来て車が入れるようになったら、アッというまに1本も無くなってね」「うちの田圃の畦に生えていた山ユリだってとうとう1本も今年は無くなったよ」
おじさんの田圃の隣の雑木林毎年カタクリが咲くのを楽しみにしている
ところが今年はカタクリを抜いた穴が幾つも空いていたという
だ~れも知らない秘密の場所だと思っていたのは私だけ?
「何もかも持っていかれ、これから益々悪くなると思うよ」

網をもってルンルン気分でオタマとりをしていたのに
なんだか悲しい気持ちになって・・・

それでもおじさんの田圃は1番お水のきれいな源流
秋になったらお米買いに行くね・・・
屋敷林に囲まれたおじさんの家には雑草にまぎれて沢山の花が咲いているとか

訪問は秋まで待てないかも・・・ね




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野草茶と山ツツジ

2008-05-26 06:06:56 | 山野草
手作りの野草茶作り
ベースはスギナ、ヨモギ、カキドウシ、プラス気分しだいで熊笹、お茶、ビワetc・・4種類をブレンド
今年も1年分の野草茶作り

車の屋根


廊下
摘んだ野草を干して、今年はバラの花びらも・・・


乾いた順にストーブの上で炒って、

それからフードプロセッサーで細かく粉砕・・手間暇かかる作業だけれど
お茶の葉を手もみしていると手のひらはすべすべに
ヨモギやカキドウシを炒っていると部屋の中は
野草の良い香りに包まれる
出来上がった野草茶を瓶や缶に詰めながら
色も香りも素敵・・チョツト幸せな気分に

午後、花友達がやってきて
さっそく八方へ花見へ・・・

ミツバツツジからヤマツツジへと入れ替わり


元牧場の中にもヤマツツジ点在


山奥へと続く小道も


湿原へと続く小道も・・・湿原の中は春リンドウが満開

高い山のヤマツツジは色が深い

一つ摘まんで噛みしめたら
口の中にジュワーと酸味が・・・
懐かし~い
カタバミと同じ味・・・でした。


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里山ガーデン

2008-05-23 07:06:10 | 山野草
晴れると早朝から強い陽射し
テレビをつけると、28℃紫外線強い、29℃紫外線非常に強いetc・・・
そして天気予報士のお姉さんが
「今日は晴れて気持ちの良い1日」・・なんて言っているのを聞くと
まだ5月・・・ということを忘れてしまう
蕾だったナニワバラはいっきに開いて次の日には散り

サンショウバラも満開になって


アヤメが咲いて


その後にノハナショウブが咲いて・・・のはずなのに
今年は一緒に咲いている


伸び始めたノギク類の頭が垂れて
いったいどうしてなのかと思っていたら
原因はキクスイカミキリ
頭の先がちじれてしまうのは?
原因はいまだわからず・・・


昨年はワサワサ伸びていたカントウヨメナ
今年は赤茶けて伸びは悪く・・・


オニタビラコはヒョロヒョロと茎を異常に伸ばしている
まるで違う花姿


ノイバラにビッシリ付いたアブラムシ
テントウムシの飛来を待ち続け・・・ほんの数匹やってきて
アブラムシ多すぎて食べきれないよ~

賑やかだったウグイスの声も
今年は初鳴きを数度聞いただけ
夏の準備も出来ないうちに突然夏がやってきて
これでは自然界・・・おかしくなるのはあたりまえ・・・だよね



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河原の散歩

2008-05-20 12:42:28 | 山野草
キンポウゲの咲き乱れる河原へ

花の中を

はし~る

トネハナヤスリのハナも

走る、走る

ピンも走る

はしる~

オカオ車の花も咲いて

つかれたよ~

も~帰ろうよ~

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里山ガーデン

2008-05-19 06:10:10 | 山野草
オオウマノアシガタ

ウマノアシガタの花姿に良く似ているけど花は大きくあでやか
我が家の小川沿いに数本・・・始めて花をつけた時
図鑑を調べても、花屋さんに聞いても、名前がわからない
気になりながら過ぎた1年目の春
翌年栃木のレットデーターを検索していて・・・
栃木県の絶滅危惧種Bランクのオオウマノアシガタ

今では庭の一角で見事に群生

昨年平地エリアにいいかげんに400枚の野芝を張った
去年の5,6月は雨が降らず張った野芝の3分のⅠ位は枯れてしまったけれど
それでも今年は雨が降って野芝はワサワサ伸びてその間から

ノミノフスマ、カタバミの花

ニワゼキショウ、北アメリカ原産の帰化植物だけど
子供の頃から見慣れた花・・・ということで
抜かずに残しておいたら、スゴーイ勢いで増えていたのに
なんだか今年は様子がチョツト・・・・程よく色を添え

小さい花なのに目を引かれるオオヤマフスマ

ハハコグサの黄色、カタバミの黄色、ノミノフスマ、オオヤマフスマの白
やっぱり日本の花色はすてきだな~

オカオグルマが2芽でて、1芽花を付けた
毎年種を集めては庭のあちこちに・・・パラパラ
発芽したものか?それとも移植したものか?
我が家の周りの河原や土手でよく見かけるオカオ車とはちょつと違って
葉っぱは細め・・・
さて何処から持ってきた種、苗?



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久しぶりの釣り

2008-05-16 07:56:58 | 山野草
釣りへ行こうと話しが決まって
雨が止むのを待って
東古屋のダム湖へ
以前日光の帰り、立て看板を見て、どんな湖なのか見てみたく
山道に入ったけれど、たどり着けなかった
人工の湖ということで期待はしていなかったけれど

温度差が大きいせいか、湖の中の島もほんのチョツト緑
釣り人が多すぎるせいかダム湖の周りは踏み固められて草も生えていない

芽生えたメマツヨイ草の頭はいじけて
その上入漁権は3000円
色々な魚を放流しているとか
これでは釣堀のほうがましということで
寺山ダムへ移動
カルガモ、カイツブリetc・・・
鳥の声を聞きながら、周りの景色を眺めながら・・・環境は良いけど
足場が悪い、そこでまたまた移動
八方ヶ原の人工湖へ・・2年前、湖を干したので魚は期待できないけれど


釣り環境はグー


ミツバツツジが咲き始め、白ヤシオの花もパラパラ
ヤマツツジの蕾みは赤く色ずいて


巨木のミズナラの根元で


水面に花姿を映しながら


湖の1周、林道沿いでも


春リンドウもポツポツ咲いて


以前は花を踏まずには歩けないほど咲いていたのに
花数はグーンと減った


湖の近くの鳥居、芽吹き包まれて

湖の中にはたくさんのオタマジャクシ
ところがウキはピクとも動かない
暫らく景色を楽しんで、またまた移動


途中の沢で釣り名人の知人が素手で30センチはありそうな岩魚をゲット
コンクリートの堰だらけの沢
魚なんているはずないと思っていたのに
苛酷な環境を生き抜く魚
再び水の中へもどしてあげた


初夏に蛍舞う沢へも
ここも上流に数年前、巨大堰が完成
下流の堰の溜りでヤマメの姿確認
細々と生き続ける魚達
なんだか哀れで釣り糸を垂らす気分になれないよ~

結局我が家の隣を流れる箒川へたどり着く

カワムツしかいないことは確認済みなのに・・・
ここで知人2人は釣り糸を垂らして・・・
ニワトリの餌を期待したけれど
カワムツも釣れず・・・

いかに川は危機的状況になってしまったか
再確認するための一日でした・・・


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